MOVIE RECIPE
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- レシピ数:9
- 紹介映画:53
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

1.『チベットの神秘』
チベットにはチベット仏教があり、輪廻転生(生まれ変わり)が信じられていたりして神秘に包まれている。ダライ・ラマ14世はノーベル平和賞を受賞していたりして、世界的影響力も大きい。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『2012』
- 『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
- 『ドクター・ストレンジ』
- 『クンドゥン』
- 『バットマン ビギンズ』
- 『リトル・ブッダ』

古代マヤ人が2012年の冬至ごろに訪れると予想した人類滅亡に関する幾つかの仮説を元に製作された。これはメソアメリカ文明の長期暦において、2012年12月21日に一つの区切りを迎えることから来ている。この映画でも、あるチベット人僧侶が一人のキーマンとして登場する。

アイガー初登頂で知られるオーストリアの登山家ハインリヒ・ハラーの自伝の映画化。彼がチベットで過ごした7年間、彼と若きダライ・ラマ14世との交流を描く。彼は意図して『チベットへの旅』を目指したわけじゃないが、人生に問題を抱えていた一人の男だった。そんな彼は少年ダライ・ラマとの出会いで何を得るのか。
ドクター・ストレンジ
天才外科医時代のストレンジが、交通事故に遭って両手にマヒが残るケガをしてしまう。あらゆる治療法を試し、最後にネパールのカトマンズの修行場カマー・タージに辿り着く。そこで神秘の力を操るチベット系の僧侶である指導者エンシェント・ワンと巡り会った彼は、未知なる世界を目の当たりにして衝撃を受け、ワンに弟子入りする。

ダライ・ラマ14世の半生を描いた伝記映画。世界の人からすると存在自体が神秘の存在である。波乱に満ちた一生を送ったのが分かる。マーティン・スコセッシは、『沈黙』のようなキリスト教を応援する映画も作るし、ちゃんとこういう風に違う宗教にも目を向けるところがいい。

ヒマラヤの奥地に潜み、数千年の歴史を持つ影の同盟(League of Shadows)のリーダーであるラーズ・アル・グールが登場する。バットマンことブルースウェインは彼の下で武術を覚えた。ネパールもヒマラヤも厳密にチベットではないが、ほぼ同じ位置にある。チベット自治区はヒマラヤ山脈の北側にあるチベット高原に位置する中国の自治区。

チベットから亡命し、ブータン王国の寺院で仏教の教えを説く高僧ノルブの元に一通の電報が届いた。それは晩年を海外での布教に捧げ、9年前にアメリカで亡くなったノルブの師である高僧ドルジェの生まれ変わりの可能性がある少年が見つかったというものであった。

地理的には西から数えて、インド、ネパール、ブータンがあり、それらがヒマラヤ山脈に隣接していて、チベット自治区はそのヒマラヤ山脈の北側にあるチベット高原に位置します。ブッダの教えを説いた『仏教』は、このようにしてチベット仏教だとか、~仏教だとか、様々な宗派に分かれます。シンプルに考えて、結局は根幹にいるのは『ブッダ』になるわけです。彼の通称は『釈迦』。釈迦一族の王子であった彼の本名は、ゴータマ・シッダールタ。彼が息をしたのは2500年前で、ちょうどこのヒマラヤ山脈の付近で生活していました。彼の存在は世界中の大勢の人間に、今なお強い影響を与えています。
2.『オランダのひと時』
オランダが舞台となる映画をピックアップ。
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- 『真珠の耳飾りの少女』
- 『チューリップ・フィーバー 肖像画に秘めた愛』
- 『15時17分、パリ行き』

1665年のオランダ、デルフトの街を舞台に、ヨハネス・フェルメールの絵画『真珠の耳飾りの少女』を題材にして作られたフィクション。名優が出演することもあって、中々見ごたえがある。

17世紀のチューリップ・バブル時代のアムステルダムを舞台に、既婚女性と恋に落ちる画家の物語を描く。実はこの時代のオランダを描くことには意味があり、『ヨーロッパの覇権』の推移で考えた時、とても貴重なワンシーンとなる。

