MOVIE RECIPE
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当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

1.『アメリカンスペシャル』
『アメリカン』とついた映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『アメリカン・ヒストリーX』
- 『アメリカン・アサシン』
- 『アメリカン・ギャングスター』
- 『アメリカン・スナイパー』
- 『アメリカン・ビューティー』
- 『アメリカン・サイコ』
- 『アメリカン・レガシー』
- 『アメリカン・ドリーマー』
- 『アメリカン・スウィートハート』
- 『アメリカン・ジゴロ』
- 『アメリカン・ハッスル』

白人至上主義に傾倒する白人の兄弟を通して、アメリカが慢性的に抱える人種差別問題・経済格差問題を描いた作品。

無差別テロで恋人を殺害された青年。復讐心から鍛錬を重ね、一般人だが単独でテロ組織に潜入するまでの実力を持つようになった。その腕を買われ、CIAの工作員にリクルートされる。

NYの麻薬王フランク・ルーカスとそれを追い詰める刑事を描く。

多くの戦果から軍内で「伝説(レジェンド)」と称賛されると共に、敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられていた男クリス・カイルが描かれる。キャッチコピーは、「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」。

平凡な核家族が崩壊する過程で、現代アメリカ社会の抱える闇を時にコミカルに描き出す。

ウォール街を舞台に、投資銀行で副社長を務める一方で快楽殺人を繰り返す男が描かれる。私は彼よりも立場は下だが少し似ていて、共感してしまうところがあるのが狂気的な話だ。もちろん私は殺人はしないが。何から何まで揃っていても、物足りなさを感じてしまうということだ。もちろん私は何も持っていないのだが。

説明するとなると、西部のインディアン系の、オカルト染みた要素があるよくわからない映画、ということになってしまう。リバーフェニックスの映画というだけで今は貴重な作品の一つだが。

平凡な核家族が崩壊すこれも、フィクションにしては渋すぎて、実話じゃないのに実話っぽいから違和感がある。だが批評家は「『アメリカン・ドリーマー 理想の代償』はリアリズムに徹しており、観客の心を掴んでその思考を触発する作品だ。J・C・チャンダー監督の印象に残る作品群にまた一つ名作が加わった。」と言っている。る過程で、現代アメリカ社会の抱える闇を時にコミカルに描き出す。

アメリカの理想のカップルと呼ばれた映画スター同士の大物カップルがいるのだが、浮気が原因で不仲になる。彼女の妹であり、付き人である女性をジュリア・ロバーツが演じ、彼女を通して物語が展開される。

ジゴロというのはまさに、女に養われている男女から金を巻き上げて生活する男、女にたかって生活する男、女から巧みに援助を得る男など)のことをいう。この男もまたビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくるジゴロであった。だが、その仕事上、妙な守秘義務が発生するがゆえ、隠匿されがちになり、それれが原因で事件に巻き込まれる。

1970年代にアトランティックシティで起きた収賄スキャンダル「アブスキャム事件」を基に作られている。主人公アーヴィンのモデルはメル・ワインバーグという実在の詐欺師。クリスチャン・ベール、ブラッドリー・クーパー、エイミー・アダムス、ジェレミー・レナー、ジェニファー・ローレンス、そしてロバートデニーロという豪華キャストが見どころ。

『ジャパニーズ』というのはあまりないから面白いですよね。それは英語だからということもそうなのですが、日本語に戻して考えてみても『日本の暗殺者』とか『日本のジゴロ』という映画は今後も出ることはなさそうです。今後はどれだけここに作品が挙げられるでしょうか。こんなにあるのにまだまだ出てきそうな気配があります。アメリカ人にとってキャッチ―なフレーズなんでしょうか。
2.『アメリカン・ニューシネマ』
アメリカン・ニューシネマとは、1960年代後半から1970年代半ばにかけてアメリカでベトナム戦争に邁進する政治に対する、特に戦争に兵士として送られる若者層を中心とした反体制的な人間の心情を綴った映画作品群、およびその反戦ムーブメントである。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『フレンチ・コネクション』
- 『ロング・グッドバイ』
- 『俺たちに明日はない』
- 『明日に向かって撃て!』
- 『イージー・ライダー』
- 『ファイブ・イージー・ピーセス』
- 『ダーティ・ハリー』
- 『時計じかけのオレンジ』
- 『スケアクロウ』
- 『チャイナタウン』
- 『カッコーの巣の上で』
- 『狼たちの午後』
- 『タクシードライバー』
- 『M★A★S★H マッシュ』
- 『セルピコ』
それを終わらせた新時代の映画
- 『タワーリング・インフェルノ』(1974年)
- 『ジョーズ』(1975年)
- 『ロッキー』(1976年
- 『スター・ウォーズ』(1977年)

