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『Name』(MOVIE RECIPE)

『Name』
今回のレシピは『名前』にフィーチャーしています。映画のタイトルに人の名前が入れられているものや、誰か特定の人物にスポットライトを当てた映画をピックアップしています。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:20
  • 紹介映画:211

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『Name』

タイトルに名前が含まれている映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

あ行

  1. 『アイリスへの手紙』
  2. 『アニー・イン・ザ・ターミナル』
  3. 『アルフィー』
  4. 『アメリ』
  5. 『アラトリステ』
  6. 『アラビアのロレンス』
  7. 『アリー/ スター誕生』
  8. 『アレキサンダー』
  9. 『アンナ・カレーニナ』
  10. 『アンナと王様』
  11. 『イヴ・サンローラン』
  12. 『イヴの総て』
  13. 『インディジョーンズ』
  14. 『ヴィンセントが教えてくれたこと』
  15. 『ウォリスとエドワード 英国王冠をかけた恋』
  16. 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン 外伝 – 永遠と自動手記人形 -』
  17. 『ウォルト・ディズニー(ドキュメンタリー映画)』
  18. 『エージェント:ライアン』
  19. 『エゴン・シーレ 死と乙女』
  20. 『エスコバル 楽園の掟』
  21. 『エジソンズ・ゲーム』
  22. 『エド・ウッド』
  23. 『エリザベスシリーズ』
  24. 『エリン・ブロコビッチ』
  25. 『エル・シド』

 

か行

  1. 『カポーティ』
  2. 『カリートの道』
  3. 『ガンジー』
  4. 『キャリー』
  5. 『キャロル』
  6. 『キュリー夫人』
  7. 『キング・アーサー』
  8. 『クリスティーナの好きなコト』
  9. 『クロムウェル』
  10. 『グロリア』
  11. 『健さん』
  12. 『恋におちたシェイクスピア』
  13. 『恋するリベラーチェ』
  14. 『孔子の教え』

 

さ行

  1. 『ザ・ヘラクレス』
  2. 『サンドラの週末』
  3. 『ジェーン・エア』
  4. 『シド・アンド・ナンシー』
  5. 『シャーロック・ホームズシリーズ』
  6. 『ジャッキー/ファーストレディ 最後の使命』
  7. 『ジャンヌ・ダルク』
  8. 『ジョー・ブラックをよろしく』
  9. 『ジョン・ウィックシリーズ』
  10. 『死を処方する男 ジャック・ケヴォーキアンの真実』
  11. 『スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師』
  12. 『スティーブ・ジョブズ』
  13. 『スパルタカス』
  14. 『セルピコ』
  15. 『女王トミュリス 史上最強の戦士』

 

た行

  1. 『ダンガル きっと、つよくなる』
  2. 『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』
  3. 『ドンファン』

 

な行

  1. 『ニーゼと光のアトリエ』
  2. 『ナタリー』

 

は行

  1. 『バスキア』
  2. 『バリー・シール/アメリカをはめた男』
  3. 『ハリー・ポッターシリーズ』
  4. 『バリー・リンドン』
  5. 『ヒトラー 〜最期の12日間〜』
  6. 『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
  7. 『フロスト×ニクソン』
  8. 『ペギー・スーの結婚』
  9. 『ベティ・サイズモア』
  10. 『ボビー・フィッシャーを探して』

 

ま行

  1. 『マイケル・コリンズ』
  2. 『マグダラのマリア』
  3. 『マザー・テレサ』
  4. 『マダム・フローレンス! 夢見るふたり』
  5. 『マニカルニカ ジャーンシーの女王』
  6. 『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』
  7. 『マルコヴィッチの穴』
  8. 『マリー・アントワネット』
  9. 『マリリンとアインシュタイン』
  10. 『マルクス・エンゲルス』
  11. 『マルコムX』
  12. 『ミス・ポター』
  13. 『メリー・ポピンズ リターンズ』
  14. 『メアリーの統べて』

 

や行

  1. 『容疑者、ホアキン・フェニックス』

 

ら行

  1. 『リプリー』
  2. 『リリーのすべて』
  3. 『リンカーン』
  4. 『レナードの朝』
  5. 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
  6. 『ローズの秘密の頁』
  7. 『ローマンという名の男 -信念の行方-』
  8. 『ロビン・フッド』
  9. 『ロレンツォのオイル/命の詩』

 

わ行

  1. 『ワイアット・アープ』
  2. 『わたしは、ダニエル・ブレイク』

 

英数字

  1. 『ALI アリ』
  2. 『ANNA/アナ』
  3. 『ANNIE/アニー』
  4. 『AVA/エヴァ』
  5. 『LUCY/ルーシー』
  6. 『Dearダニー 君へのうた』
  7. 『Mr.&Mrs. スミス』
  8. 『J・エドガー』
  9. 『The Lady アウンサンスーチー ひき裂かれた愛』

 

あ行

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か行

 

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実はこのブラッド・ピット演じる男の正体が、一癖ある。それはここでは書かないが、人はなぜこういう儚い恋に、焦がれてしまうのか。

 

 

 

 

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スウィーニー・トッド(Sweeney Todd)は、19世紀中頃の様々なイギリスの怪奇小説に登場する架空の連続殺人者であり、ロンドンのフリート街に理髪店を構える悪役の理髪師である。

 

 

 

 

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紀元前530年頃の人物で、中央アジアのカスピ海東岸に勢力を有していたマッサゲタイ族の女王、トミュリス。歴史的に極めて重要な人物で、あのペルシャ帝国のキュロス大王を討ち取ったのだからすごい。カザフスタンの映画だが、映画小国ならではの『謎の誇大演出』などもほとんどなく、映画としてのクオリティが高い。

 

 

 

 

 

た行

 

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な行

 

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は行

 

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ま行

 

