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『逃げろ!』(MOVIE RECIPE)

『逃げろ!』
『巨大であっても屈しない』というレシピを他に作りましたので、逆に『逃げる』という選択肢を取った人にスポットライトを当ててみましょう。人生は『風林火山』の極意を理解した人が優位になる。いや、ただ悪さして逃げるだけの人もいますが・・。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:6
  • 紹介映画:49

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『逃げきれ!』

今回のレシピはほとんどが似た内容だから、微妙なタイトルの違いでニュアンスを変えることで作品を分けることができる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『デンジャラス・ラン』
  2. 『キャッチ・ミー・イフ・ユー・キャン』
  3. 『ザ・インターネット』
  4. 『サバイバー』

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『逃げる』というのは聞こえが悪いので、『戦略的撤退』と言い換えてその場を去る場面などもあります。例えば落とし穴があって、そこに落とすのが目的だった場合、相手に追いかけさせたい。それならば、あえて逃げて相手の本能を煽り、追いかけさせるのは戦略的と言えます。猪突猛進のタイプは、場面によってはもちろん力強い効果を発揮しますが、人生はこのような『風林火山』を理解する方が圧倒的に有利に生きられます。

 

2.『国境を越えろ!』

国境を越えることが戦略的撤退や移動になることがある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『アルゴ』
  2. 『エスコバル楽園の掟』
  3. 『ラストキング・オブ・スコットランド』
  4. 『ザ・ハント ナチスに狙われた男』
  5. 『大いなる幻影』
  6. 『エネミーライン』
  7. 『コロニア』
  8. 『テルマ&ルイーズ』
  9. 『ダンケルク』
  10. 『俺たちは天使じゃない』
  11. 『スノーデン』

 

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運営者
運営者のIQから一言。

国境を越えただけで罪を逃れることができる、というのが一つの事実として存在しますが、これはわざと時効になるまで身を隠して罰則を逃れようとする『時効の援用』と同じで、悪い考え方です。法律は穴だらけ。ですから法の穴をかいくぐってあらゆる罪を人間は考えつきます。しかし、法律がなければもっと増えてしまいますからね。まずは、それを最低に抑えられる法律について、正当な評価をしたいところです。また、国境のドラマというのは必ずしも稚拙な虚無話だけではなく、『大いなる幻影』のような崇高なドラマも展開されます。

 

3.『冤罪だ!』

冤罪を着せられ、逃亡を余儀なくされる人物が描かれる映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『サバイバー』
  2. 『逃亡者』
  3. 『ザ・インターネット』
  4. 『タイムリミット』
  5. 『デスレース』
  6. 『ショーシャンクの空に』
  7. 『スリーデイズ』
  8. 『デッドフォール』
  9. 『ザ・ハリケーン』
  10. 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』

 

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ここにはあまり詳しく書かない方がいいだろう。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

その他アウンサンスーチーやネルソンマンデラ等も、信じられないくらい長い間軟禁されたり、投獄されたりしています。このあたりは冤罪かどうかの確証がないのでまた別ジャンルとなります。マンデラの場合は限りなくそうですけどね。また、イエスやソクラテスなども冤罪による刑死として挙げられます。ただし、それは今考えるとということで、当時の風潮では『法律を違反した者』の扱いを受けます。法律の考えかた事態も違いますからね。『輪を乱した者は法律を破ったも同然だ』という考え方があり、それに違反した事実があります。ただ、『真理』の目で見ると、彼らは冤罪で刑死したというのが正しいかもしれません。

 

 

 

4.『追われる人』

逃亡しているわけではなくても、何者かに追われている人はいる。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『デンジャラス・ラン』
  2. ナイト&デイ』
  3. 『ルパン三世 カリオストロの城』
  4. 紅の豚』
  5. パイレーツ・オブ・カリビアン』
  6. サンダーボルト』
  7. パブリック・エネミーズ』
  8. パピヨン』
  9. テッド・バンディ』
  10. ドリームランド』
  11. 『続・激突!/カージャック』
  12. パーフェクト・ワールド』

 

 

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ルパン三世 カリオストロの城

 

これはどの作品でもいいが、最も有名なこの作品をピックアップ。ルパンは常に銭形警部を筆頭とした警察組織に追われる身である。

 

 

