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萩原朔太郎『五月の朝の新緑と薫風は私の生活を貴族にする。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

今これを書いているのも、ちょうど5月だ。5月1日だ。私の目の前にも、確かに新緑がある。そして、これを書いているのは朝だ。『薫風(くんぷう)』というのは、その新緑の間を吹き抜ける心地よい風のことだ。とにかく、ここで出ている『5月、新緑、薫風』というものは、どれも共通して『清々しいもの』であることは、この環境に偶然いる今の私には、手に取るようにわかるわけである。

 

 

『貴族』という人間の種類を考えた時、彼らはとても凛としている印象を受ける。毅然としていて、礼儀正しく、乱れていないのだ。彼らは、自立しているのだろうか。それとも、その輪郭を自分以外の何かの存在によって、象られているのだろうか。地位、名誉、財産、住居、衣服、食事といった何らかの外部要因が揃っていて、はじめてそのような立居振舞をして見せることが出来るのかもしれない。

 

 

それとも彼らは本当に、劣悪な環境を強いられても、その様な紳士的な立居振舞を取ることが出来るだろうか。それとも、今日、明日を生き延びるために、手段を選ばないだろうか。

 

 

そこまで考えた時、萩原朔太郎の言葉は深みを増すようになる。私も今、冷静に文章を書いていられるのは、他の一切の外部要因に邪魔をされない環境を故意に作っているからだ。邪魔された途端、私はその『ウイルス』を全力で破壊しにかかり、このサンクチュアリ(聖域)を守るだろう。今までもそうしてきた。なるほど、『環境』が人間に与える影響は、甚大である。

 

 

 

 

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