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『MONEY』(MOVIE RECIPE)

『MONEY』
王族、ビジネス、投資にアウトロー。そして『あるビジネスの極秘手段』。プロレタリアートの叫びから帝王学まで、人間が躍起になる『お金』を軸にしたMOVIE RECIPEです。いわゆる『成功者』になりたい人の野心を満たしつつも、同時に『啓蒙』を行います。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:10
  • 紹介映画:144

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『実在の大金持ち達』

実在した大金持ちを描いた映画をピックアップ。実際には、皇族として生まれていたり、アウトロー的な方法で収益を確保していたりして、あまり参考にならないところもある。

今回配合するレシピはこちらです!

 

王族・皇族

  1. 『エリザベス』
  2. 『ヴィクトリア女王 最期の秘密』
  3. 『王妃マルゴ』
  4. 『マリー・アントワネット』
  5. 『ラストエンペラー』
  6. 『クレオパトラ』
  7. 『アレキサンダー』
  8. 『始皇帝暗殺』
  9. 『モンゴル』

 

ビジネスパーソン

  1. 『アビエイター』
  2. 『ゲティ家の身代金』
  3. 『フォックスキャッチャー』
  4. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
  5. 『スティーブ・ジョブズ』
  6. 『ソーシャル・ネットワーク』
  7. 『チャーリー』
  8. 『ハイネケン誘拐の代償』
  9. 『嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜(ウィザード・オブ・ライズ)』

 

アウトロー

  1. 『エスコバル楽園の掟』
  2. 『アメリカン・ギャングスター』
  3. 『L.A.ギャング・ストーリー』
  4. 『アンタッチャブル』
  5. 『ギャング・イン・ニューヨーク』
  6. 『ゴッドファーザー』
  7. 『ディパーテッド』

 

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ビジネスパーソン

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アウトロー

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運営者
運営者のIQから一言。

良くも悪くも、とにかくどういう人がお金持ちになっているかを見て、為にならないことはありません。パッと見るとやはり『ズル、強引、卑怯、裏技』というような正攻法ではないイメージが頭に浮かびます。アウトローたちなどはもうそうですよね。しかし、女王ほどの身分にいても、奴隷ビジネスをして人身売買しているなら、それはもうこのアウトローたちと同じことです。アウトは外、ローは法律。法の網を破ってでも大きな利益を狙って『義』をないがしろにする人のことを『拝金主義者』と言いますが、戦争で武器を売って財を得た大企業もまた、あまりいい印象とは言えません。

 

現在、奴隷ビジネスなどをやれば法律違反に該当します。時代は違えど、例えば『子供の頭を撫でる』行為は、1万年さかのぼっても何も悪くない行為だし、未来永劫違反にはならないでしょう。その中で、『今は違反だけど、当時は違った』というギリギリの行為で利益を得た人は、果たして本当に成功者と言えるのかどうか、疑問です。しかし、それを踏まえたうえで考えると、ビジネスのヒントが得られるような気がしてきますね。

 

 

2.『金持ちの道楽』

金持ちの道楽と言わざるを得ない行動に出る人物を描いた映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『アビエイター』
  2. 『ゲティ家の身代金』
  3. 『エスコバル楽園の掟』
  4. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
  5. 『ダークナイト』
  6. 『トゥームレイダー』
  7. 『フォックス・キャッチャー』

 

あわせて読みたい
『アビエイター』 レビュー(感想) 『アビエイター』 ポスター画像出典:『映画.com』   潔癖症の母親の影響もあり、青年時代から伝染病、不潔なものへの嫌悪感の強かった実在の大富豪、実業家である...

 

前述したように、実在の大富豪、実業家であるハワード・ヒューズの波乱に富んだ半生を描いた。彼は16歳で父から譲り受けた莫大な遺産を元手に商売を始めて成功するが、やはり最初がそうだからなのか、彼の手がけた飛行機や映画は、どこか趣味の領域に見えてしまうところがある。

 

 

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『ゲティ家の身代金』 レビュー(感想) 『ゲティ家の身代金』 ポスター画像出典:『映画.com』   ショーペン・ハウエルは言った。 『富は海の水に似ている。それを飲めば飲むほど、のどが渇いてくる。』 ...

 

前述したように、”世界一の大富豪”に認定されたゲティオイル社社長のジャン・ポール・ゲティについて描かれる。彼は一代でそこまで成り上がったこともあり、財産を人生の一部として考えているところがあった。ゆえに、それが執着に代わり、大切なものを見失っていく様子が描かれる。

 

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『エスコバル 楽園の掟』 レビュー(感想) 『エスコバル 楽園の掟』 ポスター画像出典:『映画.com』   パブロ・エスコバル。それは、コロンビアの国会議員であり、慈善事業にも熱心な実業家、世界7位の大富...