2015年8月21日に高速鉄道タリス内で発生したタリス銃乱射事件と事件に立ち向かった3人の若者を描く。主演の3人は、実際にタリス銃乱射事件に巻き込まれた3人を本人役として起用しているのだが、彼らが途中で立ち寄ったのがアムステルダムだった。『アムステルダム発パリ行きの高速鉄道タリス車内』で起きた事件だった。

ヨーロッパの覇権で印象的なのは、大航海時代を作ったスペイン。そしてエリザベス女王のいるイギリスや、同じように植民地政策で力を得たフランスです。その後、一時的に世界大戦の時代にドイツが力を強引に力をふるいますが、途中、少しだけオランダが覇権を握った時代があります。1588年、『オランダ独立戦争』、『アルマダの海戦』に勝ったオランダは、急速な経済成長を遂げ、アムステルダムは世界の貿易・金融の中心地となり、スペインに代わって世界貿易をリードする『栄光の17世紀』を迎えるんですね。この映画はその時代を切り取った重要なシーンともなるのです。
3.『ベトナムのラジオ』
ベトナム戦争の映画はいくつもあるが、『ベトナムのラジオ』というくくりでまとめられる映画もある。
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- 『グッドモーニング, ベトナム』
- 『ハンバーガー・ヒル』

まずはこれが確実に上げられる。一人のラジオDJが、兵士達を笑いとロックで癒し、ベトナム人と触れ、戦争の冷酷さに翻弄される5ヶ月を描いたベトナム戦争映画の中でも異色の作品。

1969年、南ベトナムのアシャウ渓谷にある丘、ドン・アプ・ビア=通称“937高地”(兵士が爆風で吹き飛ばされ、ミンチ肉のようになったことから、ハンバーガー・ヒルと呼ばれた)でアメリカ軍第101空挺師団と北ベトナム軍との間で繰り広げられた攻防戦「アパッチ・スノー作戦」を描く。この映画でも兵士たちがラジオを聞いてわずかな娯楽を楽しむシーンがある。

1950年代に米国でテレビが一般家庭に普及し始めたので、この時代にもテレビはありましたが、戦争になるとどうしても『ながら』でしか娯楽を楽しめません。よって、ラジオが活躍したのだな、ということがこれらの映画を観て伝わってきます。ある映画では、むしろそのラジオが戦況を揺るがすような重要な情報を流すということで、兵士と捕虜がそれをめぐって駆け引きをするというシーンもあります。第二次世界大戦のときで言えば、『ソ連の活躍』という情報は、ドイツ軍の劣勢を意味しますから、それで各人の士気が上がったり下がったりしたんですね。
4.『ミシシッピの闇』
アメリカ南部にあるミシシッピで、特に『闇』に迫った映画をピックアップ。
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- 『ミシシッピー・バーニング』
- 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
- 『ヘルプ 〜心がつなぐストーリー〜』

1964年に米ミシシッピ州フィラデルフィアで公民権運動家3人が殺害された事件をモデルにした社会派映画。KKKの衝撃的な凶行が印象的。

1963年に起きたアフリカ系アメリカ人の公民権運動家メドガー・エヴァーズ射殺事件を追い続け、その犯人である白人至上主義者ベックウィズを30年後に有罪に持ち込んだ地方検事とメドガーの妻の闘いを描いた映画。タイトルの意味は、主人公の娘クレアの部屋に出るという幽霊と、アメリカ合衆国南部に根強く残る“人種偏見”を亡霊に喩えたもの。

1960年代の公民権運動を背景とし、ミシシッピ州ジャクソンに住む若い白人女性のスキーターと2人の黒人のメイドの関係を描く。

アメリカ南部が黒人差別が激しい理由は、かつて南北戦争の際にまさに黒人差別発想をして、内戦をしたからですね。北部では奴隷解放の考えが強く、南部では奴隷を維持する考えが強く、考え方が対立して衝突しました。南部では作物がよく育ったので、それを中心とした仕事が多くあり、人手が足りず、奴隷が欲しかったのです。よって、北部の人の考え方と対立。アメリカが南北に分裂し、北部のリンカーン大統領に対抗して、南部がジェファソン・デヴィスを大統領にし『アメリカ連合国』を作りました。アメリカが2国に分裂してしまったのです。そしてアメリカ南北戦争(1861年~1865年)が勃発してしまったのです。戦争は『強引な決定』でもありますからね。南部ではいまだにその考え方が蔓延しているのです。
5.『ダンケルクの悲劇』
ダンケルクは、フランス本土最北端。すぐ上は海というエリア。海を挟んでそのすぐ上にはイギリスがあるが、地理的にも戦争の際には『上陸、脱出』の際に利用されがちとなる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ダンケルク』
- 『人生はシネマティック!』
- 『つぐない』

