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ベートーヴェン『25歳。それは男のすべてが決まる年だ。悔いを残してはいけない。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

この言葉をチョイスしたのは、とても奇遇だったからだ。私が人生で、思い切った決断をしたのがちょうどその年齢だった。中学時代から長い間つるんできた悪友たちに、小冊子を作って、今までのこととこれからのことを、考慮してもらうことにしたのだ。普通、女性の仲良しだったらそれをやるが、私の様な道を歩いてきた血気盛な男が、漫画しか読まない悪友に対し、それをやることは、異例中の異例だった。

 

ただし、それをしなければ後悔すると思ったのだ。そういう強い思いに突き動かされたのが、ちょうどその年齢だった。おかげで、彼らとの関係はなくなった。私がそうして突きつけなければ、それまで通りの関係を続けられた。だが、それまで通りの関係性、そしてこれからの関係性に疑問を持ったからこそ、私はそういう行動に出たのだ。

 

その後、私は一人になったわけだが、その私のことを『孤独だ』と表現する、悪友の先輩がいたが、私が『孤高』か『孤独』かということは、真理が教えてくれるだろう。自分で自分のことを『孤高だ』と言うことはない。

 

その後私は、29歳の時、『四聖』に数えられる、

 

孔子

孔子

ソクラテス

ソクラテス

ブッダ

ブッダ

キリスト

キリスト

 

彼らの言葉と向き合い、彼らの教えの本質が何であるかを見なければ、死ぬに死ねない、という心境になり、言葉を通して内省を始めた。すると、何とあの釈迦も、35歳でブッダ(悟りを開いた者)になる前、6年間の修業をしていることがわかり、つまり、修行に出た年齢が、29歳だったことを知った。

 

これは面白い偶然だった。私はこの偶然の一致から、随分大きな力を貰った。迷うことなく、自分の人生の貴重な時間を、知性を探究する時間に費やすことが出来る、と勇気づけられたものである。

 

『四人の教師』にはこうある。

イエスはもちろんのこと、釈迦、孔子、ソクラテスの三人も自らの青春の苦悩については何も語っていません。この人たちの人格の完成度の高さからいって、その苦悩は深いものがあったと想像されます。しかし、心の傷は他人に見せるものではありません。誰でも傷ついた青春のかけらの一つや二つは持っているものですが、それを大切にしまっておくところは、この四人も人の子であるということでしょうか。

 

少年時代というものは、失敗の一つや二つは必ずあるものだ。後悔もするし、死について本格的に考えることもある。憂い、迷い、大いに悩めばいい。

 

しかし、いずれこの人生がたった一度しかないということに気が付くときがくる。そんな時、思い出すべきなのは、ジャン・パウルのこの言葉だ。

 

 

 

 

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