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1840年代。ドイツの思想家カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスの若年期を描いている。ヨーロッパでは産業革命により資本家の元、労働者たちは過酷な生活を強いられていた。その現実を受け、彼らは『共産主義』という思想を提唱。これがのちの『冷戦』等に繋がる。結果、彼は現実世界に最も影響を与えた哲学者となった。

 

 

 

 

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FBI長官のエドガー・フーヴァーの生涯に基づき、彼のキャリアに焦点を合わせ、さらにクローゼット・ホモセクシュアルであったと言われる彼の私生活にも触れられている。ニクソンとフーバー長官は親密な関係を築いた。

 

 

 

 

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ミャンマーにおける非暴力民主化運動の指導者アウンサンスーチーの半生を描いたドラマ映画。これ自身が否定されたというよりは、彼女自身がミャンマー国軍のクーデターによって発足した現政府に犯罪者として扱われている。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

名前だけで膨大な量がありますね。名前をタイトルにつけることで得られる印象は、『その人を掘り下げる』ということ。その人はどういう人だったのかということを考えるということですね。『エリン・ブロコビッチというすごいことをやった女性がいたんだ』とか、『リンカーンという男はね』とか、そういう風に人の記憶にも記録にもその名を焼き付かせるべきだという流れがあるように見えます。ですから、私などとは相性がいいですね。

 

私は映画をただの娯楽として見ていた時期もありますが、今ではもちろん娯楽要素もありつつ、人間の勉強として観ているところがありますから。だって、せっかく自分の有限の時間を割いて向き合うのに、ただの娯楽で終わったらもったいないですからね。しっかり自分の人生に繁栄させないと損です。とりわけ、私のようにたくさん映画を観るとなるとそうなりますからね。

 

 

2.『Named』

『Named』とは、『名付けられた』とか、『通称』というような意味。ここでは、通り名とか異名など、別名を持っている人の映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

ビジネス・組織

  1. 『発明王』エジソンズ・ゲーム
  2. 『マクドナルドの「創業者」』ファウンダー
  3. 『マイクロソフト創業者』バトル・オブ・シリコンバレー
  4. 『Apple&ピクサー創業者』スティーブ・ジョブズ
  5. 『Facebook創業者』ソーシャル・ネットワーク
  6. 『FBI創始者』J・エドガー
  7. 『CIAの父』グッドシェパード
  8. 『資本主義の権化』アビエイター

 

皇帝・将軍

  1. 『征服王』征服王ウィリアム ソード・コンクエスト
  2. 『イワン雷帝』イワン雷帝
  3. 『カルタゴのハンニバル』ガーディアン ハンニバル戦記
  4. 『モンゴル帝国初代皇帝』モンゴル
  5. 『イスラムの英雄&癩王』キングダム・オブ・ヘブン
  6. 『エル・シド』エル・シド
  7. 『越後の龍&甲斐の虎』天と地と
  8. 『始皇帝』始皇帝暗殺
  9. 『ラストエンペラー』ラストエンペラー

 

革命家・解放者

  1. 『インド独立の父』ガンジー
  2. 『インドのジャンヌ・ダルク』マニカルニカ ジャーンシーの女王
  3. 『奴隷解放の父』リンカーン
  4. 『オルレアンの乙女』ジャンヌ・ダルク
  5. 『中国革命の父』1911
  6. 『アラビアのロレンス』アラビアのロレンス
  7. 『キング牧師』グローリー/明日への行進
  8. 『マルコムX』マルコムX

 

格闘家・武道家

  1. 『伝説の武道家』酔拳2
  2. 『ザ・ハリケーン』ザ・ハリケーン
  3. 『レイジング・ブル』レイジング・ブル
  4. 『シンデレラマン』シンデレラマン
  5. 『石の拳』ハンズ・オブ・ストーン

 

宗教・思想家

  1. 『キリスト教の礎』パッション
  2. 『仏教の創始者』手塚治虫のブッダ -赤い砂漠よ 美しく
  3. 『儒教の始祖』孔子の教え
  4. 『ユダヤ教の始祖』エクソダス:神と王
  5. 『イスラム教の開祖』ザ・メッセージ
  6. 『曹洞宗の開祖』禅 ZEN
  7. 『真言宗の開祖』空海

 

エンタメ・文化

  1. 『喜劇王』チャーリー
  2. 『脱出王』奇術師フーディーニ 〜妖しき幻想〜
  3. 『キング・オブ・ポップ』マイケル・ジャクソン THIS IS IT
  4. 『クールビューティ』グレース・オブ・モナコ 公妃の切り札
  5. 『ポップアートの騎手』バスキア
  6. 『パンクの精神』シド・アンド・ナンシー
  7. 『インドの魔術師』奇蹟がくれた数式
  8. 『精神分析学の創始者&分析心理学の創始者』危険なメソッド
  9. 『キュリー夫人』キュリー夫人

 

アウトロー・美女

  1. 『スカーフェイス』アンタッチャブル
  2. 『コカインの帝王』エスコバル楽園の掟
  3. 『世界三大美女』クレオパトラ
  4. 『世界三大美女』空海-KU-KAI- 美しき王妃の謎

 

 

ビジネス・組織

 

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『発明王』と言われたトーマス・エジソン。1880年代のアメリカで、電力の供給方法を巡って直流送電派のトーマス・エジソンと交流送電派のジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げていた電流戦争の様子を描いている。ニコラ・テスラといった陰の実力者も登場。

 

 

 

 

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一介のセールスマンだったレイ・クロックが、マクドナルド兄弟が営んでいたマクドナルドを世界最大のファーストフードチェーンに成長させ、兄弟の持つ経営権を手中に収めるまでを描いている。

 

 

 

 

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皇帝・将軍

 

