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レオナルド・ダヴィンチ『同じ眼でながめた対象が、あるときは大きく、あるときは小さく見える。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

錯覚を利用した絵や部屋などがあるだろう。

 

錯覚

 

遠近法等を利用して、まるで人間のサイズを変えてしまう様に見せる、あれである。『カニッツァの三角形』とは、

 

画像

 

イタリアの心理学者、ガエタノ・カニッツァが発表した図形だが、人間は、物理的に存在しないはずの三角形を、こうした図形の中心部に見てしまう性質を持っている。脳にはもともと実際に見えないものを自らが補う、という働きがある。存在しない三角形が見えてしまうのも、そうした機能が働いているからだと言えるのだ。

 

人間の脳とは、実に複雑で繊細なプロセスを経てはじめて、物を認識しているということがわかる。そう考えると、自分の心のパロメーター一つで、目に見える世界や形が変わって見えてしまうのも、うなづけてしまうのだ。

 

脳

 

私も今よりもうんと精神が未熟な頃、何かあればすぐに親の下へ泣いて駆け寄っていた頃、よく、怪奇現象を見た。怪奇現象といってもお化けの類ではなく、精神的なもので、音が大きく聞こえたりして、感覚や精神のコントロールが出来なくなり、それに支配されたままになってしまう、というものである。

 

それから10年ほど経ったとき、疲れた時にまた同じようにその現象になりかけたのだが、『意識して支配する』ことを意識すると、みるみるうちに、その状態が解け、通常の精神状態に戻ったのである。何なら、あえてその状態になってみせ、その感覚を楽しむ余裕さえできた。『金縛り』も、脳だけが覚醒して身体は寝ているという状態だが、それに近いものだったと言えるだろう。

 

そういう風に、精神状態いかんによって、見える景色が違うのだ。このことについてじっくりと考えた時、ある一つの見解が見えて来るはずである。自分の身の回りで起きたことは全て、自分の責任にあるのだ、と。まさかここまで考えて『アウトサイド・インだ』と言うわけではないだろう。見るべきなのは以下の黄金律だ。

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『同じ眼でながめた対象が、あるときは大きく、あるときは小さく見える。』

 

また、この言葉はこういう解釈もできる。分析心理学の創始者、ユングは言った。

 

この世には『相対性』があるということである。これがもし『絶対性』しかないのであれば、ダヴィンチのいうこともユングのいうことも、もちろんアインシュタインの言うことも全て嘘になってしまう。そう考えると、見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

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ある人に『小さい』と揶揄されても、ある人には『大きい』と高く評価されることがある。まるで『みにくいアヒルの子』だ。そう考えると更に付け加える黄金律はこれだ。

 

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もし自分に劣等感を覚えているのであれば、それはいらぬ心配である。

 

 

 

 

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