 

前述したように、史上最も裕福な犯罪者とみなされたパブロ・エスコバルだが、『俺たちに明日はない』で有名なボニーとクライドが実際に乗車していた車を所有していたり、様々な娯楽道楽にお金を使っていた。

 

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『ウルフ・オブ・ウォールストリート』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   彼を『賢い』と言うことはできそうもない。だが、実際には世界中に彼の様な『成功者』になりたい人間は溢れている。それが現実...

 

前述したように、ジョーダンベルフォートの伝記映画だが、大成功したことをいいことに、会社にストリッパーを大勢呼んで不純異性交遊を頻発させたり、盛大なホームパーティを開けばドラッグの乱用、飛行機のファーストクラスでもやりたい放題と、税の限りを尽くした。

 

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バットマンの正体であるブルースウェインは大富豪なわけだが、彼のバットマン活動は金持ちの道楽と取る人もいるだろう。また、この映画でジョーカーが大金を燃やすシーンがあるのだが、また少し意味が違うが、それはそれで金持ちにしかできないことであり、エゴを満たす浪費的な意味で考えると該当することになる。

 

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幼いころに父であるクロフト卿を亡くしたララ・クロフトは世界各国の遺跡から宝物を発掘する一流のトレジャーハンターとなっていたわけだが、これも金持ちの道楽と言えばそうなる。

 

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『フォックスキャッチャー』 レビュー(感想) 『フォックスキャッチャー』 ポスター画像出典:『映画.com』   デュポン財閥の御曹司ジョン・デュポンが起こしたある事件が映画化された。一体何が起こるのだろう...

 

前述したようにデュポン財閥の御曹司であるジョン・デュポン自ら率いるレスリングチーム結成プロジェクトの「フォックスキャッチャー」についての真実が描かれる。こうして客観視すると、やはりどうしても道楽感が漂う。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

特に両親や先祖の遺産を受け継いで富豪になっている人からは、道楽感が漂いますね。日本でもカジノで100億円すった人もいますし、宮崎駿の息子である吾郎氏からもその印象があることは否めません。私はファンですから悪くは言いませんが、宮崎駿は圧倒的な『基礎』を積んでいますからね。その部分をないがしろにして建てた城など、砂上の楼閣。見た目が派手なだけで、基礎ある人にはかないません。ここに挙げたすべての人が『成金、遺産相続人、アウトロー』ですから、膨張路線に走りがちになるのは当然。『膨張』は弾けるのが相場であり、『成長』とは一線を画すものです。まあ、私でも浪費してしまうでしょうけどね。お金の扱いはそう簡単なことではありません。

 

 

3.『成り上がり・一発逆転』

その成り上がり、成金について取り上げた映画をピックアップ。成金とは、急に大金持ちになった人のこと。それゆえに、その急激な変化に対応できず、『貧乏発想のまま大金を扱う』行動に出がちで、しばしば転落しやすい傾向にある。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. ウルフ・オブ・ウォールストリート』
  2. 『モリーズ・ゲーム』
  3. 女王陛下のお気に入り』
  4. ラリー・フリント』
  5. ボヘミアン・ラプソディー』
  6. ロケットマン』
  7. 『ロックスター』
  8. ジャージー・ボーイズ』
  9. グッドフェローズ』
  10. イヴの総て』
  11. エリン・ブロコビッチ』
  12. 幸せのちから』
  13. スラムドッグ・ミリオネア』
  14. ハードラッシュ』
  15. エントラップメント』
  16. ナショナル・トレジャー』
  17. 『天空の城ラピュタ』

 

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前述した映画の中では、遺産相続人系がほとんどここに該当するが、代表してこの映画が挙げられる。彼の場合は相続したわけではなく、成金である。

 

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同じく、エルトンジョンの伝記映画で、上記作品と酷似したライフスタイルが見られる。

 

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ドーラ一家の最後の行動に注目である。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

『マネーショート』で27億ドルの利益を会社にもたらせた人物が描かれますから、悪事ではないパターンとしては相当な額と言えます。ただ、スティーブジョブズやマークザッカーバーグ、レイクロック等の起業家が活躍する映画の背景を考えると、その売り上げや企業価値などはそれらを軽く超える価格にまで跳ね上がっていますから、扱われる規模で考えるとそこにはかないません。

 

