キリスト教の礎 イエス・キリスト
目次
内省
私は、とある類稀な場所で生活をしていたことがある。かつてキリスト教や仏教が生まれた2500年も前の時代も、身分差別や奴隷制度が当たり前の様にあった。そういうことを経験している人間ならわかるが、そういうことをどう処理していくかは、人間にとって極めて重要な試練だ。
目の前に地獄のような光景が広がっている。その中で、人生を生きていく価値を見出さなければならない。それは至極困難の様に思える。しかし、こうは考えられないだろうか。
(どうせ死ぬ。何をやっても、やらなくても。だとしたら、何か他にやり残したことはないだろうか。せめてそれをやってから死のう。)
もしかしたらそれをやれば、あるいは新たな道が切り開かれるかもしれない。どうせ死を覚悟したのなら、最後にそれをやってみてもいいだろう。やらずに死ぬよりは、ずっといい。むしろ、なぜ『幸せに生きていける』と思い込んでいたのか。その思い込みがあったから、その状況に憂いているのではないのか。
ナポレオンは言う。
自分の人生が、待っていれば幸せになると思っているなら間違いだ。自分の人生は、自分で切り開くものなのだ。たった一度の自分の人生で、自分にしか生きられない道を歩き、自分にしか出せない答えを探す。それが、この人生である。
参照文献
聖書
マテオによる福音書 第5章。関連する『黄金律』
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