偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け


ふむ…。
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目次
考察
どう生きていくかを決断する。それはまるで、大きな大海原の真ん中に居て、四方八方が海、海、海。その中で、どの方向へ、どれだけ向かうかを決めるという、無茶苦茶な決断である。そう、この人生は最初から、無茶苦茶なのだ。どこへ向かうかが正解だということはない。どこに辿り着けば成功だということもない。さしずめ、オギャアと生まれて海の真ん中に堕ちた。そしてそこでいきなり突きつけられるのだ。
『早速だが、あなたは死んでしまう。せめてその前に、この世を旅して、死ぬがいい。』
それが人生なのである。
宮崎駿の名作『もののけ姫』には、こういうワンシーンがある。
『人の運命(さだめ)は変えられない。だが、ただ待つか、自ら赴くかは決められる。』
そういうことなのだ。自分の意志という理性をその船の羅針盤にし、時には『行けるところまで行ってやる』という情熱で自らを駆り立てる人の人生は、まるで疾風という起爆剤を味方にした船の如く、激しくも、鮮やかな生き様である。
だが、死ぬのである。
しかしどうだろう。だからといってくよくよと『その場所』から動こうとせず、いつまでも船出をしない人間は、本当に『この世を生きた』のだろうか。確かに途中で荒波やサイクロンに飲み込まれ、命を落とすこともあるだろう。だが、そうじゃなくても最初から死ぬのだ。
どれだけこの一生という船出で、生きた証を創れるか。生きた感動を、覚えられるか。夜空に打ち上がる大花火ひとつ観るだけで、人は人生を十分、満喫できるのである。そして命は、繋がれる。血が遺せない人も、知を遺す生き様を、生き貫ける。そこにはあなたの『意志』がある。それは感動だ。この世を生きた、証だ。
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