冒頭に転落の話をしましたが、ここに挙げた映画の中では『ウルフ・オブ・ウォールストリート』くらいがそこに該当すると言えます。ドラッグに溺れたアーティストたちも該当するでしょうか。『ラチェット効果』とは、一度上がってしまった生活水準に依存し、収入と釣り合わない生活をしてしまう人間心理ですが、ある宝くじで一億円当てた人が、それで男の欲望の9割を果たしたのはいいのですが、すぐに資金は枯渇してしまい、ラチェット効果によってその後の生活が逆に破綻してしまったというケースがありました。

 

 

4.『お金が必要なんだ』

お金が必要な人は大勢いる。『生きるってもの入りね・・』の例の映画から、銀行強盗まで。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『魔女の宅急便』
  2. 『チャップリンからの贈り物』
  3. 『ハイネケン誘拐の代償』
  4. 『幸せのちから』
  5. 『モンスター』
  6. 『ブレイブ』
  7. 『ウシジマくん』
  8. 『スマグラー』
  9. 『ウィンターズ・ボーン』
  10. 『シンデレラマン』
  11. 『ジョンQ -最後の決断-』
  12. 『タイム・トゥ・ラン』
  13. 『11・ミリオンジョブ』
  14. 『アウトバーン』
  15. 『ウォー・ドッグス』
  16. 『パーフェクト・ストーム』
  17. 『ザ・タウン』
  18. 『パワーゲーム』
  19. 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ』
  20. 『マッド・シティ』
  21. 『ローマンという名の男 -信念の行方-』

 

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チャップリンの死体を盗んだこの犯人らも、どうしてもお金が必要な状況に追い込まれていた。

 

 

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それはこれも同じである。ハイネケンを誘拐して大金を手に入れたかった。ただこの場合、最後の最後まで観ることで興味深い展開が待っている。

 

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前述したように、事業の失敗によりホームレスになるまで落ちぶれたが、最終的には成功を掴んだ実在の男性、クリス・ガードナーの半生を描いた作品である。自分の最愛の子供のために、絶対に成功するしかなかった。

 

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お金が必要で仕方ない。そういう人に『トイチ』で貸すなんて、末端である。『トゴ』、『トジュー』で貸すのだ。10日で10割、1万円貸したら、10日後には2万円で返す必要がある。それくらい追い込まれた人間の心理とはいったいどのようなものなのか。

 

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上記作品と同じ漫画家が書く世界観。彼もまた同じようにお金がなかった。この漫画かは、悪循環と分かっているのにお金を借りてしまう人間の気持ちを熟知している。

 

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両親がいない。だが幼い弟と妹がいる。自分は17歳の少女だ。生きていかなければならない。では、何をすればいいか。よぎるのは恐ろしい発想だが、彼女は軍隊に志願するような道を選ぶ女性だった。だが、思い通りにはいかないのが人生。彼女たちの運命はいかに。

 

 

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大恐慌時代に活躍した、映画のタイトルとなったあだ名の実在のプロボクサー、ジェームス・J・ブラドックの大番狂わせの試合を描いた伝記映画。だがそれで言うと『俺たちに明日はない』を筆頭としたこの時代の強盗たちは、皆似たような環境を強いられていた。

 

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アメリカの医療制度、保険制度の問題を風刺したヒューマンドラマ。つまりアメリカでは、自己破産の原因の第一位が医療費の未払いである。彼の息子が今回、手術を必要としている。しないなら死ぬかもしれない。一刻も早い心臓移植手術が必要だ。だが、お金がないなら手術できない。それでいいのか。

 

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1982年に実際に起きた、当時のアメリカ犯罪史上最高額の1100万ドル強奪事件を基にした犯罪映画。事件の真相は、意外な内容だった。

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

お金が必要なのは皆同じです。ですから、そのために時に人は、大きく道を踏み外してしまいます。私も拝金的に生きた時代があるのでわかりますが、極端で完璧主義でもあった私は、ある日社長夫人でもあった祖母に『なぜ働くのか』と問うと、『そんなの働かないといけないに決まってるじゃん』と、嘲笑された。だが、我々はまるで会話できていませんでした。

 

フランスの哲学者、ルソーが書いた著書『人間不平等起源論』の文中にはこうあります。

「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)。しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」

 

マリーアントワネットが映画『マリーアントワネット』でこうしたルソーの考え方に触発され、宮殿の庭に小さな世界を作ってそこで自由に暮らすシーンが展開されますが、浮世離れしていた彼女はともかく、とにかくこれは、マルクスが言ったように『仕事というのは、それを提供する資本家と、それを受けるプロレタリアート(労働者)に分かれるのであり、そうなると人類に格差が起き、平等性がなくなる』という考え方と同じ的を射ています。

 