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800年頃。空海と最澄は共に唐に向かって本場の仏教を学ぶのだが、より深く多く学んだのは空海だった。ゆえに、最澄は空海に教えを乞うほどであった。800年頃にあった富士山の噴火などのシーンや、仏教ならではの曼荼羅など、独特で非日常的な現実に、しっかりとした真理を説く空海の姿が際立つ。

 

 

 

 

 

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アウトロー・美女

 

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運営者
運営者のIQから一言。

通称というのは『尊称』にも近いもので、例えば『経営の神』の名にふさわしいのは日本では松下幸之助と言えます。そして、それをもし継ぐ人がいるなら、KDDI創始者の稲盛和夫と言えます。彼は先日亡くなりましたが、彼の後、その名にふさわしい人は出てくるでしょうか。ユニクロの柳井正、ソフトバンクの孫正義は彼よりも一桁資産が多いですが、『経営の神』の名にはふさわしくありません。日経『PRESIDENT』等で経営者たちにアンケートを取っても、稲盛和夫が彼らに頭一つ差をつけて信頼されていることが分かりました。ただ、経営者としては確実に世界レベルにある人たちですね。多くのビジネスパーソンは、真似、盗み、後に続くべきです。

 

『ブッダ』とは、『悟りを開いた者』という意味で、彼(釈迦)の前にもブッダはいました。そしてもちろん、彼の後にもいた。しかし、ブッダ自身が『私はブッダだ。すべてを悟ったのだ』と発言することはないので、この世のブッダは密かにブッダとして生きていることになります。それを公言した途端、うさん臭さが漂いますからね。ブッダとなった人は、それにきちんと気が付きます。ゆえに、密かに悟りの境地を生きることになります。(釈迦だけがブッダだ。それで全然いい)と思えるような人が、ブッダにふさわしいとも言えますね。

 

自分がこの人生でどれだけ命を使い切れるか。彼ら、彼女らのような人生を観て、想いたいですね。

 

3.『ボビー・フィッシャー』

ボビー・フィッシャーチェスは世界チャンピオン。冷戦下にソビエト連邦の選手を下し、アメリカ合衆国歴史上、初となる公式世界チャンピオンになったことで、英雄としてもてはやされた。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. ボビーフィッシャー』
  2. ボビーフィッシャーを探して』
  3. 完全なるチェックメイト』

 

 

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実在のチェスプレイヤーであるジョシュ・ウェイツキンの少年時代を描いている。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『もてはやされた』という言葉には棘がありますが、彼は奇行も目立ちました。反ユダヤ的な過激な発言をしたり、失踪したりと、世間を騒がせます。彼のIQは187だったと言いますが、やはり高い知能指数を持つと『範囲外』に出てしまう可能性が高い。この延長線上には『LUCY』という映画のような事実があるかもしれません。

 

要は、子供時代、家族の小さなコミュニティがすべてだと思い込んでいて、世界が温かく、優しいものだと決めつけていた。しかし、徐々に大人になるにつれ、それだけがこの世界の全容ではないと知っていく。『範囲外』にも世界が広がっていると気が付く。そうして少しずつ人間は認知や知覚の幅が広がっていき、見識も鋭くなっていく。そういう風に、知能を使いこなすレベルが上がっていけばいくほど、『見える世界』が変わっていくイメージが頭に浮かびます。

 

そうして考えていくと、今この話を私がここに書いたことが何となく見えてきます。彼は天才でもあり、非常識でもあった。しかし無法者とは『法律の外(アウトロー)』として、言い方を変えれば『法律や常識という既成概念に囚われない人間』とも言えるわけで、なかなかどうして彼の人生は、興味深いものです。

 

4.『アーネスト・ヘミングウェイ』

アーネスト・ヘミングウェイはアメリカの作家。代表作は『日はまた昇る』、『武器よさらば』、『誰がために鐘は鳴る』『老人と海』などがある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ラブ・アンド・ウォー』
  2. 『潮風とベーコンサンドとヘミングウェイ』
  3. 『誰がために鐘は鳴る』
  4. 『ロング, ロングバケーション』

 

 

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若い頃にヘミングウェイとレスリングをしたことが自慢の元船乗りフランクら、ある老人たちの物語。

 

 

 

 

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50年以上連れ添った夫婦。夫のジョンはアルツハイマー病で記憶を失いつつあり、妻のエラは末期癌に冒されていた。自分たちに残された時間は少ないことを悟った2人は、オンボロの愛車を修理して旅に出ることにした。目的地はジョンが愛好していた作家、アーネスト・ヘミングウェイの自宅があるフロリダキーズに決まった。長い旅の途中、2人は一緒に歩んできた人生を追想していく。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

ヘミングウェイの言葉で好きなものがあります。『勇気とは、窮しても品位を失わないことだ。』往々にして、土壇場で本性は出ます。私は幼少時代からそれを強く意識する人生でした。私の父が、子供たちの前で見栄に支配されて、私を投げ飛ばしたんですね。ただ強い男を演じたいというだけの理由で私はそうされ、文句を言うと力づくでねじ伏せられました。実は、それ以外には2、3個くらいしかそういう例は思い出せず、後は良い人だった気がするのですが、子供の頃に受けた理不尽はいつまでも忘れないものです。

 

以来、(状況によって態度が変わる人は信頼できない)と思うようになりました。そういう流れがあり、長い月日が経ち、様々な経験をして、このような言葉に出逢います。いくつものこうした言葉や真理に触れていると、映画で出会う名シーンが、より最高のシーンになりますよ。(彼は、『勇気』を知っている本物だ)とか、そういう風に、例えばこのヘミングウェイの言葉なんかが脳裏をよぎりますからね。

 

 

5.『ウィンストン・チャーチル』

ウィンストン・チャーチルはイギリスの政治家。第61・63代首相である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ウィンストン・チャーチル/ヒトラーから世界を救った男』
  2. 『オリバー・ストーン オン プーチン』
  3. 『博士と狂人』

 

 