第二次世界大戦初期の1940年5月26日から6月4日。イギリス、ベルギー、カナダ、フランスから成る連合軍将兵は、フランスのダンケルク海岸でドイツ軍に包囲され、ダイナモ作戦による撤退を余儀なくされていた。

1940年のロンドン。ヨーロッパ中が戦争の波に呑まれていく中、イギリス政府は国民の士気高揚のためにプロパガンダ映画を製作することにした。そこで選ばれたテーマが『ダンケルクの戦い』だった。

主人公が3人ほどいるような映画で、そのうちの一人が『つぐない』をしなければならない状況が、物語全体を通して作られる。また、違う一人が、このダイナモ作戦のため、二人の仲間とともにダンケルクを目指すというシーンがある。

広島、ベトナム、ウクライナ、ノルマンディー、真珠湾、ダンケルク等と聞くと、共通項目として『戦争』が頭に浮かんでしまいます。この中で最も世界的に有名なのは広島であり、長崎でもあるわけですが、それは我々が日本人だからということもあります。空爆を受けたり、兵士たちに残虐行為をされた家族の人々からすれば、その地ほど恐ろしい場所はありません。そのことについて、全人間が理解したいですね。
6.『ゲルニカの破壊と創造』
ゲルニカはスペインのほぼ最北端で海に面している。フランスの真下にあるスペインだからフランスにも近い。ダンケルク的なエリアでもある。
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- 『誰が為に鐘は鳴る』
- 『ゲルニカ』
- 『サバイビング・ピカソ』

1936~1939年にあったスペイン内戦を描く。この内戦でゲルニカは空爆される。

同じくスペイン内戦が軸になる。ドイツから送り込まれた義勇軍航空部隊コンドル軍団のJu52輸送機を改造した爆撃型を主体とした24機による空襲(ゲルニカ爆撃)を受けた。これは前線に通じる鉄道・道路など交通の要であった同市を破壊して共和国軍の補給を妨害することが目的だった。

パブロ・ピカソの絵画『ゲルニカ』の題材になったことで、この地は有名になった。この映画では特にそのことについて強く触れるシーンはない。

ナチス占領下時代のパリ。ピカソのアトリエに検閲に来たドイツ大使が、『ゲルニカ』を発見して尋ねました。『これを描いたのはあなたか。』と聞くと、ピカソはこう言いました。『いや違う。君たちだ。』。1937年、ドイツ軍はスペインの内戦に介入して無差別爆撃を行い、小さな町ゲルニカでは住人の3分の1が虐殺されました。その怒り、悲しみがピカソに筆を取らせ、戦争の惨状を訴える『ゲルニカ』が誕生したというのです。
7.『ラスベガスの魔力』
ラスベガスを舞台とした映画をピックアップ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『カジノ』
- 『ラスベガスをぶっつぶせ』
- 『レインマン』
- 『ハングオーバー』
- 『ベリー・バッド・ウエディング』
- 『ラスト・ベガス』
- 『ワイルドカード』

ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いている。デニーロ、ジョーペシ、シャロンストーンといった実力派俳優が、圧巻の演技や怪演で我々を魅了する。
ラスベガスをぶっつぶせ
ラスベガスで実際に起きた、ブラックジャックのカードカウンティング事件を題材としたベン・メズリックの小説『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』の映画化。MITブラックジャックチームが描かれており、このチームはマサチューセッツ工科大学などの学生や卒業生で構成され、ブラックジャックのカードカウンティングをするチームである。モデルとなったジェフ・マーも端役で出演している。

自由奔放な青年と重いサヴァン症候群の兄との出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。トムクルーズ演じる弟が、サヴァンの兄の能力を利用してカジノで金儲けしようとするシーンがある。

新郎(結婚をする男性)が独身最後の夜を同性の友人と過ごすパーティー『バチェラーパーティー』が軸となる映画で、男4人がラスベガスでやんちゃな夜を過ごし、そのツケを払う映画。

