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ウィリアム・アーネスト・ヘンリー『人生は、私たちが人生とは何かを知る前にもう半分過ぎている。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

W.E.ヘンリーと称される彼の詩は、ネルソン・マンデラの自伝映画『インビクタス/負けざる者たち』を観た人は必ず目にしているはずだ。劇中でマンデラが繰り返す「我が運命を決めるのは我なり、我が魂を制するのは我なり」は、このW.E.ヘンリーの詩「インビクタス」の一節。ヘンリーは幼少期に骨結核にかかり、十代で片足を切断。この詩は不運にみまわれたわが身の魂の救済を求めて書いたもの。どんな運命にも負けない不屈の精神を詠っている。囚われたマンデラは獄中でこの詩を読んで、自分を奮起させたのだ。

 

この言葉は、私にとっても非常に思い入れの強い言葉で、始めに出会ったのは13年前、18歳の頃だ。私は、人の言う通りの人生を生きたくないという、型破りな人生を好き好んで生きる人間の為、この言葉や、あるいはゲーテのこの言葉通りの人生を送るのが嫌だった。

 

 

そして私はW.E.ヘンリーや、ゲーテの言う通りの人生を送るのが嫌で、会社と、このサイトを20代で立ち上げた。日本の世界遺産も全て行ったし、富士登山もやった。『知性』とは縁のない10代、20代前半だった。だが、彼ら偉人の言葉に出会い、長い間心の片隅に棲みつき、言うなれば『種』を植え、時間をかけて花開いて勇気を与えてくれたことに、私は感謝の気持ちしかない。

 

『人生は、私たちが人生とは何かを知る前にもう半分過ぎている。』

 

これらの言葉があったからこそ、私は自分の人生を人から言われる前に、環境によって強制される前に、一歩前へ踏み出すことが出来ているのだ。この類の言葉を最後の一呼吸まで重んじて生きていくことが、『面倒だ』と思っているのであれば、それはただの思慮不足だ。私の思慮不足の時代と同じ発想だからだ。実は、それを念頭に置いて人生を生き貫いた方が、はるかに楽しい人生を生きていくことができる。それを理解するためには、まず思い切り人生を生きてみなければならない。そして、『楽』と『楽しい』は違うということを理解することがカギとなるだろう。

 

 

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