隷属状態。それはつまり、『お金が必要なんだ!どうしても必要なんだ!仕事を下さい!・・どんな仕事でもやります。・・やるしかないんだ・・』ということ。こうした強迫観念が人間の人生を蝕み、人を落とし穴に次々とはめていくのです。お金は、人間が生み出したものです。仕事も、人間が生み出したものです。その、人間が自由に、便利に生きていくために生み出したものに支配されて生きていく人が、後を絶ちません。そしてそのために悪事に手を染めたり、体を売ったり、追い込まれて命を絶つ人も大勢います。本末転倒なのです。

 

彼らのような人生を見ていると、そういう気持ちが一つ浮かび上がってくるのが事実です。

 

 

5.『プロレタリアートの意地』

そのプロレタリアートの話だ。意味は、『労働者』である。自らの労働力を、賃金と引換えに資本家に売る以外に生活の手段をもたない人。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『マルクス・エンゲルス』
  2. 『蟹工船』
  3. 『ブラック・シー』
  4. 『ライオット・クラブ』
  5. 『天国と地獄』
  6. 『スパルタカス』
  7. 『トータルリコール』
  8. 『エリジウム』
  9. 『スノーピアサー』
  10. 『タイタニック』

 

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その話をするなら、この人物を避けて通ることなどできない。プロレタリアートという言葉は、カール・マルクスとフリードリヒ・エンゲルスが『共産党宣言』で使った例によって広く普及した。彼らこそが『共産主義』の概念の生みの親であり、最も現実世界に影響を与えた哲学者が、マルクスである。

 

 

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目を覆いたくなるような地獄の蟹工船内部から物語が始まる。当時の蟹工船はある種の無法地帯であり、貧困層から募集した出稼ぎ労働者に対する資本側の非人道的酷使がまかり通っていた。『おい、金稼ぐんだろ?だったらこの条件でやれよ』ということだ。だが、彼らは立ち上がることを決意するのだ。

 

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『ブラック・シー』 レビュー(感想) 『ブラック・シー』 ポスター画像出典:『ヤフー映画』   黒海に沈んだUボートに積まれた金塊を手に入れようとする男たちの話だ。『Uボート』というのはドイツ海軍...

 

海洋サルベージの専門家だった男がある日突然、11年間勤めた会社を解雇される。それまで仕事一途で家庭を顧みなかった彼は妻と息子にも去られ、途方に暮れる。すべてを取り返そうとして、一発逆転の計画を思いつく。だがそもそも、彼らにこうさせたのは一体何だったのだろうか。

 

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詳細はあまり書かないが、よく観ればこの映画がプロレタリアート問題に関与している話だと分かる。そしてタイトルの意味も。『なぜ誘拐が起きたのか』ということだ。

 

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カール・マルクスはこのスパルタクスこそ、「古代プロレタリアートの真の代表者」と評した。

 

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21世紀末の世界大戦により人類は大量の化学兵器を使用した。その結果地上の大半は居住不可能となり富裕層はヨーロッパを中心としたブリテン連邦に住み、貧困層は反対側のオーストラリアを中心としたコロニーに居住する事になり、コロニーの住民はブリテン連邦労働力の為にザ・フォールと呼ばれる巨大なエレベーター (重力列車) に乗りブリテン連邦に通勤し働いていた。

 

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2154年、超富裕層は、大気汚染や人口爆発により生活環境が悪化した地球から離れて、衛星軌道上に建造されたスペースコロニー「エリジウム」で暮らしている。エリジウムでは、高度な科学技術によって市民は傷病から解放され、水と緑にあふれた理想郷での暮らしを享受でき、それは地球上で暮らす貧しい人々の憧れとなっていた。一方、荒廃してスラム化した地上ではどうか。

 

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2031年。世界は地球温暖化を食い止めるべく散布された化学薬品によってすべての陸地が雪と氷に覆われ、極寒に耐えられない生物は死に絶えてしまった。生き残ったわずかな人類は永久機関によって動き続ける列車「スノーピアサー」の内部にて暮らしていたが、そこでは前方車両に住む富裕層がすべてを支配し、最後尾に住む貧困層は赤子すら共食いの対象にせざるを得ないという悲惨な扱いを受けていた。

 

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この映画をよく観ると分かるように、ジャックたちはお金がないゆえに最下層にいて、脱出が遅れてしまう描写がある。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私が祖母に話をしたのはこういう根幹的な話です。これについては、ダライラマ14世や宮崎駿も、『マルクス主義』として賛成していること。彼らも私も、過激なテロ行為や冷戦といった類を肯定するとか、応援、推奨するというバカげた考えを持っているわけではありません。ただ単に、『人間に格差ができるのは正しいのか』という話をしているだけ。大きな力を持ってしまった大金持ちは、何代にも渡って優位な立場を守り続け、そこで生まれた子孫は他の人々と全く違う環境で人生を生きます。