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1940年頃。首相に就任したばかりのウィンストン・チャーチルを主人公に、第二次世界大戦中の激動の時代を描いた。

 

 

 

 

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このドキュメンタリー映画でプーチンがチャーチルを褒めるシーンがある。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

何が言いたいかというと、このチャーチルという人物の話をこうして色々な場面で観ることがあるのですが、そのほとんどにおいて『チャーチルという偉大な指導者がいた』という高い評価を得ているんですよね。まあ私がもっと積極的に調べていけば彼の汚点も見つかるのでしょうが、あくまでも自然にしていて入ってくる情報が、やけに高い評価ばかりなんです。よって、いつも気になっていたので、こうしてまとめました。その後プーチンはウクライナ侵攻していますからね。何とも言えません。チャーチルが偉大な指導者だったことは事実なのでしょうが。

 

 

6.『ジョージ・パットン』

ジョージ・パットンはアメリカの陸軍大将で、第一次世界大戦、第二次世界大戦等で活躍した。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『パットン大戦車軍団』
  2. 『遠すぎた橋』

 

 

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第二次世界大戦中のアメリカ軍のジョージ・パットン将軍を描いた映画。

 

 

 

 

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第二次世界大戦後期に行われた連合軍の空挺作戦であるマーケット・ガーデン作戦を題材にしている。この映画の裏にいるイギリスのバーナード・モントゴメリー元帥と、上記作品のパットン将軍というのは、ライバルのような関係でもある。二人とも飛び抜けた存在だったということだ。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

『遠すぎた橋』のあらすじはこうなります。

 

ノルマンディー上陸作戦から3ヶ月後の1944年9月、潰走するドイツ軍を追撃していた連合国軍の補給線は、600キロにも伸びきってしまった。連合国軍は戦力を二分し、ジョージ・S・パットン中将率いるアメリカ第3軍は南方ルートで、バーナード・モントゴメリー元帥率いるイギリス第21軍は北方ルートで進軍していたため、どちらの補給を優先するかの問題も浮上していた。シチリア上陸作戦以来、パットンに強いライバル心を抱いていたモントゴメリーは、後の歴史家に彼最大の汚点と言われた「マーケット・ガーデン作戦」を立案、連合国軍最高司令官アイゼンハワー大将を説得する。彼は政治的配慮から、結局この無謀な作戦を承認する事となる。

 

彼らはライバル関係にあったということですね。モントゴメリーとソビエト連邦のゲオルギー・ジューコフは、第二次大戦中最も成功した「守備的な将軍」だったと言われています。戦争時代の猛者たちということですね。

 

7.『ロビン・フッド』

伝説の英雄ロビン・フッド関連の映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ロビン・フッド(1991年の映画)』
  2. 『ロビン・フッド(2010年の映画)』
  3. 『フッド・ザ・ビギニング』

 

 

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ケビンコスナーの作品では、彼を探りながら描いたようなイメージだ。

 

 

 

 

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ラッセルクロウの作品は、上記のような全体イメージを軸にしながら、映画としてのエンタメ性を引き上げたイメージ。

 

 

 

 

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そしてタロン・エガートンの作品は、更にそのエンタメ性に特化した形。3D映画ということも関係している。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

ロビン・フッドは、中世イングランドの伝説上の人物です。1241年に死没した、とかいうそれっぽい記録もありますが、実在した確証はほとんどありません。実際には、『インディ・ジョーンズ』のように数人の人物をモデルにしてMIXされた人格という説が信憑性が高いかもしれません。しかし人は『義賊』が好きですからね。『怪傑ゾロ』だとか、『バットマン』などもそうです。『ルパン三世』にも少しそういうところがあるので、彼のことを単なる泥棒だと見下す人は少ない印象です。ロビン・フッドの場合もそうで、タロン・エガートンの作品になるとその義賊的な様子がより強調されています。

 

 

8.『チャーリー・チャップリン』

『喜劇王』として前述したチャップリン関連の映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『チャップリンからの贈りもの』
  2. 『チャーリー』

 

 

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チャップリンの死後、金銭目的で遺体を誘拐した2人の犯行の実話をもとに作られた映画。

 

 

 

 

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1920年頃。チャーリー・チャップリンの生涯を描いた伝記映画。彼に憧れたエンターテイナーは数知れず。ウォルト・ディズニーは1920年代に、チャップリンに憧れて映画を作りたいと言い、キューブリックも「どちらかを選ばなければならないとしたらチャップリンだ」と言って彼に非常に強く影響を受けたと言っている。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

彼が偉大であるということはキューブリック等の話でもうしてあるので違うところを書きますが、彼は『ロリコン』ということがこの映画で分かります。実際にはどうだったのかは分かりませんが、彼の4人の妻は平均して20歳年下。最後の妻ウーナ・オニールに関しては36歳も年下でした。まあ、小中学生に興味を持つような強めのロリコンではなかったからまだマシですが、こういう力のある人の性の話は隠蔽されがちですからね。

 

例えば最近でもジャニー喜多川の『やっぱり』という話が、『スポットライト世紀のスクープ』の記者たちによって世界に発信されました。この話も数十年以上隠蔽されてきた事実ですね。また、マリリンモンローがアナデアルマスの映画『ブロンド』で、ケネディ大統領からかなり性的虐待じみたことをされていたという新しい切り口も見えてきました。スティーブ・ジョブズが尊敬するパソコンの基礎を作った男、『イミテーション・ゲーム』の主役であるアラン・チューリングも同性愛で逮捕されています。

 

また、『ボヘミアンラプソディー』や『ロケットマン』のモデルとなったアーティストたちもドラッグや同性愛、そしてエイズというお決まりのコースを歩く。また、『女王陛下のお気に入り』では、アン女王が最後にエマストーン演じる女性を、自分の股のところに持っていきます。多様性が強く叫ばれている時代ですから時代的には問題視されませんが、こういう『映画になるような人が変わった性癖を持っている』という事実は、私なんかは気になるポイントですね。もうすぐ『わたしはノーマルだ』という言葉も、死語になるのでしょうか。