1961年に発生した、ニューヨーク市警察本部薬物対策課のエドワード(エディ)・イーガンとサルヴァトーレ(ソニー)・グロッソがフランスから密輸された麻薬約40キログラムを押収した実在の事件がモデルとなっている。

私立探偵フィリップ・マーロウを主人公とする長編シリーズの第6作。内容は1970代風にアレンジされており、エリオット・グールドが演じる探偵フィリップ・マーロウが友人テリー・レノックスの謎の死をきっかけにある事件に巻き込まれていく。

世界恐慌時代の実在の銀行強盗であるボニーとクライドの、出会いと逃走を描いた犯罪映画。最も有名なのはこの作品となる。

ロバートレッドフォードの代表作。実在の銀行強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇。

反体制的な若者2人がコカイン密売で儲けた大金をタンクに隠し、真のアメリカを求めてオートバイで放浪の旅に出る二人のヒッピーを描いたもの。特にステッペンウルフによる主題歌「ワイルドでいこう!(BORN TO BE WILD)」が高い知名度を誇る。

束縛が嫌いで、常に何かから解放されて身軽になろうとする男の物語。アメリカンニューシネマという大きな流れの中でできた映画のため、時代の影響も受けている。

サンフランシスコを舞台に、職務遂行のためには暴力的な手段も辞さないアイルランド系のハリー・キャラハン刑事が、ベトナム帰還兵の偏執狂的連続殺人犯との攻防を繰り広げるアクション映画。

このの宣伝コピーを、『レイプとウルトラ暴力とベートーベンがオレの生きがい。』というセンセーショナルなものに作り上げたキューブリックに対し、当然批判の声は上がった。この映画に触発され、犯罪に走る若者が増えたのだ。だが彼はこう答えた。『芸術家は作品の芸術性にだけ責任を持てばいい』。

正反対の人格を有する二人の男が次第に友情を深めていく過程を描いたロードムービー。暴行傷害の罪で服役し、6年間の刑期を終えたばかりの男(ジーン・ハックマン)と、5年越しの船乗り生活から足を洗った男(アル・パチーノ)が出会うところから物語は始まる。

1930年代後半のカリフォルニア州ロサンゼルスを舞台に、私立探偵が偶然にも関わってしまった殺人事件を通じ、誰にも変えられない運命の綾に踊らされる姿を描いたフィルム・ノワールである。

精神異常を装って刑務所での強制労働を逃れた男が、患者の人間性までを統制しようとする病院から自由を勝ちとろうと試みる物語である。

1972年8月22日にニューヨークのブルックリン区で発生した銀行強盗事件を題材にしている。本作品の殆どのシーンは役者たちのアドリブによって撮影されている。

デ・ニーロが鏡に向かい「You talkin’ to me?」と呟きながら自分の鏡像に銃を向ける場面は、脚本には書かれておらず、マーティン・スコセッシ監督とデ・ニーロが即興で練っていったという。

朝鮮戦争下の陸軍移動外科病院 (Mobile Army Surgical Hospital) が描かれる。単純に、戦地の味方陣営に兵士たちと同じように軍医たちがいるという状況だ。この視点から描くことで、作品を通して反戦を訴えている。

ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官の実話に基づいた作品。主人公であるフランク・セルピコをアル・パチーノが演じている
それを終わらせた新時代の映画

超高層ビル火災を描いた映画。本作品は1970年代中盤期のいわゆる「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている。
ジョーズ
とある平和な町の海辺で人を襲い出した巨大なホオジロザメの恐怖と、それに立ち向う人を描いた海洋アクション・スリラー作品である。