 

かたや、『アメリカンギャングスター』のフランクルーカスのように、物心がついたら兄弟の口の中に警察がショットガンを突っ込んでいるような環境で生まれた人もいます。ブラジルのファベーラで生きる運命を背負った子供たちは、生きる為に盗むしかない。また、手塚治虫の『ブッダ』の中でも、2500年前の貧困の時代、物を盗んで大人に袋叩きに遭う子供の姿が描かれます。こんな世の中でいいのか。為政者はどうするべきか。

 

私は政治の話は嫌いですが、しかし私の話の根幹には、政治が世に生まれた理由と同じものがあるのかもしれません。

 

 

 

6.『遺産』

遺産に関連する映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『バニラ・スカイ』
  2. 『パニック・ルーム』
  3. 『グランド・ブダペスト・ホテル』
  4. 『ナイブズ・アウト』
  5. 『砂と霧の家』
  6. 『あなたへ』
  7. 『グラン・トリノ』
  8. 『大いなる遺産』
  9. 『WASABI』
  10. 『シャレード』
  11. 『スターリンの葬送狂騒曲』
  12. 『清須会議』
  13. 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
  14. 『レインマン』
  15. 『ある貴婦人の肖像』
  16. 『アビエイター』
  17. 『ダークナイト』
  18. 『ダークナイト・ライジング』
  19. 『トゥームレイダー』
  20. 『フォックスキャッチャー』
  21. 『ワンピース』

 

 

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出版界の王様と言われていた父の経営する大手出版社を引き継いだ若き富豪でプレイボーイの役を、トム・クルーズが演じる。

 

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『パニック・ルーム』 レビュー(感想) 『パニック・ルーム』 ポスター画像出典:『映画.com』   「パニック・ルーム」。それは緊急避難用の密室のことである。金持ちかなんかが作ったそういう部屋には、...

 

夫と離婚して間もないメグは、11歳の娘・サラと共に、少し前に死去した老富豪が住んでいたニューヨークの豪邸に引っ越してくる。そこに、富豪の遺族の一人である男が屋敷に設けられた緊急避難用の密室「パニック・ルーム」にある隠し財産を狙ってやってくる。

 

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『グランド・ブダペスト・ホテル』 レビュー(感想) 『グランド・ブダペスト・ホテル』 ポスター画像出典:『映画.com』   歴史を最近学んで記憶に新しい人間としては、一番気になるのが『財産が共産化によって国有化...

 

富豪のマダムがいて、彼女の遺産である不動産(彼女が所有していたグランドブダペストホテルそのものを含む)、証券、美術品などの財産を狙ってひと悶着がある。

 

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ミステリー作品なので詳細は書けないが、遺産が一つのキーワードとなる。

 

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遺産が一つのキーワードとなる。実は相当深い話に接触しているのだが、この映画単体ではそれに気付ける人は少ない。

 

 

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グラン・トリノとはフォードの車種、フォード・トリノのうち、 1972年から1976年に生産されたものを指す。これも一つのキーワードとなるが、一つのそれでしかない。最後に添える、おつまみか何かのようなものだ。イーストウッド史上最高作品と名高い名作である。

 

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とある巨額の遺産が一つのキーワードとなる。数人のキーパーソンが登場し、そのうちのいずれかがくせ者となる。

 

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1953年の独裁者スターリンの死によって引き起こされるソビエト連邦内の権力闘争が描かれる。スターリンの死後のソ連をどうするかということは、大きな問題だった。

 

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それで言うとこの清須会議もそうである。織田信長の後を継ぐ者を決めるわけだが、柴田勝家、羽柴秀吉、前田利家、丹羽長秀等の猛者たちが集い、それぞれ様々な思惑を抱く。特にのちの豊臣秀吉に対して向けられる目は、明らかに妬み嫉みが混じっていた。

 

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ボードレール家の三人姉弟ヴァイオレット、クラウス、サニー。ある日3人で砂浜で遊んでいるところに、自宅が全焼し、両親が亡くなったとの知らせを受ける。財産を引き継ぐ為、銀行より法的な身元引受人のオラフ伯爵と引き合わされるが、オラフは遺産目当てに彼ら3人を暗殺しようと企てる。

 

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前述したハワードヒューズだが、1922年、ヒューズが16歳のとき母エイリーンが病死し、その2年後に父が急死した。彼は18歳で孤児となったが、遺産として87万1,000ドルと評価されたヒューズ・ツール社の株(75%)と当時、ほとんどのメーカーの石油・ガスの掘削機が使用していたドリルビットの特許を受け継いだ。

 

