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萩原朔太郎『すべての場合を通じて、恋愛は忍耐である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

恋愛や結婚を『忍耐』と表現するのが嫌いな私は、リアリストなのだろうか、ロマンチストなのだろうか。忍耐と考えている時点で、そこに『愛』はないのではないかという考えが頭をよぎる。

 

 

トルストイは言う。

 

あるいはこうも言った。

 

私の家族内で考えても、親から私へ29年間続いた宗教の強要がなくなり、親が、私の確固たる自我を認めてからというものの、母は私に対して、それまで抱いてきた『忍耐』と『拒絶』という反応をやめ、『奉仕』と『寛容』のアビリティを身に着けたように見え、この30年という壮絶な半生の中において、今が最もスムーズである印象を受ける。

 

それまでは、私が真面目な話を切り出すと、たちまち眉間にしわを寄せ、(お前なんかに説教される筋合いはない)という態度を取られ、そして、頭ごなしに意見を遮られ、(私たちのイエス・キリストが絶対主なんだ)という、断固とした姿勢を曲げることは無かった。

 

 

私もそれは、一生続くと思った。それぐらい断固としていたのだ。だからこそ、私は家を飛び出し、道を踏み外した。そして、『踏み外したのはむしろ親だ』とさえ確信していた。両者の間に、確実な確執が芽生えていくことになった。そんなことがあっても、だ。

 

今は、かつてないほどの人間関係を築き上げることが出来ているのである。もちろん完璧ではないが、歯車の形がこうも違う両者が、『愛』という潤滑油を塗ることによって、それを円滑にしている実感があるのだ。

 

 

かくのごとく、すべての場合において『愛』とは、『潤滑油』であると、私は考える。

 

 

 

 

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