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ヘロドトス『平和なときは父が子によって埋葬され、戦争のときは子が父によって埋葬される。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

もちろん、それ以外にも子が父によって埋葬されることがあるし、その『父』がいないというケースもある。だからこの言葉を丸々鵜呑みにするということではなく、この言葉が何を示しているのか、あるいは、ヘロドトスが息をした紀元前480年という時代、つまり2500年も前の時代に何があったか、どのような光景が広がっていて、どのような常識が蔓延していて、その時ヘロドトスはどう思ったのか、ということを考えたい。

 

 

戦争に限らず、子供が親よりも先に死んでしまうことは、悲しい。私の周りにもたくさんそういう人がいるが、彼らは往々にして、病んでいたり、宗教を持っていたり、負に侵されていて、その『足枷』を引きずって生きている印象を受ける。

 

しかし、本当にそのように『悲しい』とか、『引きずる』とか、その様な考え方で人生を生きることは、好ましいのだろうか。私の部下も幼少の頃に兄を事故で亡くしていて、私自身も物心つく前から、両親にクリスチャンになることを強要されて生きたが、我々には間違いなく、彼、彼女らの『負の要素』に侵され、黒く染められた部分があるのだ。

 

 

一人は、法律を破ってでも自由になりたいと願って道を踏み外し、一人は、(自分は何をしても許されるんだ)という傲慢不遜な甘えた馬鹿に育った。

 

ヘロドトスとちょうど同じころ、紀元前460年頃に生まれた、仏教の開祖、釈迦、

 

つまり、ブッダは言った。

ブッダ

 

つまり、

『人は生まれた瞬間から衰退しているのだから、生きる、老いる、病む、死ぬということは最初から決まっていたこと。当たり前のこと。それがわかっていれば無駄な苦しみはないはずだ。あるのなら、そこにあるのは『執着』であり、執着とは、人間の心に寄生する、間違った心の在り方である。』

 

戦争や、早すぎる死や、理不尽自体が間違っているのか。それとも、それら『多様性』を受け入れられない人間の心が間違っているのか。私もこのテーマについては、常々考えているところである。

 

 

 

 

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