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アウグスティヌス『あなた自身に立ち返れ、内なる人にこそ真理は宿る。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ここで見えて来るのは、『内なる人』と『外なる人』だ。どう考えたってこれは、『内に目を向ける人』と『外に目を向ける人』のことを表しているわけである。そして、内に目を向ける人にこそ、真理が宿る。その意味を考える前に見るべきなのは、この言葉だ。

 

ブッダは言った。

 

 

つまり、『答えは外にはない。内にあるのだ。』ということなのである。『ソクラテス・イエス・ブッダ 三賢人の言葉、そして生涯』にはこうある。

イエスはブッダやソクラテス同様に、幻影に満ちて不確かな現世とは対照的な、究極の真理が存在すると固く信じていた。しかも、一人一人が少しでもこれに近づこうとするなら、到達できる真理である。しかし、イエスはソクラテスとは違い、自分は論理的思考によって真理を見出した、とは主張せず、合理的な教えによって真理を伝授するつもりもない。またブッダとも異なり、長く内省的な修行を積んだ末に真理を見出したことも主張せず、瞑想という方法で真理が得られるとも考えていない。この点でイエスは他の師とは根本的に考え方が異なっている。

 

孔子ソクラテスブッダキリスト彼らの意見は微妙に違えど、『内を観る』という点では一致している。何しろ、目の前の『赤』を、『赤』と決めつけ、呼んでいるのは自分なのだ。別に皆に逆らって、『青』と呼んでもいいわけだ。それなのに、『赤』と呼んでいる。それは一体、誰が決めたのだろうか。本当にそれで、合っているのだろうか。合っているなら、なぜ世界中でその色についての呼び名が違うのだろうかそんな風に、『外』は、虚ろだ。おぼろげである。おぼろげなものに焦点を合わせようとしても、自分がおぼろげになるだけだ。見るべき場所は、ただ一つ。自分の心である。

 

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T
こんにちは。IQさんの弟子の『T』です。私は師匠ほど前向きな思考を持てない問題を抱えていますが、師匠から『そういう人の葛藤的内省も価値はある』と言われたこと、そして同時に偉人と対話して心の修行をするため、ここに私の内省記事を記載します。

もう一つの内省

自分の心の中の考えが常にまとまっていて、正しい考え方であればその考えにぶれずに従っていけばいいが、判断が正しくない場合は心の中と向き合い正していく必要がある。正すためには自分の弱さを認めなければ正そうとしても、余計な自分本位に考えてしまう部分で、『いや、こっちのほうが・・・』と今までの自分を否定することができずに過去の自分に引っ張られてしまう。まず、自分の考え、行動すべての部分で否定するように意識して、本当に正しいのかということを自分自身に問いかけていく必要がある。弱い気持ちのままだと否定した方がいいことでも、今までの習慣に引っ張られてしまうので、強い気持ちを持ち自分に勝てるように繰り返し問いかけることを当たり前にしていく。

 

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