偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
ゴッホは言った。
これらを考えた時、『愛する対象の範囲』が浮き彫りになるわけである。愛すべき対象は、自分の恋人や、身内だけなのか。あるいは、人間だけなのか。それで本当のいいのか。そういうことを考えさせられるわけである。ゴッホやラッセルの言葉を聞くなら、『いや、それでは人間本位だ』ということになる。人間ではなく、自分の好きな動物でもなく、この世にある一切の森羅万象を平等公正に愛すべきである、と。
もちろん、愛するといっても、肉体関係を持つということではない。『気に掛ける』ことでも、そこには愛があるのだ。宮崎駿は言った。
今は、人間の都合のいいものだけが自然だと思われています。蚊やハエは要らないものだから自然ではない。殺したって構わないんです。でも、そのような人間中心主義的な考えは根本的に間違いだと思います。人も獣も木々も水も、皆等しく生きる価値を持っている。
この様な視点を持てるかどうかだけでも、人として価値が全く違う様に見受けられる。
トルストイは言った。
それに、トルストイの言うように、愛する範囲がこの上なく広ければ、自分の命は、この上なく躍動する。遠い異国の人のことで笑い、切磋琢磨したライバルや、足を引っ張った敵の為に泣く。生物多様性が守られ、木々が累々と生い茂り、地球が青々とするだけで、感動出来る。一切の森羅万象を分け隔てなく愛するということで、結果的に自分の心が、虚無に侵されないのだ。
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