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盛田昭夫『会社へ出てきた以上は、毎日が競争なのである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

『できることなら競争を避け、和気あいあいでいきたい気持ちは誰にでもある。しかし、自由経済の会社である以上、競争があり、競争するなら勝たねばならない。会社へ出てきた以上は、毎日が競争なのである。これをよく頭の中に叩き込むことが大切であろう。』

 

誰だって、いがみ合いや競争はしたくない。

 

 

言い争いも、不和も、確執も生み出したくない。だが、競争しなければならない。例えば、100m走をするなら、勝敗や順位をつけなければならない。人の基本的人権や価値は変えてはならないが、しかし、社会制度が蔓延しきっている以上、その競争に勝ち抜いた人間だけが、価値のある質の高い生活を送ることが出来るという、決定的な事実がある。

 

2015年現在、今でも世界のスラム街では、『便所でした排泄物が、そのまま外のダクトを通り、川に落ちる』というシステムが常識的であり、劣悪な異臭のする、ゴミが散乱した混沌とした街で、6畳のスペースで人が12人暮らして、『これでも良くなった方』と満足げに話す人が存在しているのだ。

 

 

マザー・テレサ的発想で、

 

私は、価値のある質の高い生活が、お金と密接に関係しているとは思えません。

 

と言ったところで、

 

じゃあお前、金を全部スラム街の人に配って、そこで文無しで生活してみろよ。

 

と言われて終わりだ。拝金的に生きるという意味ではなく、お金というものは、社会の競争というものは、このようにして人間の暮らしに根強く浸透していて、蔓延しているのだ。それを知っているはずだ。知らないとは言わせない。見て見ぬフリをしているか、あるいは心の中で、

 

(俺は私は、せめて自由に生活できるぐらいの安定した収入が欲しい)

 

と思っていて、自分のエゴを満たすことを当たり前かの様に、初期設定として念頭に置いて、日々を生きているはずだ。だとしたら、知っているはずである。毎日が競争だという事実を。

 

ままごとではないのだ。もし、お金を得て、その使い道に迷ったのなら、その時、そのお金をどう使うかは自由だ。しかしそれまでは人間は皆、今日、明日を生きる為に、今与えられている環境で全力を尽くして、生き残ることを考えるはずである。それはつまり、生き残りの競争であり、サバイバルだ。

 

 

 

 

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