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舞台は1933年の大恐慌時代のアメリカ。実在の銀行強盗のジョン・デリンジャーは、警察をあざ笑うかのような大胆な手口、弱者からは奪わないという姿勢で、犯罪者でありながら大スターのようにもてはやされていた。当時は強盗が英雄視される傾向があった。『共産主義→銀行強盗→FBI』という流れで人々の人気の熱が動いていたという。

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

追われる身にある中でも、『怪盗キッド』、『ルパン』、『ジャック・スパロウ』等はなぜか捕まらないで欲しいと願ってしまいますよね。そういう考え方で、義賊的な行為をする人は『恨むところがない』として、人の人気を獲得したのかもしれません。例えばブラピ主演の『ジェシージェームズの暗殺』のモデルでもあるジェシージェームズは、敬虔なキリスト教徒、甘いマスクの美男子、フロンティアの郷愁を漂わせる名前ですが、極悪非道の重罪人にもかかわらず、その悲劇的最後は人々の同情を集め、強者に立ち向かうロビン・フッドのイメージに重ね合わせる者もおり、伝説化しました。1866年2月13日に、アメリカで世界初の銀行強盗に成功したことから、2月13日は「銀行強盗の日」となっています。

 

5.『強盗と逃亡』

銀行強盗をして逃亡している、という状況を描く映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ドリームランド』
  2. 『パブリック・エネミーズ』
  3. 『俺たちに明日はない』
  4. 『明日に向かって撃て!』

 

 

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前述したように、1930年代半ばの米国テキサス州を舞台に、強盗殺人容疑で指名手配中の女性と17歳の少年の関係を描いている。

 

 

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前述したように、舞台は1933年の大恐慌時代のアメリカ。実在の銀行強盗のジョン・デリンジャーの人生が描かれる。

 

 

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1890年代の西部。実在の銀行強盗ブッチ・キャシディとサンダンス・キッドの逃避行を題材にした西部劇。同じく、アメリカン・ニューシネマの代表作の一つとされる。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

ほとんどが1930年代の世界恐慌の時代が背景となり、一つが西部開拓時代。すべてがこの理由ではありませんが、前者は『生きる為にやむを得ず』であり、後者は『盗む隙がある』ことが原因で強盗が多発します。例えば、日本ではあまりありませんが、世界では天災があると強盗事件が多発します。それは、今挙げた二つの要素が関係しているでしょう。ですから人間は現在の『原始人ではなく文化人である』というような知的な立ち回りをするためには、秩序が保たれている必要があります。その役割を担う一つの大きなメカニズムが『法律』です。西部開拓時代の銀行などは、爆破すれば簡単に盗み出せるような簡易なものだったので、今よりもうんと盗みが簡単だったようですね。

 

6.『逃避行』

逃避行という形で逃げている人たちもいる。意味は、『何かはばかることがあって、世間の目をさけ、住みなれた所を離れて、移り歩いたり、人目につかない所にひそんだりすること』である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『テルマ&ルイーズ』
  2. 『ワイルド・アット・ハート』
  3. 『ロリータ』
  4. 『モンスター』
  5. 『八日目の蝉』
  6. 『とらわれて夏』
  7. 『ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア』
  8. 『ムーンライズ・キングダム』

 

 

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前述したように、彼女たちは平凡な生活を変えたくて旅に出るも、気づいたら逃亡犯になってしまう展開がある。

 

 

ワイルド・アット・ハート

 

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不倫相手の子供を誘拐した女・希和子の3年半の逃亡劇と、事件後、大人になった子供・恵理菜の葛藤を描く。

 

 

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1960年代のニューペンザンス島を舞台に、若い少年少女が逃避行を企て、保安官と少女の両親がそれを追う。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

逃避行をする人の気持ちは分かります。『その時の自分ではそれ以外に選択肢が見つからない』のです。ですが、ソクラテスが『勉学は光であり、無学は闇である。』と言ったように、その目の前の闇は『無知による幻覚』に等しい。その幻覚を利用した作品の中に『セブン』という映画があります。あの映画ではキリスト教の『7つの大罪』を軸にして完全犯罪を目論み、ラストで見事それを成し遂げたような演出があり、解釈と処理を正確にできない人は、あれを『完全犯罪』だと判断してしまいます。しかし、知性を磨いていくとあのような状況であっても的確な解釈と処理ができるので、あそこにある光景は闇だけではないと分かります。『彼』からするともちろん、悲劇以外の何でもないですけどね。『木』を見れば確かにそうですが、『森』を観れば違う見解が見えるようになります。

 

 

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