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『様々な道のり』(MOVIE RECIPE)

『様々な道のり』
逃避行などを含めた『逃げきれ!』というレシピは作りましたので、今回は同じ道のりの話でも、それとは違うニュアンスが含まれたテーマの映画をピックアップしています。護送や、一人旅、訳アリの帰郷など。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

MOVIE RECIPEトップページはこちら。

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このレシピの詳細

  • レシピ数:7
  • 紹介映画:56

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『護送』

護送とは、付き添って護り送ること等を意味するが、この場合は逮捕・捕獲されている。つまり、勾留されている被告人や受刑者などをある場所から他の場所へ拘束したまま送致することのそれを指す。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『羊たちの沈黙』
  2. 『アイデンティティ』
  3. 『セブン』
  4. 『藁の楯』
  5. 『ミッドナイト・ラン』
  6. 『3時10分、決断の時』
  7. 『アパルーサの決闘』
  8. 『ピンク・キャデラック』

 

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ハンニバル・レクターという知能指数の高い異常犯罪者を護送することになり外に出すシーンがある。だが、それは護送対象者にとっては千載一遇のチャンスでもある。

 

 

 

 

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連続異常殺人の犯人を護送するシーンがあるが、護送される前、最中、後のすべてに見どころがあり、犯人から目が離せない展開となる。

 

 

 

 

藁の楯

 

「この男を殺して下さい。名前・清丸国秀。お礼として10億円お支払いします。」という衝撃的な広告が全国の主要な新聞に一斉に掲載された。警視庁SPの銘苅はこの広告を知った当初は侮っていたが、そんな銘苅に清丸を護送する任務が言いつけられた。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

その他にも『逃亡者』や『コンエアー』などもここに該当しますね。護送されている間に逮捕者の仲間や、生きていては困る敵対者などに護送車が襲撃されるケースは多く見られる展開です。日本ではあまりありませんよね。印象的には、『道が広く、銃がある』という違いが関係しているように見えます。特に東京の道は狭いですから、警察署で勾留した加害者を東京地方検察庁がある霞が関に連れていくまでの護送車は、東京の入り組んだ街を通ります。基本、渋滞している朝に出発しますから、逃走することは困難を極めます。また、銃があるとその時点で警察と対等の攻撃力を持ちますからね。気持ちが大きくなって、犯行に及びやすくなるのでしょう。

 

2.『男の二人旅』

男が旅をするというケースは女のそれより多い。女性の旅よりはリスクが低いからということもあるだろう。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『サイドウェイ』
  2. 『ロング・トレイル!』
  3. 『レインマン』
  4. 『ネブラスカ ふたつの心をつなぐ旅』
  5. 『セント・オブ・ウーマン/夢の香り』
  6. 『モーターサイクル・ダイアリーズ』
  7. 『Mr.ダマー』
  8. 『センチメンタル・アドベンチャー』
  9. 『スティーブ・ジョブズ』

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私もそうですが、男というのは旅が好きなんでしょうか。3人以上集まると『旅行』になるような気がしますが、そうした旅行もよく悪友たちとしていました。スキーや温泉、海水浴などがそうですね。ただ、そのうちそういう同じことの繰り返しが時間の浪費に思うようになり、世界遺産等を観に行く旅に変更しました。ついてこれるのは半ば強制的でもある部下だけであり、悪友たちはやはり今までの娯楽要素が強い旅行から、急に切り替えることができなかった印象です。今では、あの切り替えは正しかったと判断できます。思い切って視野を広げたおかげで、自分がいた場所が『井戸』だったことに気付けました。

 

3.『不思議な二人旅』

旅というのは計画的に始める場合もあるが、偶然かつ強制的に始まる旅もある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『第九軍団のワシ』
  2. 『涙するまで生きる』
  3. 『スケアクロウ』
  4. 『菊次郎の夏』
  5. 『パーフェクト・ワールド』
  6. 『SF超人ヘラクレス』
  7. 『デュー・デート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜』
  8. 『バレット』
  9. 『ファーザーズ・デイ』
  10. 『バッファロー’66』

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私のように、すべて計画して時間を無駄にしたくないと考える人もいますが、反対に、『行きずりの旅』を謳歌する人もいます。行き当たりばったりが他の死因だ。それが旅の醍醐味なんだということですね。どちらも一長一短があるでしょう。どんなことでもそうですね。前者なら計画次第で濃密な旅行体験ができますが、ハプニング的な思い出はには出会えないかもしれません。後者は運次第で、内容がすっからかんになるリスクがありますが、運が良ければ何年経っても大笑いできる楽しい思い出に出逢えるかもしれません。ただ、海外の場合は気を付けた方がいいですね。国内旅行とは少し次元が違いますので。

 

 

 

 

4.『一人旅』

本当の旅は一人でするものだ。ということを言う人もいる。何かを探すために旅に出るなら、一人の方が効果を得やすいからだ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ザ・ビーチ』
  2. 『LIFE!/ライフ』
  3. 『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
  4. 『奇跡の2000マイル』
  5. 『手塚治虫のブッダ 赤い砂漠よ!美しく』

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

一人で旅をすると前述したように、効果を得られやすいと言えます。二人以上いると、ああだこうだと話をしあって、そこである種の結論が出てしまいます。往々にしてそれは、『その会話が終われば結論が出た』という錯覚を生んでしまいます。しかし実際には、結論が出たから会話が終わったのではなく、ほとんどの場合では『時間がない』とか『次のスケジュールに追われる』とか、そういう物理的限界や、不可抗力の環境に押されて終わっている場合が多い。一人で旅をし、何かを体験すると、その体験の『処理』を一人で行うことにより、一人の時間でいつまでもそのことについて考えることになります。ブッダの場合、その究極の例だと言えるでしょう。彼がブッダになったのは、ある木の下でしたが、もちろん石の下でも、崖の下でも、どこでもよかった。『一人になって自分の心と向き合う』ことがカギだったのです。