ボクシング映画の金字塔であり、スタローンの代表作。フィクションのボクサー映画でこれを超える作品は出ていない。

遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。の物語。

アメリカ市民がベトナム戦争の実態を目の当たりにすることで、ホワイトハウスへの信頼感が崩れていきました。そして戦争に懐疑的になった国民は、アメリカ政府の矛盾点に目を向け、若者のヒッピー化、反体制化が見られ、人種差別、ドラッグ、エスカレートした官憲の暴力性などの現象も顕在化します。そして、それを招いた元凶は政治の腐敗というところに帰結し、アメリカの各地で糾弾運動が巻き起こり、映画界にもこうした『逆らう、自由』というテーマが軸になった映画が流行します。
ベトナム戦争は、そうした政府の要人の子供たちなどは除外されていましたから、とにかくそこら中で不満が爆発していたんですね。70年代の半ばになると、このような明るい商業主義的な映画が人気になります。アメリカンニューシネマは『バッドエンド』という共通点がありますが、徐々にその流れも変わってきます。時代に逆らった映画を出しても興行的に失敗しますから、その波に乗せた作品があるのは当然のことですね。失敗したら大赤字となり、最悪の場合は借金に追い込まれ、多くの制作者が路頭に迷いますからね。
3.『インディアンを迫害して』
インディアンとは、インド人のことである。だが、本当のインド人ではない。『アメリカ大陸がインドだと思い込んだコロンブス』が彼らを『インディオ(スペイン語)』と呼んだところから始まった。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ジェロニモ』
- 『ダンス・ウィズ・ウルブズ』
- 『ラストサムライ』
- 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』
- 『ウィンド・リバー』

1880年頃。アメリカ人は、先住民のインディアンを殺したり追いやったりして、アメリカ大陸に新天地を築いた。つまり彼らの多くはイギリス人で、真のアメリカ人というのはインディアンなのだ。ジェロニモは、そのインディアンの伝説的存在だった。ラストシーンで我々は考えさせられることになる。彼らの宿命と正義について。

1863年頃。『狼と踊る男の決断』『狼と踊る男』。なんだか不思議でよく分からないニックネームだ。だが、それが非常に重要なキーワードとなる。彼にそんな名前をつけた人間は誰か。そして彼らはアメリカ人にとってどういう存在なのか。

1877年の西郷隆盛による西南戦争がモデルになっている。幕末の近代化、明治維新のその最中にあっても、長きに培わられた武士道精神がすぐに血脈から消えてなくなることはない。同じく、アメリカの南北戦争でインディアンを迫害して『神』を見失う者もまた、自分の生きる道を探していた。

アメリカの山奥、元騎兵隊の父と牧場で暮らす3人の息子達。彼等の穏やかな生活は第一次世界大戦の勃発を契機に大きく変わっていく。この作品にもインディアンが関係してくる。

MMIW(先住民女性や少女の失踪・殺人事件を認知させるための運動)を背景に、ウインド・リバーにおける問題への意識を高めるために作られた。

インディアンや黒人たちは差別される対象にありますが、それは有色人種として、アジア人もその対象です。ということはどういうことかというと、『白人』こそが人間の頂点にいて、その代表なのだという白人至上主義の発想が根付いているということです。そうなった理由は歴史の過去にあります。アングロサクソン人という人種が、ヨーロッパで常に力を持っていました。
その中で『KKK』とは、プロテスタントのアングロ・サクソン人(WASP)などの北方系の白人のみがアダムの子孫であり、唯一、魂を持つ、神による選ばれし民として、他の人種から優先され隔離されるべきである、と主張する選民思想団体のこと。彼らをテーマにした映画もたくさんあります。
アングロ・サクソンとは、現在のドイツ北岸からグレートブリテン島南部に侵入してきたアングル人、ジュート人、サクソン人のゲルマン系の3つの部族の総称。この中でアングル人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いたため、現在も英米などの英語圏白人をアングロ・サクソン人と呼びます。また、ゲルマン人がローマ帝国を滅ぼしたりしていますよね。
- イングランドの創始者
- アメリカ人の先祖はイギリス人
- ローマ帝国を滅ぼした覇者
等のいくつかの歴史の決定的な事実が、彼らの目を盲目にしているのです。更にここに、『アーリア人』というヒトラーやヒンズー教のカースト制度も関係する深い深い歴史の闇も関係してきます。簡単に言うと、『人間の中には、自分たちこそ支配する側であり、人間を支配できる権利を持っている』と思い込んでいる人がいるということですね。
4.『緊迫の米ソ』
『緊迫の米ソ』をテーマにした映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『レッドオクトーバーを追え!』
- 『トータル・フィアーズ』
- 『クリムゾン・タイド』
- 『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
- 『13デイズ』
- 『ブリッジ・オブ・スパイ』
- 『コードネーム U.N.C.L.E.』
- 『ハンターキラー 潜航せよ』