 

 

9.『アンナ・カレーニナに憧れて』

『アンナ・カレーニナ』は、帝政ロシアの作家レフ・トルストイの長編小説。『戦争と平和』と並ぶ作者の代表作であり、現代に至るまで極めて高い評価を受けている。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『大いなる遺産』
  2. 『愛と喝采の日々』
  3. 『アンナ・カレーニナ』

 

 

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イギリスの文豪チャールズ・ディケンズの長編小説。孤児である主人公ピップがその少年時代から青春時代を回想のうちに語るといった半自叙伝的な形式を用いており、これはまたディケンズがその経験を元にして書いた半自叙伝的な小説である。

 

 

 

 

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だが、『奇跡の人』やこの映画を観ることで、彼女に『一筋縄ではいかない頑固な女性』あるいはかつてライバルと『アンナ・カレーニナ』の主演を巡って戦ったこともあるバレエダンサーというイメージが湧いてくる。

 

 

 

 

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その『アンナ・カレーニナ』がこれ。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

アンナ・カレーニナも含めたロシアの作品が『暗い』という話を聞いていたのですが、実際にその通りでしたね。『戦争と平和』もそうでした。ただし、それはあくまでも一面性です。暗い要素も持っているということ。しかし、日本人は受け入れやすいかもしれません。明るくエンタメ力が強いアメリカとは違った毛色の感覚を持っていて、日本人作家の作品にも同じような雰囲気のものがあるイメージです。私はあまり観ないのですが。ただ、例えば大正初期の華族の純愛を描いた三島由紀夫原作の『春の雪(2005年)』なんかも、全体的にそういうイメージですね。

 

『暗い』というのは表層です。例えばトンネルや深海は暗いですよね。しかし、だからこそその向こう側にある『出口』や『真珠の光』なんかが際立って見えてくるわけです。美しさというのはそういう描き方もある。アメリカはもっとシンプルに、分かりやすく明るい映画を持ってきますから、ロシア人なんかは『いかにもアメリカ人らしい』とたまに揶揄しています。もちろんそれはアメリカ人にとっても同じことですけどね。『ロシア人は暗いんだよ』と。

 

ちなみに、北野武の『Dolls』という映画は、ロシアにいくといまだに高い支持を得ているそうです。確かにあの映画も似たような雰囲気ですからね。しかしその中に美しさや美学が潜んでいる。

 

 

10.『オズワルドとベックウィズ』

リー・ハーヴェイ・オズワルドは、アメリカ合衆国ケネディ大統領暗殺事件の実行犯とされている人物。バイロン・デ・ラ・ベックウィズは、1963年に起きたアフリカ系アメリカ人の公民権運動家メドガー・エヴァーズを暗殺した犯人である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『JFK』
  2. 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』

 

 

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ケネディ大統領暗殺事件の捜査に執念を燃やす地方検事ジム・ギャリソンを中心に描いた現代史ミステリー。大統領暗殺をめぐる唯一の訴訟であるクレイ・ショー裁判にいたる捜査を題材として描いている。

 

 

 

 

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1963年に起きたアフリカ系アメリカ人の公民権運動家メドガー・エヴァーズ射殺事件を追い続け、その犯人である白人至上主義者ベックウィズを30年後に有罪に持ち込んだ地方検事とメドガーの妻の闘いを描いた映画。タイトルの意味は、主人公の娘クレアの部屋に出るという幽霊と、アメリカ合衆国南部に根強く残る“人種偏見”を亡霊に喩えたもの。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

この二人の特徴は、『同じ時代にスナイパーライフルで暗殺した』ということです。ケネディは1963年11月22日、メドガーエヴァースは1963年6月12日に暗殺されています。また、ほぼ同時代にキング牧師とマルコムXも暗殺され、ケネディの弟も暗殺されています。この時代のアメリカは、ベトナム戦争も同時進行していましたし、荒れに荒れていたと言えるでしょう。このような高名な要人が次々と殺害されていくんですからね。国民の心理状況は、コロナ禍のそれ以上のものがあったことでしょう。

 

しかもケネディ暗殺犯はすぐに暗殺されて事件は闇の中。また、ベックウィズも長い間『無罪』として扱われ、堂々と生活していました。一線を越えた者は暗殺するという、なんとも恐ろしいアメリカの闇が垣間見える歴史のワンシーンでした。『私はあなたのニグロではない』というドキュメンタリー映画を観るとメドガーエヴァースの演説や言葉などが観られますが、37歳で亡くなった彼の言葉は、若いのに真理を突いていましたよ。聡明な人物でした。

 

 

11.『ミッキー・コーエン』

ミッキー・コーエンは1940年代から1950年代にかけてのロサンゼルスのギャング。前述したケネディ大統領暗殺容疑で逮捕されたリー・ハーヴェイ・オズワルドをダラス警察署の地下で射殺したジャック・ルビーとも友人関係にあった。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『L.A.コンフィデンシャル』
  2. 『L.A.ギャングストーリー』

 

 

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1950年代のロス市警。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。

 

 

 

 

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1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

ボクシングの経験もある彼ですから、後者の方ではショーン・ペンがそれを駆使して警察と格闘するシーンなども観られます。また、アル・カポネとも会ったことがあり、彼を尊敬していたようですね。先ほどのケネディ暗殺との話ともつながっていますし、闇を探ればもっと色々な真実にたどり着けるかもしれませんね。もっとも、国のトップである人物が暗殺されるくらいですから。事情を知る闇の人間ならもっと生き延びることは難しいでしょうが。

 

 