 

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そしてこの作品ではその『遺産によって創り上げた一つのシステム』を、ある人物に相続させるように仕向けるシーンがある。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

遺産相続問題で家族が揉めることは本当に無様で醜いですよね。ですから私は親や祖母の生前から『遺産はいらないから、他の兄弟にあげてくれ』と言っていました。テロが頻発していた時、母がLAに行くと言ったので『行くのはいいが、死ぬことを想定して、遺書を書いていってくれよ。俺はこの家はいらないから妹にあげてくれ』と言いました。実家のことですね。そのようにして私は『遺産相続』はしないと決めていました。

 

しかし、ある時あるタイミングが重なって、相続ではなく『ビジネス』でこの問題に参入できることがわかりました。親はファイナンシャルインテリジェンスが高くなかったので、無駄な税金や保険料を長いこと支払い続けていたのです。私は経営を長い間続けてそのあたりの知識はありましたから、ビジネスとしてこれを最適化。母もその最適化案に賛同していました。

 

しかし、兄弟が無知ゆえに、難癖をつけてきてしまったのです。この話は長くなりますから割愛しますが、私の相続放棄の意向を聞いた際には全力で止めなったのに、このビジネスで私が報酬を得て、兄弟よりも報酬が高くなると知ると、『それは平等ではない』というような意見を(遠回しに)言ってしまったのです。すべては無知によるもの。サラリーマンの彼では、そう考えるのが限界だったのです。

 

まあでも、普通でしょう。私は変わった人間ですが、普通、お金には執着するし、兄弟間では嫉妬や足の引っ張り合い、身分証明に、背比べは起こってしまうものです。20代前半で起業した私の方が少し変わった人生を送っているということですね。遺産問題は誰もが、こうなってしまうものです。

 

 

7.『大金持ちになる方法』

今回は『大金持ち』ということで、規模が大きいケースに限定していくつかのパターンを紹介する。

今回配合するレシピはこちらです!

 

株式投資

  1. 『ウォール・ストリート』
  2. 『マネー・ショート 華麗なる大逆転』

 

起業

  1. 『ソーシャル・ネットワーク』
  2. 『スティーブ・ジョブズ』
  3. 『幸せのちから』

 

発明

  1. 『ジョイ』
  2. 『エジソンズ・ゲーム』

 

買収・フランチャイズ化

  1. 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』

 

カジノ

  1. 『カジノ』

 

賠償金

  1. 『エリンブロコビッチ』

 

麻薬・違法賭博

  1. 『グッドフェローズ』
  2. 『アンタッチャブル』
  3. 『ブロウ』
  4. 『バリー・シール/アメリカをはめた男』
  5. 『エスコバル楽園の掟』

 

奴隷ビジネス

  1. 『エリザベス』

 

枯渇・蔓延・渇望・ニーズ

  1. 『劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ』
  2. 『タキシード』
  3. 『ザ・インターネット』
  4. 『チャッピー』

 

裏技・番外編

  1. 『バグダッドスキャンダル』
  2. 『エントラップメント』

 

 

株式投資

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『ウォール街(ストリート)』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』 『ウォール街』 ゴードン・ゲッコーの圧倒的存在感が世界中に大きなインパクトを与えた。特にアメリカでは彼に憧れて投資業界に入る者...

 

前述した作品だが、株式投資と証券ビジネスは、詐欺まがいと言っていいかなり強引な営業方法だったが、人々の『お金が欲しい』という欲望をうまく煽ってお金を動かし、利益を確保した。

 

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前述したように、この大騒動で27億ドルの利益を会社にもたらせた人物が描かれる。しかし上記作品と違って暗い雰囲気なのは、大勢の人がサブプライムローン問題で人生を狂わされ、死者もたくさん出ているからだ。

 

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起業

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『ソーシャル・ネットワーク』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   Facebook創業者の、マーク・ザッカーバーグ。彼がどのようにしてFacebookを生み出したのか。ハーバード大学在学中に何があった...

 

前述したように、創業者のマーク・ザッカーバーグがソーシャル・ネットワーキング・サイト「Facebook」を設立させる様子、更にそれに伴う訴訟を描いている。

 

 

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『スティーブ・ジョブズ』 レビュー(感想) 『スティーブ・ジョブズ』 ポスター画像出典:『映画.com』   スティーブ・ジョブズの映画はいくつかあるが、この映画が一番見ごたえがある。彼の全てを描いている...

