index

ププリウス・シルス『常に人間は、自分に対してはあることを考え、他人に対しては他のことを考える。人間は他人を判断するのとは異なったように自分を判断する。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

[adrotate banner=”6″]

目次

考察

自分と他人とを全く違うものであると考えるということだ。そして、友人、真友、家族といった具合に、その関係性が近くなり、濃密になり、絆が深くなればなるほど、自分と同じような存在であるかのように考える傾向がある。私自身がそうだし、私の親も、私を含めた子供に対して接するときに、そういう気持ちを持っていることは明白である。

 

 

今、この瞬間に遠い異国で、貧しさや、病、理不尽によって命を落とす人間がいる。だが、我々は何のお構いもなしに、友人と酒を酌み交わし、テレビを観てゲラゲラ笑って、『家族がいて、幸せだ』とかなんとか言って、実際にそこに幸せを覚えている。それは、彼らの人生が、自分の人生とは全く別のものである、と考えていることの、確固たる証拠である。

 

 

 

 

[adrotate banner=”7″]

関連する『黄金律

あわせて読みたい
『人間が「幸せだ」と言ったのなら、そこにあるのは隠蔽だ。』 第23の黄金律 『人間が「幸せだ」と言ったのなら、そこにあるのは隠蔽だ。』   まさか、『知らない』わけではないだろう。無関心は罪。つまり、この世に罪人ではな...

同じ人物の名言一覧

あわせて読みたい
ププリウス・シルスの名言・格言一覧 古代ローマの喜劇作家。 名言一覧 『意思ではなくて、時が恋を終わらせる。』 『我々は、自分に興味を抱く人間に対して興味を抱く。』 『常に人間は、自分に対してはあ...
よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!
目次