12.『ピーターパン』

ピーター・パンはイギリス・スコットランドの作家ジェームス・マシュー・バリーの作品。空を飛ぶことができる少年ピーター・パンが架空の国ネバーランドで冒険する物語である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ピーター・パン (1953年の映画)』
  2. 『PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜』
  3. 『ネバーランド』

 

 

ピーター・パン

 

まずはこのディズニーアニメ作品。これでこの話を知っているという人が圧倒的に多いだろう。

 

 

 

 

PAN 〜ネバーランド、夢のはじまり〜

 

ジェームス・マシュー・バリーによる戯曲『ピーター・パン』の物語を基に、主人公ピーター・パンの生い立ちから、彼がネバーランドを訪れ、永遠の少年となるまでを描いている。

 

 

 

 

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劇作家ジェームス・マシュー・バリーが、ピーター・パンのモデルとなった少年と出会い、その物語を完成させるまでを描いた実話を基にした、ヒューマンドラマ。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

『ネバーランド』を観れば分かりますが、ピーターパンのモデルといってもそこまで彼を連想させるような特別な子供ではありませんでした。アニメとなって自由度が高くなり、スーパーヒーロー的な超能力を持つと『ハロー効果』がつきます。それは、『なんかすごい人だな・・』と人間にイメージさせる効果のことです。例えば高級車に乗っていると(きっとすごい人だな・・)と思い込んでしまうときに働いているのも、ハロー効果です。

 

ピーターパンは、あくまでもジェームズバリーというクリエーターの目を通して『普通の子供』を観て、その子の中にある『夢のような世界』をファンタジーに膨らませて作品化したものと言えますね。つまり、彼がどこかに旅に出てモデルをやっとこさ探し当てたのではなく、自分の生活するエリアの範囲内に偶然いた、ごくごく普通の子供だったのです。

 

『道端のがれきの中から黄金を拾い出すというよりも、むしろがれきそのものが黄金の仮装であったことを見破る者は詩人である。』-高村幸太郎

 

 

13.『ロミオとジュリエット』

『ロミオとジュリエット』とは、イングランドの劇作家ウィリアム・シェイクスピアによる戯曲。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ロミオとジュリエット(1954年の映画)』
  2. 『ロミオ+ジュリエット』
  3. 『ウエストサイド物語』

 

 

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シェイクスピアの同名戯曲の映画化であり、レナート・カステラーニが脚色・監督、ローレンス・ハーヴェイと新人のスーザン・シェントールが主演した。『ロミオとジュリエット』の映画化としては初のカラー作品であった。

 

 

 

 

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シェイクスピアの『ロミオとジュリエット』が原作で、台詞もそのままであるが、時代設定を現代に変えて、両家の争いをマフィア同士の抗争に置き換えられている。物語の舞台はヴェローナ・ビーチ(架空の都市)。そのため、服はアロハシャツを着、城は高層ビル、剣による決闘ではなく街を巻き込む銃撃戦となる。しかし銃のブランド名は”Sword”である。

 

 

 

 

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原作はシェイクスピアの戯曲『ロミオとジュリエット』を元にした、1957年にブロードウェイで上演された同名のミュージカルである。本作は、その映像権を映画プロデューサーのウォルター・ミリッシュが獲得し、映画化した作品である。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

「ああ、ロミオ。あなたはどうしてロミオなの?」というセリフが非常に有名なこの作品。この二人は『家柄の問題』で簡単にはくっつけない複雑な事情を持っていました。犬猿の仲みたいな、敵同士みたいな。よって、『なぜあなたはモンタギュー家の人なの?』という、心の声がこのセリフなわけですね。好きになってはいけない人を、好きになってしまったという話です。ただ、人間の恋愛というのは障壁があるから燃えるところがありますからね。むしろ、障壁がなくなると冷めてしまうかもしれません。案外そういうあっけないものです。『恋に恋する』というやつですね。しかしこの手の話はロマンティックな恋物語として、若い世代を中心にこれからも未来永劫愛され続けるでしょう。

 

 

14.『ジャック・ライアン』

ジャック・ライアン(Jack Ryan)は、トム・クランシー小説の主人公で、架空の人物である。行動力、決断力があり、家族を愛する理想的な人物として描かれている。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『レッドオクトーバーを追え!』
  2. 『パトリオット・ゲーム』
  3. 『今そこにある危機』
  4. 『トータル・フィアーズ』
  5. 『エージェント:ライアン』

 

 

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1984年11月、冷戦時代の米ソが題材となる。ショーンコネリー演じるソ連潜水艦『レッドオクトーバー』の艦長が、目に見えない敵の魚雷を圧倒的な経験値によって、直感で避けるシーンがある。だがもちろんこの直感とは『偶然を狙った賭け』の類ではなく、魚雷の機能や海中での物理的な動きなど、様々な要素を計算してひねり出したものだった。

 

 

 

 

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CIAとして活躍するジャック・ライアンシリーズがトム・クランシー作品で有名だが、この作品でもIRAの分派である過激派グループがテロリズムを行うところから物語が始まる。

 

 

 

 

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『パトリオット・ゲーム』に続き、ハリソン・フォードが主人公のジャック・ライアンを演じる2作目である。ライアンがFBI長官のコロンビア秘密訪問に随行する展開がある。

 

 

 

 

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ジャック・ライアンシリーズのひとつである。ロシアで前大統領が急死しチェチェン紛争に関して強硬姿勢も辞さない新大統領ネメロフが就任し、米ロ両国の緊迫した関係を改善するため米国はCIAの長官キャボットとその補佐のジャック・ライアンをロシアに派遣する。

 

 

 

 

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ジャック・ライアンの映画作品5作目。9.11のテロの直後に大量の米国債を売って、市場の暴落とアメリカ経済の崩壊を計画しているモスクワの企業があることをかぎつける。そこでCIAとしてそこに乗り込み、身分を偽り、そのテロ行為を阻止しようという極秘ミッションがスタートする。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