 

前述したように、Apple者の創業者であるスティーブジョブズの伝記映画。アシュトンカッチャーの方は全体図が見え、マイケルファスベンダーの方は知られざる一面が見られる。ビルゲイツとやりあった『バトルオブシリコンバレー』というテレビ映画もある。

 

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『幸せのちから』 レビュー(感想) 『幸せのちから』 ポスター画像出典:『映画.com』   クリス・ガードナーという実在する人物の半生を描いた作品である。その男の人生がどういうものかということは...

 

前述したように、事業の失敗によりホームレスになるまで落ちぶれたが、最終的には成功を掴んだ実在の男性、クリス・ガードナーの半生を描いた作品である。自分の最愛の子供のために、絶対に成功するしかなかった。

 

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発明

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『ジョイ』 レビュー(感想) アメリカ合衆国の女性発明家ジョイ・マンガーノの半生を描く実話映画である。やはり、実話というのが圧倒的に教訓性に関わってくる。フィクションならいくらでも波乱に...

 

アメリカ合衆国の女性発明家ジョイ・マンガーノの半生を描いている。ある日、割れたグラスの掃除に使ったモップを絞ろうとして手を怪我したジョイは、触らずに絞ることが出来るモップのアイデアを思いつく。

 

 

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1880年代のアメリカで、電力の供給方法を巡って直流送電派のトーマス・エジソンと交流送電派のジョージ・ウェスティングハウスが繰り広げていた電流戦争の様子を描いている。ニコラ・テスラといった陰の実力者も登場。彼が目を付けた『ナイアガラの滝発電所』というのはすごい。

 

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買収・フランチャイズ化

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一介のセールスマンだったクロックが、マクドナルド兄弟が営んでいたマクドナルドを世界最大のファーストフードチェーンに成長させ、兄弟の持つ経営権を手中に収めるまでを描いている。この作品がビジネスではなくここに該当するところがポイントだ。

 

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カジノ

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ある天才賭博師を通じて、まだマフィアの支配下にあった1970年代から80年代のラスベガスを描いている。

 

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賠償金

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大手企業PG&Eから、環境汚染に対する史上最高額の和解金を勝ち取ったエリン・ブロコビッチの半生を描く。

 

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麻薬・違法賭博・密造酒

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主役の男が、11歳でニューヨーク・ブルックリンのタクシー配車センターでマフィアの使い走りとなり、やがて闇煙草の密売や、偽造クレジットカードの使用などを皮切りに、トラックの荷物強奪や違法賭博・ノミ行為・八百長試合の設定といった犯罪に手を広げていく。

 

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伝説のマフィア、アルカポネが描かれる。彼は禁酒法時代のシカゴで、高級ホテルを根城に酒の密造・販売・売春業・賭博業の犯罪組織を運営。30歳になる前にカポネ一家の年間の収益は6200万ドル(現在の貨幣価値に換算すると8億3千万ドル)にもなった。

 

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1970年代に伝説のドラッグ・ディーラーとなったジョージ・ユングの半生を、家族や恋人との愛と葛藤を織り込み描いている。

 

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パイロットとしてCIAの仕事をしながら、麻薬の運び屋でもあった実在の人物バリー・シールの実話をもとにしたフィクションである。

 

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しかし上記2作品とも裏にいたのはこのパブロエスコバルである。アメリカ合衆国において自身の組織した麻薬カルテルによるコカインの取引を独占し、その過程で、死ぬまでに推定300億ドル(2021年の時点で640億ドルに相当)もの純資産を蓄えた、史上最も裕福な犯罪者とみなされている。カポネは一家全体で、彼は一人でこの純資産である。

 

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奴隷ビジネス

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枯渇・蔓延・渇望・ニーズ

劇場版シティーハンター 新宿プライベート・アイズ

 

まずはこのアニメ映画で何を言いたいのか確認する。

 

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そしてこの映画で『汚染、水、売る』というキーワードを確認する。もうここまでで大体のことがわかる。

 

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インターネットを普及させることでどういう状態になるか、想像するべきである。

 

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この映画でも、会社のネットワークにアクセスし、警察組織に配備されているロボットらをすべてコンピューターウイルスで破壊して治安を悪化させ、それを自分の発明したロボを用いて沈静化させることでライバルを失脚させ、更に自身のロボの売り込みを図ろうとする展開がある。

 

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裏技・番外編

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元国連職員マイケル・スーサンが自身の体験をもとに執筆した小説の映画化で、国連史上最悪の政治スキャンダルとされる、困窮するイラク国民を救うはずの夢の人道支援プログラム「石油食料交換プログラム」の裏で行われていた不正を描いた作品。実にプログラムの資金に関する18億ドル(約2000億円)を超える汚職が明らかになった。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『モリーズ・ゲーム』等も違法賭博に該当しますが、大規模のものだけ該当させています。こうして並べてみると見えてくるのは『エネルギーの雪だるま』です。雪玉と言ってもいいのですが、小さい雪玉だったエネルギーの塊が、コロコロと転がしていくと雪だるま式に大きくなっていく。その構図が一番わかりやすいのが50年くらいかけて地道に正攻法で転がし続ける企業の発展ですが、その転がし方は人それぞれで、裏技を使って一気に大きくする人や、『裏ルート』で雪玉を転がして膨張する人もいます。