上記作品と全く同じで、『バチェラーパーティー』が軸となる映画で、男4人がラスベガスでやんちゃな夜を過ごし、そのツケを払う映画。だがちょっと違うのは、シリアス調だから、意外な教訓が潜んでいるということだ。

上記作品と全く同じで、『バチェラーパーティー』が軸となる映画で、男4人がラスベガスに行く映画。だがこの場合、マイケルダグラス、ロバートデニーロ、モーガンフリーマンといった豪華キャストに、年齢層が高いということで差別化が行われている。
ワイルドカード
特殊部隊の元エリート兵士が、落ちぶれてラスベガスの片隅で用心棒を生業とし、ギャンブルに依存し酒に溺れる冴えない生活を送っていた。資金源を手に入れ、ブラックジャックで大勝し50万6000ドル分のチップを手にする。だが、いざ換金しようとすると「たった50万ドルではすぐこの街に逆戻りだ」と言い出し、さらなる大金を求めブラックジャックのテーブルに戻る。

ラスベガスやマカオは魔物が棲んでいますね。『ワイルドカード』のこの展開を考えてもそうですが、5000万円も稼いだら普通はそこで切り上げるのが賢明ですが、株式投資然り、『損切り』が中々できないのが人間です。加藤茶さんもここで大金をすった話をしていますが、ある日本の大企業の子息になると、100億円も失ってしまった事例があります。金銭感覚が狂ってしまいますよね。『そんな混沌の中でも狂わない不屈の精神』を持った人間を目指したいものです。
8.『中部アメリカの夏』
中部アメリカというのは、主な領域としてはメキシコから中央アメリカにかけてと西インド諸島が挙げられる。大体、アメリカ大陸の北と南の『間にあるエリア』ということになる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ラム・ダイアリー』
- 『イントゥ・ザ・ブルー』

前述した『ラスベガスをやっつけろ』同様、米国のジャーナリストであるハンター・S・トンプソンの同名自伝小説を原作としている。この場合、プエルトリコの夏が舞台となる。

西インド諸島バハマを舞台に、美しい海中映像を交えながら展開するアドベンチャー作品である。若きポールウォーカーや、ジェシカアルバの絶世の美女ぶりが印象的。

他に、『ハンズ・オブ・ストーン』というパナマのボクサーを描いた映画もありますが、『夏』を切りとった映画ということで、この映画をあげました。その他、メキシコを舞台とした『レジェンドオブメキシコ』、『マチェーテ』や、ユカタン半島の『アポカリプト』。それから、キューバのゲバラが活躍した『チェ』なども、この中部アメリカを舞台とした映画となります。
9.『アメリカの地名が入った映画』
アメリカのレシピはまた別でまとめたが、ここでもこのレシピをまとめる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『L.A.ギャング・ストーリー』
- 『L.A.コンフィデンシャル』
- 『ウィンド・リバー』
- 『ウォール・ストリート』
- 『エリザベスタウン』
- 『カリフォルニア』
- 『カリフォルニア・ダウン』
- 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』
- 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
- 『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
- 『デトロイト』
- 『ナッシュビル』
- 『フィラデルフィア』
- 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』
- 『マイアミ・バイス』
- 『マイ・プライベート・アイダホ』
- 『マダム・イン・ニューヨーク』
- 『マンチェスター・バイ・ザ・シー 』
- 『ミシシッピー・バーニング』
- 『ラスベガスをやっつけろ』
- 『ラスベガスをぶっつぶせ』
- 『ラブ IN ニューヨーク』
- 『早熟のアイオワ』

1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。

1950年代のロス市警。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。

MMIW(先住民女性や少女の失踪・殺人事件を認知させるための運動)を背景に、ウインド・リバーにおける問題への意識を高めるためにこの映画を作られている。

出世願望の強い若手証券マンと、冷酷かつ貪欲な投資家による企業買収を描いた金融サスペンス。ウォール街は、アメリカ合衆国ニューヨーク州ニューヨーク市マンハッタンの南端部(ロウアーマンハッタン)に位置する細いストリートの一つ。