 

 

5.『遠い道のり』

想像を絶する非常に長い道を歩くと、それだけで映画になる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ロング・トレイル!』
  2. 『奇跡の2000マイル』
  3. 『ザ・ハント ナチスに狙われた男』
  4. 『ウェイバック -脱出6500km-』

 

 

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前述したように『アパラチアン・トレイル』に挑戦した高齢者の話。要した期間にかかわらず、全区間を踏破した者は、総延長が2,000マイル余りであることに因んで2000 Milerと呼ばれる。およそ、3000km程度だ。

 

 

 

 

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前述したように、一人の女性が一匹の犬と4頭のラクダを連れて、アリススプリングスからインド洋に向かってオーストラリアの砂漠地帯を2700km(1700マイル)踏破した。これもおよそ、3000km程度だ。

 

 

 

 

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この場合は体感距離だ。ナチスに追われる男が治外法権を目指してスウェーデン国境を目指すが、その旅は極寒の雪山であり、体感距離は恐ろしく遠い。この地域に住む人であっても寒さに凍え死にそうになるのだからやばい。

 

 

 

 

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第二次世界大戦中にシベリアのグラグ(強制労働収容所)から逃れる一行を描く。バイカル湖、モンゴルとの国境を超え、ソ連を脱したのを喜んだのも束の間、そこはソ連と密接な関係をもつ共産主義国家だと知る。モンゴルも、その南に位置する戦時中の中国も安泰ではない。それならばと、灼熱のゴビ砂漠、世界の屋根ヒマラヤ山脈を越え、自由を求め彼らはイギリス領インド帝国を歩いて目指す。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

私もこれくらいの経験をすれば何かを得られる、と10代の頃なら考えたかもしれません。しかし、恐らくですがこういう経験をしても、特に何もありません。これが旅と『ひたすら歩く』ことの違いです。ひたすら歩くのは、ジョギングに近いことです。ジョギングというのはメンタル系の本にもありますが、精神安定のために推奨されている行為。料理、縄跳びなどと同じで、『それをやっている間は何も考えずにすむ』という特徴があります。逆に言うと、『他のことは考えられない』わけで、だとするとその行為をするだけでは何も得られません。私も富士登山をしましたが、それだけで何か変化はありませんからね。それさえ覚えておけば、その旅に意味を見出せるでしょう。人生、無意味なことはありませんからね。

 

6.『親を探して』

親を探して旅に出る、というケースの映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 奇跡のシンフォニー
  2. 『ANNIE/アニー』
  3. 『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
  4. 『耳に残るは君の歌声』
  5. 『LION/ライオン 〜25年目のただいま〜』
  6. プルートで朝食を

 

 

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サルー・ブライアリーのノンフィクション本『25年目の「ただいま」 5歳で迷子になった僕と家族の物語』を原作としている。5歳の時に両親とはぐれてしまい、オーストラリア人夫婦に引き取られたサルー・ブライアリーがGoogle Earthを使って本当の家族を探し出す。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私の場合で考えると、もしこういうケースでも会いに行かない可能性があります。親と離れても10年以上会わない期間があったりしましたし、考え方が少し変わっています。『親と宗教が違う』という決定的な事実もあるでしょう。私は無宗教ですからね。また、墓参りなどの習慣もありません。キリスト教徒だからなのか、初詣もなければ、『あけましておめでとう』も特にない家庭でした。この基礎土台があるからなのか、(生きているなら別に会っても会わなくてもいい)という考えを持つようになりました。私のようなケースは特殊かもしれませんね。

 

7.『訳ありの帰郷』

今、帰郷の話がちょうど出たが、私じゃなくても帰郷にはある種の抵抗を持つ人もいるようだ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ジャッジ 裁かれる判事』
  2. 『エリザベスタウン』
  3. 『ボルベール〈帰郷〉』
  4. 『みんな元気』
  5. 『ヤング≒アダルト』
  6. 『クーパー家の晩餐会』
  7. 『ラブ・アゲイン』
  8. 『マイ・ハート、マイ・ラブ』
  9. 『シンクロナイズドモンスター』
  10. 『君がいた夏』
  11. 『晩秋』
  12. 『バッファロー66’』
  13. 『しあわせの帰る場所』
  14. 『ネブラスカ』

 

 

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依頼人のためにはダーティな手法も辞さないやり方で人生を謳歌する息子と、堅物の父の再会の物語。このたび、母が亡くなってしまったということで、彼は実家に帰郷することになった。仲違いしていた彼らだが、ある事件をきっかけに協力しなければならないことになる。

 

 

 

 

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これも同様に詳細なしで、そのまま鑑賞するほうがいい。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

前述したように、なかなか帰郷しないのは私だけではないようですね。ただ、もし私に墓参りの習慣があったなら、その墓はきっと地元にあるのでしょうから命日に実家に寄ったり、墓参りに行くついでに寄ったりしますけどね。両親が存命でも、祖父母はお墓にいるということはあるでしょうから。まあでも、このように色々なケースを覗いてみると、私だけが特殊ではないということがわかります。私は冠婚葬祭すら行かない極めて稀な人間ですが、その代わりに(これが最後になるかもしれない)として、あいさつはきっちりしますからね。

 

 

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