1984年11月、冷戦時代の米ソが題材となる。ショーンコネリー演じるソ連潜水艦『レッドオクトーバー』の艦長が、目に見えない敵の魚雷を圧倒的な経験値によって、直感で避けるシーンがある。だがもちろんこの直感とは『偶然を狙った賭け』の類ではなく、魚雷の機能や海中での物理的な動きなど、様々な要素を計算してひねり出したものだった。

ジャック・ライアンシリーズのひとつである。ロシアで前大統領が急死しチェチェン紛争に関して強硬姿勢も辞さない新大統領ネメロフが就任し、米ロ両国の緊迫した関係を改善するため米国はCIAの長官キャボットとその補佐のジャック・ライアンをロシアに派遣する。

キューバ・ミサイル危機中に現実に起こった、ソ連潜水艦副長ヴァシリー・アルヒーポフのエピソードをモチーフとしている。ヴァシーリイ・アルヒーポフは、ソ連海軍の軍人。キューバ危機の際、アメリカ海軍への核魚雷の発射を防いだ。当時、核魚雷の発射には乗艦する三人の士官の承認が必要だったが、小艦隊司令および副艦長であったアルヒーポフだけがその承認を拒否した。この事実は、2002年に初めて公になった。

1964年のイギリス・アメリカ合作のブラックコメディ映画。冷戦時代のソ連とアメリカの核戦争を風刺している。この映画は、これまでに作られた最高のコメディ映画の一つであると同時に、史上最高の映画の一つであると考えられている。

1962年のキューバ危機を題材にしたサスペンス映画である。同じケネディ大統領を扱った映画『JFK』でも主演を務めたケビン・コスナーを大統領特別補佐官役として迎えた。

U-2撃墜事件でソ連の捕虜となったフランシス・ゲイリー・パワーズの解放のために動く弁護士のジェームズ・ドノヴァンを中心に描かれる。題名の『ブリッジ・オブ・スパイ』とはスパイ交換が行われたグリーニッケ橋を指す。

東西冷戦の最中の1960年代中盤。CIAとKGBは、核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織の存在に気付き、この組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことになった。そして、直前まで東ベルリンから亡命する東ドイツ人エンジニアの脱出劇を巡り対峙していた、CIAエージェントとKGBエージェントが抜擢される。

ロシア領バレンツ海にて、アメリカ合衆国海軍潜水艦USSタンパベイが何者かに撃沈され、消息を絶つ。軍上層部は詳細を調べるためにジョー・グラス艦長の指揮する潜水艦USSアーカンソーの派遣を決定する。

この中では『キューバ危機』を扱った『13デイズ』が最も『第三次世界大戦』に近づいた緊張感のある時期を切り取った映画となります。ただ、オリバーストーンのドキュメンタリー映画で、プーチン大統領に『博士の異常な愛情』を見せ、一緒に鑑賞するシーンがあり、プーチンがキューブリックを褒めるシーンがありました。この映画は、これまでに作られた最高のコメディ映画の一つであると同時に、史上最高の映画の一つであると考えられています。
また、直接対決じゃなくても水面下に米ソがいた『ベトナム戦争』や『朝鮮戦争』で考えれば、『プラトーン』、『ブラザーフッド』等もここに該当しますね。米ソ冷戦は、お互いに核兵器を保有しているので直接対決をしたらもう世界が終わるということを日本の事例で分かっているので、こうした代理戦争という形以上の結果には至りませんでした。
戦争は本当に愚かでしかありませんが、最後のラインは超えない現実を考えると、そこに人間の理性を感じて、私などは希望の光を見てしまいます。戦争の惨劇を見た後に同じことは言えないでしょうけどね。その意味で、『7月4日に生まれて』等も見ごたえがあります。
5『アメリカの地名が入った映画』
『アメリカの地名が入った映画』をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『L.A.ギャング・ストーリー』
- 『L.A.コンフィデンシャル』
- 『ウィンド・リバー』
- 『ウォール・ストリート』
- 『エリザベスタウン』
- 『カリフォルニア』
- 『カリフォルニア・ダウン』
- 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』
- 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
- 『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
- 『デトロイト』
- 『ナッシュビル』
- 『フィラデルフィア』
- 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』
- 『マイアミ・バイス』
- 『マイ・プライベート・アイダホ』
- 『マダム・イン・ニューヨーク』
- 『マンチェスター・バイ・ザ・シー 』
- 『ミシシッピー・バーニング』
- 『ラスベガスをやっつけろ』
- 『ラスベガスをぶっつぶせ』
- 『ラブ IN ニューヨーク』
- 『早熟のアイオワ』