その他、2021年に『ウィズアウト・リモース』というAmazonプライム・ビデオの独占配信作品があります。ジャック・ライアンシリーズに登場する架空の特殊部隊「レインボー」の設立に携わったジョン・クラークのオリジンストーリーで、ジョン・ケリーがジョン・クラークになるまでの前日譚を描きます。ジョーダンは、ジョン・クラークを主人公とするもう1作「レインボー・シックス」の映画化にも主演することが決まっているようです。

 

この『レインボー・シックス』というのはゲームで有名な『レインボー・シックス・シージ』というFPSゲームの世界観となります。FPSは『COD』や『BATTLEFIELD』、『PUBG』あるいはこの作品といった本格派ゲームがけん引していました。しかし、『フォートナイト』あたりからカジュアル化しはじめ、『APEX』、『ヴァロラント』などの特殊な世界観のFPSゲームが幅広く浸透しました。

 

これを先ほどの話と重ね合わせると、ロシアが本格派であり、アメリカがカジュアル派ですね。世界に受け入れられやすいのは『シンプルで分かりやすいもの』ですから、本格的に熟考したり、研究しなければならない『噛めば噛むほど味が出るもの』というものは煙たがられます。その煙たい中、せき込んでいきながらさらに奥に進むようなスペシャリストはあまり数が少ないんですね。

 

PFSのシステム自体が『様々な能力を持ったオペレーター』や『ランキングシステム』等が存在することから、それだけで奥が深いものです。それに加えて世界観まで本格的だと、マニアックな扱われ方をされがちということですね。ただ、私はどちらかというと本格派ですから。シージの映画は楽しみです。ただ、FPS自体はマナーが悪いプレイヤーばかりなのでやめましたけどね。

 

 

15.『アラビアのロレンス』

トーマス・エドワード・ロレンスは、イギリスの軍人、考古学者。オスマン帝国に対するアラブ人の反乱(アラブ反乱)を支援した人物で、映画『アラビアのロレンス』の主人公のモデルとして知られる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『アラビアのロレンス』
  2. 『アラビアの女王』

 

 

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1914年、第一次世界大戦がはじまると、オスマン帝国はドイツ率いる『三国同盟』と同盟を組む。するとイギリスは、オスマン帝国を解体させようと画策するようになる。この主人公であるイギリス情報将校T・E・ロレンスというのは、第一次世界大戦中にアラブ人がオスマン帝国へ反乱を起こしたときに派遣された人物。

 

 

 

 

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20世紀初頭、イラクとヨルダン両国の国境線を引いてイラク建国の立役者となり、“砂漠の女王”と呼ばれたイギリス人女性ガートルード・ベルの生涯を描いている。上記作品の『アラビアのロレンス』も登場する。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

この流れで言うと、『アラビアのロレンス』も決して明るい映画ではありませんね。全体的に『巻き添えになった男』あるいは『引っ掻き回された男』として描かれますから、映画全体でこの時代の息苦しさのようなものを伝えている作品になります。更に詳しく彼の事情を知りたい方は、下記の記事をご覧下さい。

投稿が見つかりません。

 

 

 

16.『カルタゴのハンニバル』

ハンニバル・バルカは、カルタゴの名将。第二次ポエニ戦争を開始した人物とされており、連戦連勝を重ねた戦歴から、カルタゴが滅びた後もローマ史上最強の敵として後世まで語り伝えられてきた。カンナエの戦いにおける包囲殲滅は戦史上の金字塔として名高い。2000年以上経た現在でも、その戦術は研究対象として各国の軍隊組織から参考にされるなど、戦術家としての評価は非常に高い。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ガーディアン ハンニバル戦記』
  2. 『パットン大戦車軍団』

 

 

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紀元前218年頃。歴史映画の中でも史実に忠実であり、映像も綺麗で新しい。ドキュメンタリー映画のようで、戦闘のクオリティなども高く、ハンニバルとスキピオの戦いを描いた貴重な映像作品である。カルタゴのハンニバルはローマを滅ぼす力を持っていた。

 

 

 

 

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この映画でパットンがハンニバルの名を出すシーンがある。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

当時のローマにはスキピオ、カルタゴ(北アフリカ)にはハンニバルがいました。

 

当時ローマは着々と自国の領土を広げていました。そして地中海の覇権をめぐってフェニキア人の都市国家『カルタゴ』と衝突し『ポエニ戦争』という3回の大きな戦争をすることになります。しかし、後に世界史上最高の名将と呼ばれるハンニバルは想像以上に手ごわく、奇をてらった戦略によってローマはカルタゴをなかなか崩せませんでした。

 

しかし、『大スキピオ』と呼ばれたローマの名将、スキピオが敵の本拠地であるアフリカに上陸し、ハンニバルに負けじと攻撃に挑みます。たまらず帰国するしかなくなったハンニバルは、スキピオの活躍によって振り回され、1万5千人のカルタゴ軍は壊滅し、戦争は終結しました。これによってローマはすべてのポエニ戦争に勝利した形となり、ローマは地中海の覇者となり、『ローマ帝国』への道を確実に開いていきます。

 

 

17.『キング・アーサー』

アーサー王は、5世紀後半から6世紀初めのブリトン人の君主。中世の歴史書や騎士道物語では、アーサー王は6世紀初めにローマン・ケルトのブリトン人を率いてサクソン人の侵攻を撃退した人物とされる。一般にアーサー王物語として知られるものはそのほとんどが民間伝承や創作によるものであり、アーサー王が実在したかについては2017年時点でも歴史家が議論を続けている。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『キング・アーサー』
  2. 『エクスカリバー』
  3. 『トゥルーナイト』

 

 

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452年。『アーサー王とサクソン人の戦い』。『アーサー王伝説』はあくまでも伝説の域に過ぎないが、この映画を観ると別に彼らのような人が存在していたと考えてもそうおかしくはないと感じる。400年代の『イギリスができる前』の西洋の様子が想像できるのも貴重。

