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モーセ『隣人の妻を欲してはならない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

※『モーセの十戒』である。

 

これも、『隣人に関して偽証してはならない。』と同様の、『隣人』の考え方である。

 

  1. 『殺してはならない。』
  2. 『姦淫してはならない。』
  3. 『盗んではならない。』

 

と同じだ。ここにある背景たる構造は、単純かつ複雑で、結局単純なものである。

 

 

『真理(神・愛)から逸れれば逸れるほど、虚無に近づく』ようになっているのだ。

 

『姦淫してはならない』というのは、『不倫行為』のことを言い、夫婦の営み、愛の育みによって、子供を授かることの一連を言うのではない。従って、この『隣人の妻を欲する』という行為は、その不倫行為なわけだから、戒律の重複である。だが、単なる重複だけで終わらせるわけにはいかない。考えるべきなのは、以下の事実である。

 

日本文芸社『脳とカラダの不思議』にはこうある。

一般の動物は、育てやすい季節に出産を行えるように発情期というものが脳の中にプログラミングされているが、人間の場合はいつでもセックスが可能だ。これは、脳の中の大脳皮質が深く関係している。生殖に関するメカニズムを担っているのは脳幹にある視床下部であるが、人間の場合は大脳皮質の前頭連合野も性行動に深く関係している。もし、視床下部だけに性行動が支配されているとしたら、人はひたすら欲望の赴くままにセックスを求めて、社会的な秩序はあっという間に崩壊してしまう。

 

『そうは言っても浮気や不倫の現象が起きる』、『そうは言っても他人の恋人や伴侶に性欲を覚える』、そういう事実があるからこそ、人間は混乱する。しかし、これらの事実を見た後であれば、話は変わっているはずだ。

 

頭の中で、違う異性に気を奪われた。しかし、自分の心に問いかけた。本当に好きなのは誰かと。そしたら、自分の妻(夫)だった。それでいいのだ。それ以外は、偽善だ。脳のつくりがそうなっているのだから。そしてそんな時、この十戒の戒律が断固としてそこに存在することで、その心の動かし方に、確固たる規範が伴う。

 

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