1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。

1950年代のロス市警。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。

MMIW(先住民女性や少女の失踪・殺人事件を認知させるための運動)を背景に、ウインド・リバーにおける問題への意識を高めるためにこの映画を作られている。

出世願望の強い若手証券マンと、冷酷かつ貪欲な投資家による企業買収を描いた金融サスペンス。ウォール街は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタンの南端部(ロウアーマンハッタン)に位置する細いストリートの一つ。

8年がかりのプロジェクトに失敗して会社を解雇された男性が、父の葬儀のために故郷エリザベスタウンに行って自分を取り戻していく姿を描いている。

殺人鬼の心理に興味を抱くルポルタージュ作家の男が、恋人の写真家と共に連続殺人犯の犯行現場を取材しながら憧れの地カリフォルニア州まで旅する計画を思いつく。経済的な事情で『相乗り』のアイディアで割り勘として旅をしようとするが、この乗せた男が普通ではなかった。

カリフォルニア州を巨大地震が襲う。観測史上最大の地震が発生し、サンフランシスコは巨大津波に襲われ、パニック状態に。一人のレスキュー隊員の男とその家族を軸にして、物語が展開される。

ニューヨークの大物ヘッジファンドである男が一代で莫大な富と名声を築き、家族にも恵まれ幸せな毎日を過ごしているかのように思われた。しかし、その裏ではロシアの銅山への投資に失敗し大損失を出してしまい、多額の負債を返済するためにスタンダード銀行に自社を売却する準備を進めていた。

前述したように、メドガー・エヴァーズ射殺事件を描いている。

ウディ・アレン監督作品。ニューヨークでジゴロが活躍する映画。

1967年のデトロイト暴動の最中に発生したアルジェ・モーテル事件を題材にした作品。本作が全米公開された2017年はデトロイト暴動の発生から50年を迎える節目の年でもあった。

テネシー州ナッシュビルでのカントリー・ミュージックやゴスペルなどの音楽業界に関わる人々に焦点を当てている。メイン・キャラクターが24人もおり、曲は1時間に亘り、ストーリーラインも幾線にも亘る。
フィラデルフィア
エイズとゲイにまつわる偏見を法廷で覆してゆく物語。エイズが疑われる男が、それを理由に首になり、弁護士を雇ってこの問題と対決する。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件によって両足を失ったジェフ・ボーマンがブレット・ウィッターとともに2014年に上梓した回顧録『Stronger』を原作としている。
マイアミ・バイス
1984年から1989年にかけてアメリカ合衆国で放映されたテレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』を劇場用映画としてリメイクした。

売春、同性愛、ドラッグ、近親相姦、ナルコレプシーといったショッキングな設定ながら、ストリートで暮らす若者達の痛み・切なさ・葛藤を詩的な映像美で表現した。親友だったリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスが主演した貴重な映画。
英語の苦手なインド人主婦がニューヨークの英会話学校に通うようになったことをきっかけに自信と誇りを取り戻していく姿を描いている。
マンチェスター・バイ・ザ・シー
景色のいい浜辺や景勝地で知られるマンチェスター・バイ・ザ・シー(マンチェスター)での一場面を切り取った映画。兄を亡くし、その子供の後見人に選ばれ、躊躇する弟の葛藤が描かれる。

前述したように、1964年に米ミシシッピ州フィラデルフィアで公民権運動家3人が殺害された事件をモデルにした社会派映画。KKKの衝撃的な凶行が印象的。

前述したように、ラスベガスで実際に起きた、ブラックジャックのカードカウンティング事件を題材としたベン・メズリックの小説『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』の映画化。MITブラックジャックチームが描かれており、このチームはマサチューセッツ工科大学などの学生や卒業生で構成され、ブラックジャックのカードカウンティングをするチームである。モデルとなったジェフ・マーも端役で出演している。
ラスベガスをぶっつぶせ
前述したように、由奔放な青年と重いサヴァン症候群の兄との出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。トムクルーズ演じる弟が、サヴァンの兄の能力を利用してカジノで金儲けしようとするシーンがある。