 

 

 

 

エクスカリバー

 

アーサー王伝説をモチーフとしたアクション映画。『エクスカリバー』とはキングアーサーの持っていた剣として有名である。『ファイナルファンタジー』シリーズでも有名。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『イングランド』の語源となったのはアングロサクソン。アングロサクソン人がイングランドの基盤を作りました。375年にゲルマン人の大移動によってヨーロッパを支配していたローマ帝国は崩れていきます。

 

395年にローマ帝国が東西に分裂。409年にローマ帝国がブリタニアを放棄した後、現在のデンマーク、北部ドイツ周辺にいたゲルマン人が、現在のイギリスがあるグレートブリテン島に渡ってきました。彼らは先住のケルト系ブリトン人を支配し、ケルト文化を駆逐。これが英国における最初のアングロ・サクソン人であり、彼らの言葉が英語の基礎となりました。

 

476年にゲルマン人のオドアケルによって西ローマ帝国が滅びる。西洋史では、ここが古代と中世の転換点となります。『キング・アーサー』はちょうどそのあたりの時代を舞台にしていて、当時の時代背景を考えるにはいい映画です。

 

 

18.『ハンニバル・レクター』

ハンニバル・レクターは、『羊たちの沈黙』等、作家トマス・ハリスの複数の作品に登場する架空の人物。冷酷で残忍な猟奇殺人犯でありながら、著名な精神科医でもあり、紳士的、貴族的な雰囲気も併せ持つ。殺害した人間の臓器を食べる異常な行為から「人食いハンニバル」と呼ばれる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『レッド・ドラゴン』
  2. 『羊たちの沈黙』
  3. 『ハンニバル』
  4. 『ハンニバル・ライジング』

 

 

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『羊たちの沈黙』の続編にあたるが、監督はリドリー・スコットということもありレベルは高い。前作ではFBI特別捜査官のクラリスが主人公だったが、今回はハンニバル・レクターにスポットライトを当てるため猟奇的なシーンが多く、ホラーレベルも上がっている。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

とにかく『羊たちの沈黙』がハンニバルの奥行きや伸びしろ、得体の知れなさや、底知れぬ恐怖感を漂わせていて、演出に神がかったものがありました。そうして作り出された緊張感のおかげで、クラリスが家に侵入する暗闇のシーンなどの描写が際立ちました。また、『ライジング』では彼の根幹にあるものが日本要素であるということを知り、色々と考えさせられましたね。

 

 

19.『アル・カポネ』

アル・カポネはアメリカのマフィア。禁酒法時代のシカゴで、高級ホテルを根城に酒の密造・販売・売春業・賭博業の犯罪組織を運営し、機関銃を使った機銃掃射まがいの抗争で多くの死者を出したことでも知られている。頬に傷跡があったことで「スカーフェイス」という通り名があった。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『アンタッチャブル』
  2. 『スカーフェイス』
  3. 『暗黒街の顔役』
  4. 『ギャング・オブ・ニューヨーク』
  5. 『お熱いのがお好き』

 

 

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暗黒街の顔役

 

これがその『暗黒街の顔役』(原題はScarface)。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

アル・カポネは日本の大人気漫画『ワンピース』にも、カポネ・ベッジというキャラクターで登場します。彼の人生を存分に見るには、やはり『アンタッチャブル』が一番ですね。ロバートデニーロの熱演や、『ニューシネマパラダイス』の音楽等も担当したエンニオ・モリコーネの印象的なBGMが、怪しくこの映画を盛り上げます。

 

 

20.『パブロ・エスコバル』

『南米のゴッド・ファーザー』と言われたパブロ・エスコバル。それは、コロンビアの国会議員であり、慈善事業にも熱心な実業家、世界7位の大富豪。そして彼の本当の顔はは世界一の麻薬王。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『潜入者』
  2. 『バリー・シール/アメリカをはめた男』
  3. 『ブロウ』
  4. 『エスコバル楽園の掟』

 

 

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南米コロンビアの麻薬王パブロ・エスコバル率いる世界最大の麻薬カルテル、メデジン・カルテルに潜入する、アメリカ税関の潜入捜査官ロバート・メイザーがモデルになっている。

 

 

 

 

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前述したように、パブロ・エスコバル関連のドラッグの売人をジョニー・デップが演じる。

 

 

 

 

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エスコバルの親族に恋をしてしまった青年の物語。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

エスコバルは「コカインの帝王」とも呼ばれ、1980年代から1990年代初頭にかけて、アメリカ合衆国において自身の組織した麻薬カルテルによるコカインの取引を独占し、その過程で、死ぬまでに推定300億ドル(2021年の時点で640億ドルに相当)もの純資産を蓄えた、史上最も裕福な犯罪者とみなされています。ですから彼は前述したアル・カポネよりもお金を稼いだわけですね。カポネもそれ以上の額を稼ぎ出したのですが、それは『一味の稼ぎ』ということで、個人になると彼が世界一となります。

 

ただ、44歳で死没していますけどね。太く短い一生というのか、孔子や野口英世などは『40歳からが人生だ』と言いますから、シビアに見れば『膨張はこうして弾けるのが相場だ』ということになります。日本にもかなり有名なアウトローがいるのですが、面白いことに彼らもこのあたりの年齢で死没したり、逃亡生活を余儀なくされたり、長期間の懲役刑を受けたりしています。しかし、スケールが違いますね。少なくとも東京の不良に名を轟かせたその人たちは、多くても20億円。しかも、個人で自由に使えたお金がどれだけあるか分かりませんし、すべて没収されましたから。

 

これからも、人間に欲望があるかぎりこうした一生を送る人は後を絶たないでしょう。エスコバルは、そうした人々の典型的な例であり、その頂点の事例を見せた貴重な『資料』のような生き方をしたかもしれません。

 

 

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