8年がかりのプロジェクトに失敗して会社を解雇された男性が、父の葬儀のために故郷エリザベスタウンに行って自分を取り戻していく姿を描いている。

殺人鬼の心理に興味を抱くルポルタージュ作家の男が、恋人の写真家と共に連続殺人犯の犯行現場を取材しながら憧れの地カリフォルニア州まで旅する計画を思いつく。経済的な事情で『相乗り』のアイディアで割り勘として旅をしようとするが、この乗せた男が普通ではなかった。

カリフォルニア州を巨大地震が襲う。観測史上最大の地震が発生し、サンフランシスコは巨大津波に襲われ、パニック状態に。一人のレスキュー隊員の男とその家族を軸にして、物語が展開される。

ニューヨークの大物ヘッジファンドである男が一代で莫大な富と名声を築き、家族にも恵まれ幸せな毎日を過ごしているかのように思われた。しかし、その裏ではロシアの銅山への投資に失敗し大損失を出してしまい、多額の負債を返済するためにスタンダード銀行に自社を売却する準備を進めていた。

前述したように、メドガー・エヴァーズ射殺事件を描いている。

ウディ・アレン監督作品。ニューヨークでジゴロが活躍する映画。

1967年のデトロイト暴動の最中に発生したアルジェ・モーテル事件を題材にした作品。本作が全米公開された2017年はデトロイト暴動の発生から50年を迎える節目の年でもあった。

テネシー州ナッシュビルでのカントリー・ミュージックやゴスペルなどの音楽業界に関わる人々に焦点を当てている。メイン・キャラクターが24人もおり、曲は1時間に亘り、ストーリーラインも幾線にも亘る。
フィラデルフィア
エイズとゲイにまつわる偏見を法廷で覆してゆく物語。エイズが疑われる男が、それを理由に首になり、弁護士を雇ってこの問題と対決する。

2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件によって両足を失ったジェフ・ボーマンがブレット・ウィッターとともに2014年に上梓した回顧録『Stronger』を原作としている。
マイアミ・バイス
1984年から1989年にかけてアメリカ合衆国で放映されたテレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』を劇場用映画としてリメイクした。

売春、同性愛、ドラッグ、近親相姦、ナルコレプシーといったショッキングな設定ながら、ストリートで暮らす若者達の痛み・切なさ・葛藤を詩的な映像美で表現した。親友だったリヴァー・フェニックスとキアヌ・リーブスが主演した貴重な映画。
英語の苦手なインド人主婦がニューヨークの英会話学校に通うようになったことをきっかけに自信と誇りを取り戻していく姿を描いている。
マンチェスター・バイ・ザ・シー
景色のいい浜辺や景勝地で知られるマンチェスター・バイ・ザ・シー(マンチェスター)での一場面を切り取った映画。兄を亡くし、その子供の後見人に選ばれ、躊躇する弟の葛藤が描かれる。

前述したように、1964年に米ミシシッピ州フィラデルフィアで公民権運動家3人が殺害された事件をモデルにした社会派映画。KKKの衝撃的な凶行が印象的。

前述したように、ラスベガスで実際に起きた、ブラックジャックのカードカウンティング事件を題材としたベン・メズリックの小説『ラス・ヴェガスをブッつぶせ!』の映画化。MITブラックジャックチームが描かれており、このチームはマサチューセッツ工科大学などの学生や卒業生で構成され、ブラックジャックのカードカウンティングをするチームである。モデルとなったジェフ・マーも端役で出演している。
ラスベガスをぶっつぶせ
前述したように、由奔放な青年と重いサヴァン症候群の兄との出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。トムクルーズ演じる弟が、サヴァンの兄の能力を利用してカジノで金儲けしようとするシーンがある。

マイケルキートンが主演の映画で、時代を感じさせる映画。ケビンコスナーの映画デビュー作品でもある。

『プリティリーグ』で有名な監督・脚本を行った俳優のロリ・ペティが、自身の少女期の実話を基に描いた作品。

映画はアメリカの一強です。かつて、アメリカが圧倒的な軍事力を駆使して何かをすることを、良くないと思う人もいました。そうした『ハードパワー』の対義概念として『ソフトパワー』は生まれ、コカ・コーラやマクドナルドといった『軍事力以外の力』を駆使してアメリカの国力をつける方向を見出しました。そのソフトパワーの中には確実に『ハリウッド映画』がありますよね。ですから、アメリカの地理や歴史を覚えていくと、このエンターテインメントを楽しむ際に非常に役立ちます。
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