マイケルキートンが主演の映画で、時代を感じさせる映画。ケビンコスナーの映画デビュー作品でもある。

『プリティリーグ』で有名な監督・脚本を行った俳優のロリ・ペティが、自身の少女期の実話を基に描いた作品。

アメリカの地名は今後もどんどん入ってきそうですね。こちらとしては、地理を覚えるのに便利ですからどんどんやってほしいですね。たくさん映画を観ているうちに、(NYは東なんだ)(LAは西なんだ)(ミシシッピは南なんだ)とか、そうやって場所を覚えていきましたからね。
6.『アメリカ史に残るヒーロー』
アメリカ人が選んだアメリカ映画史に残る大人気キャラクター10選。今回はあえてキャラクターの紹介だけに留める。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ダーティ・ハリー』
- 『ターミネーター』
- 『バイオハザード』
- 『ビバリーヒルズ・コップ』
- 『スーパーマン』
- 『ロッキー』
- 『トゥームレイダー』
- 『エイリアン』
- 『ダイハード』
- 『インディ・ジョーンズ』

『ダーティ・ハリー』ことハリー・キャラハン。

シュワちゃんのT-800。

主人公のアリス・アバーナシー。

主人公のアクセル・フォーリー。
スーパーマン
ここからは『スーパーマン』が。

ロッキー・バルボア。

主人公のララ・クロフトが。
エイリアン
エイリアンが。

主人公のジョン・マクレーンが。

そしてここからはインディ・ジョーンズが選ばれた。

この中に日本発のアリスが含まれているのがすごいですね。その他、『ゴジラ』や黒澤映画等も違うジャンルでランクインすることになりそうです。日本もゲームや漫画のジャンルなら世界で常に1,2位を争う最前線にいますから、マリオやピカチュウ、ファイナルファンタジーとディズニーがコラボした『キングダムハーツ』、様々なゲームキャラがコラボする『スマブラ』等のコンテンツもさることながら、そうして世界に侵食していって、そこから映画のキャラクターとして根付くということはありえそうです。まずはトヨタ車や川崎のバイク、日本食などと同様、侵食することが大事ですからね。
7.『ボストンマラソン』
ボストンマラソンは、毎年4月の第3月曜日(愛国者の日)にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで開催される、ワールドアスレティックスエリートプラチナラベルのマラソン大会であり、ワールドマラソンメジャーズの一つである。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『パトリオット・デイ』
- 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』

2013年に発生したボストンマラソン爆弾テロ事件の事件発生からわずか102時間で犯人逮捕に至った顛末を描く。アメリカ独立戦争が開戦した4月19日を「愛国者の日」とし、それを記念して第1回が開催された歴史ゆえ、このようなタイトルになっている。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件によって両足を失ったジェフ・ボーマンがブレット・ウィッターとともに2014年に上梓した回顧録『Stronger』を原作としている。

『パトリオットデイ』は非常に臨場感のある映画で、映画館が緊張感に包まれたのを覚えています。後者も重苦しい印象ですから見るまでに少し時間がかかりましたが、教訓性も高いし、中々いい映画でした。なにより、実在する人の話ですから、むげになどできませんね。
8.『宇宙開発競争』
宇宙開発競争とは、冷戦中にアメリカ合衆国とソビエト連邦との間で宇宙開発をめぐって戦われた、非公式の競争である。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ガガーリン 世界を変えた108分』
- 『ファースト・マン』
- 『アポロ13』
- 『ライトスタッフ』
- 『スペース・ウォーカー』
- 『ドリーム』
- 『遠い空の向こうに』

ユーリイ・ガガーリンが世界初の有人宇宙飛行を果たした1961年4月12日の前夜から無事に帰還するまでを、それまでの訓練や少年期の回想を交えながら描く。

史上初めて月面を歩いた宇宙飛行士ニール・アームストロングの1961年から1969年にかけてのNASAのミッション(ジェミニ計画、アポロ計画)が実話に基づいて描かれる。

