偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
これで言うと、以前の私はとても付き合いがうまかった。人を”ゆるして”いたからだ。しかし、私は理解していなかった。『赦す』と『許す』の意味の違いを。『赦す』というのは、罪を帳消し、リセットするとか、免除するとか、やり直せるとか、そういう意味合い、つまり『愛』のような感覚である。『許す』というのは、認める、承認する、良しとするなど、そういう意味合い、つまり『許可』のような感覚である。
私が当時人に対してやっていたのは『許す』ことだったわけだが、彼らは、罪を犯していた。それを『許して』しまう人生には、悔いが残る。それを理解していなかったのだ。彼らが罪を認めて悔い改めれば、もちろん『赦す』だろう。別に私に赦される必要もなく、彼らは赦されるのだ。
だが、罪は許されない。それが真理である。『罪』というのは、ヘブライ語が語源で、紐解けば『的を取り違える』という意味に辿り着く。自分の欲望を間違った方向に向けてしまった彼らは、罪を犯したのであり、それは許されることではない。
それなのに私は『許して』しまっていた。その代償として、『気さくで話しやすく、気立てが良くて融通が効き、面白くて可愛らしい存在』の印象を得ることが出来た。だから当時は、今よりも人づきあいが良かった。しかし当然、それはなれ合いだった。
フロストの言葉は、おそらく私が言うよりも深い部分は突いていないだろう。単なる『人付き合い』の話だ。そして確かに、その通り。人を許せば、人は喜ぶ。存在を認められて悪い気がしない人間はいない。かつての私の悪友の様に。
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