偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
この話はあまり簡単ではない。いや、真に受けるだけなら、簡単だ。
うぬぼれる奴=愚か者。
こういう図式を納得することは容易だ。しかし、まず、『自惚れない』ということ自体が、簡単ではない。だからこそこんなにも多くの人間が、自惚れている。
そしてまだある。ラ・ロシュフーコーは言った。
うぬぼれた。さしずめそれは、メーターで見るところの、『緑と赤の間の距離』の満喫である。
いわばそれは、現実ではない。妄想である。しかし、極めて多くの人間が『妄想で楽しむ』ことがあるように、妄想とは、時に現実のストレスを緩和させ、心身を健康体に調節する、ある種の命の洗濯である。それに、自己効力感、アファメーション、セルフマネジメント、鼓舞、奮起、こういった言葉に置き換えてみると、そのうぬぼれは、『過信』ではなく、『自己管理』ということになる。そこで管理した自分の精神が、それによって昇華していく、というケースもあるわけだから、簡単ではないのだ。
私も基本、うぬぼれた人間が大嫌いである。しかし、ここで挙げた自己管理能力というものの実力の甚大さはよく知っている。私には、これらのテーマ自体が、とても緻密に構成された『歯車』に見える。
一歩でも間違えれば『単なる愚か者』となり、全ての歯車を調整することが成功すれば、甚大な力を手に入れる。そういう印象を強く持つ。
鉄鋼王、アンドリュー・カーネギーは言った。
『自分は生まれながらに他人を支配する人間だと密かに自分に言い聞かせることによって、人間は計り知れない力を身につけることが出来る』
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