アポロ13号への搭乗が予定されているジム・ラヴェル船長(トム・ハンクス)とフレッド・ヘイズ月着陸船パイロット(ビル・パクストン)、ケン・マッティングリー司令船パイロット(ゲイリー・シニーズ)の3名の宇宙飛行士は、史上3度目の月面着陸を目指す。専門家からも評価が高い映画である。

前述したように、NASAのマーキュリー計画(宇宙に人間を送り出す国家プロジェクト)を背景に、戦闘機パイロットが「ライトスタッフ(己にしかない正しい資質)」に従い孤独な挑戦を続ける姿が描かれる。音速の壁に挑戦し続けた実在の人物、チャック・イェーガーをサム・シェパードが演じた。

1965年3月。ソ連のアレクセイ・レオーノフは最初の宇宙遊泳に挑戦する。

NASAで働いた黒人女性たちの話で、実話である。当時は、女性すらも働くことのハードルは高かった。

原作は元NASA技術者のホーマー・ヒッカムによる1998年の回想録『October Sky』で、日本でいう中学三年生・高校一年生の英語の教科書にも載せられている。1957年10月ソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見たアメリカ合衆国ウエスト・ヴァージニアの小さな炭坑の町の高校生4人が、ロケット作りに挑戦し、ロケット作りを通して、時にはぶつかり、また励まされながら成長していく。

共産主義ソ連と資本主義アメリカが第二次世界大戦から学んだことは、より高く飛行できる方が敵の行動を監視する優位を得て、兵器の力を制御して、ついには世界の軍事的覇権を勝ち取れるということでした。第三次世界大戦すなわち『冷戦』においては、ドイツのロケット工学に刺激された米・ソは地球外宇宙空間に砲台をもっとも多く保持する者が、全地球上の軍事力を制御できると考えていたといいます。月は、まさに『永遠の』空の優位性をもたらす星だったのです。
つまり、米ソがあのようにして宇宙開発競争に躍起になっていた背景には、そういう『空の支配権の強奪戦』の側面もあったわけです。競争の端緒となったのはソ連の人工衛星『スプートニク』でした。
- 1957年10月:ソ連、最初の人工衛星スプートニク1号
- 1961年4月:ソ連、宇宙に最初の人間ユーリ・ガガーリン
- 1961年5月:アメリカ、宇宙に最初のアメリカ人アラン・シェパード
- 1963年6月:ソ連、宇宙に最初の女性ワレンチナ・テレシコワ
- 1965年3月:ソ連、最初の宇宙遊泳アレクセイ・レオーノフ
- 1966年2月:アメリカ、最初の月着陸ルナ9号ロボット無人探査機
- 1968年12月:アメリカ、月の軌道に最初の人類アポロ8号宇宙飛行士たち
- 1969年7月:アメリカ、月に最初の人類アポロ11号飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリン
※アポロ飛行計画の成功は、宇宙開発競争の終わりのはじまりとなった。
9.『7月4日』
『7月4日』はアメリカ合衆国の独立記念日である。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『7月4日に生まれて』
- 『パトリオット』
- 『戦場からの脱出』

ベトナム戦争を経験したロン・コーヴィックの同名の自伝的小説(1976年)を映画化した作品。彼は忠誠心が強い人間で、それは彼の誕生日が独立記念日でもある7月4日だったということも関係しているだろう。愛国者精神もあり、そして『汝、殺すなかれ』という教えにも真剣に向き合う人間だった。だが・・。

アメリカがイギリスから独立して『アメリカ合衆国』になる時代を切り取った映画だから、それだけで見ごたえは十分だ。主役のメルギブソンはその戦争のメインキャラクターではなく、あくまでも個人的な戦いとして戦争に参加するところもいい。そっちの戦争も十分見ごたえがある。

ベトナム戦争下で捕虜となった米軍パイロット、ディーター・デングラーの実話を基にした作品で、『捕虜としての囚人生活』から脱出しようとする物語。この映画でも『7月4日』がキーワードとなる。

前述したように、アメリカ独立戦争が開戦した4月19日を「愛国者の日」としていますから7月4日と併せて愛国記念日的な日が2回あるということになりますね。戦争を起こした日を記念日とするのは微妙なところですが、『支配から脱却した日』とか、『自由になるために立ち上がった日』などを考えると、それを忘れないために記念日になることは自然かもしれません。
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