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アナトール・フランス『人生の真実は、美味で、恐ろしく、魅力的で、奇怪、甘くて、苦い。そしてそれがすべてである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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目次

考察

人生はもちろん、美味で、魅力的で、甘い。そしてそれだけじゃなく、恐ろしいし、奇怪だし、苦い。それは、誰しもが、経験しているからすぐに理解できることだ。では、片寄っている人はいるだろうか。どちらか一方の印象しかない人はいるのだろうか。美味で、という側の印象しかこの世に持っていない人は、ただの『鈍感』である。

 

by吉行淳之介

 

恐ろしい、という側の印象しかこの世に持っていない人は、ただの『ナルシスト』である。

 

byブッダ

 

聖書の『伝道者の書 5章』にはこうある。

『見よ。私がよいと見たこと、好ましいことは、神がその人に許されるいのちの日数の間、日の下で骨折るすべての労苦のうちに、しあわせを見つけて、食べたり飲んだりすることだ。これが人の受ける分なのだ。実に神はすべての人間に富と財宝を与え、これを楽しむことを許し、自分の受ける分を受け、自分の労苦を喜ぶようにされた。これこそが神の賜物である。こういう人は、自分の生涯のことをくよくよ思わない。神が彼の心を喜びで満たされるからだ。』

 

聖書

 

『骨折る労苦』=『苦い体験』。

『美味しい食事』=『苦い体験をすることが条件』。

 

例えば、いくら寿司が好きだと言っても、2週間連続で寿司が出たらどうだ。嫌気がさすだろう。それは『苦い体験』になる。しかし、最初は『寿司が好き』と言っていたはずだ。それは、『なかなか食べられないから』であり、『その食べられない間に、我慢していた』。それは『苦い体験』になる。つまり、この世は混沌としている。善玉菌と悪玉菌が腸内に混在している様に、『聖性』と『魔性』、『善』と『悪』、『光』と『闇』が共生、あるいは対立しているように、我々は、その混沌とした矛盾の要素の、一部に過ぎない。

 

『負』があるから、『正』があるのだ。『負荷』を負うから、『価値』を見出すのだ。では、混沌とせず、どちらかに片寄るとどうなるか。アナトール・フランスはこうも言っている。

 

人間は実に、理不尽で自分勝手な生き物である。複雑で、いい加減で、そしてどこまでも愛おしい。我々はこの人間として生まれた以上は、この世の全てを受け入れて理解し、そして最期まで人間を生き貫きたい。

 

 

 

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