 

あるいは、最初からあるエネルギーの塊に目を向けて、『太陽光発電』のようにエネルギーを利用したり、抜き取ったりして自分の手元にあるエネルギーを増大させるか。投資してもらうこと、あるいは自ら投資することもそうですが、違法行為である裏技はもちろんNG行為としても、ここに挙げられた人々のほぼ全員が、『エネルギーの増大に躍起になっている』ということ。そして、いかにしてそれを自分の人生の時間の中で、限界まで増大させられるかということが考えられています。

 

8.『ビジネスはシビアだ』

ビジネスはシビアであるということを理解できる映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
  2. 『ソーシャル・ネットワーク』
  3. 『スティーブ・ジョブズ』
  4. 『ウォルト・ディズニーの約束』
  5. 『エジソンズ・ゲーム』
  6. 『インサイダー』
  7. 『あまくない砂糖の話』

 

 

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マクドナルド兄弟からマクドナルドを『奪った』ようにも見える人が大勢いるだろう。また、彼が作中で言う『競合他社が溺れているのを見たらどうするか』というセリフについても注目だ。

 

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前述したように、訴訟の話が出ている。ビジネスには常にそういう小競り合いが起こり続ける。

 

 

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『スティーブ・ジョブズ』 レビュー(感想) 『スティーブ・ジョブズ』 ポスター画像出典:『映画.com』   スティーブ・ジョブズの映画はいくつかあるが、この映画が一番見ごたえがある。彼の全てを描いている...

 

『バトルオブシリコンバレー』のビルゲイツとの問題もそうだが、彼の技術を真似したとか盗んだとか、それで訴訟したりもめたりということが頻繁に起こっている。Googleも著作権侵害で『全米作家協会他対Google裁判』を起こされているし、反トラスト法や様々な問題を常に起こし続けている。

 

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『メアリー・ポピンズ』シリーズの作者、パメラ・トラヴァースが、1961年にウォルト・ディズニーと『メリー・ポピンズ』映画化の交渉をする過程が描かれる。この映画で彼が『ビジネスマン』であることが分かる。彼のドキュメンタリー映画でも共産主義の流行でボイコットされ、憤慨し、その後反共産主義になった起因が描かれる。

 

 

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様々な異名を持つエジソンで、「発明王」、そしてリュミエール兄弟と並んで「映画の父」。このほか、自らの発明の権利を守るため訴訟を厭わなかったことから「訴訟王」の異名も持つ。彼はTHE・ビジネスマンと言っていいほどシビアな性格で、その鋭い棘が刺さって痛い思いをした人も大勢いた。

 

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『インサイダー』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   アメリカのタバコ産業の不正を告発したCBSのプロデューサーと大手タバコ会社の副社長によるタバコ産業の不正告発を描いた社会派...

 

アメリカのタバコ産業の不正を告発したTVプロデューサーと大手タバコ会社副社長を描く。ニコチンに依存性があると分かっていて販売していたら大事だということだが、それでも販売するし、買う人がいるし、そしてこの話の顛末までトータルで考えて、考えさせられる事実である。

 

 

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砂糖を摂り続けたらどうなるか、摂らないとどうなるかということを自分の体を使って実験した人物のドキュメンタリー映画。かなり興味深い内容が展開される。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

松下幸之助から『経営の神』の名を引き継いだに等しかった『au』の生みの親、KDDI創業者の稲盛和夫は、JALが破綻したとき、『アメーバ経営』と『稲盛フィロソフィ』を導入してV字回復させるという奇跡的な経営術を披露してみせました。その中には例えば、メモならコピー用紙に書けとか、エレベーターを使う必要などどこにあるといった、徹底的な経費削減の戦略もありました。彼は、『1億円必要な場所には喜んで寄付するが、10円で買える焼き栗を20円で買うようなことはしない』として、『生き金、死に金』を熟知した人間でした。

 

また、ビルゲイツもそういうところがあります。資産家であると同時に倹約家としても知られている彼は仕事のため世界中を飛び回っていますが、一般旅客機に乗る時には極力エコノミークラスに座るようにしています。来日した際に日本法人のスタッフからファーストクラスの航空券を渡されると「日本のマイクロソフトはこんな無駄遣いをする会社なのか。何だこのファーストクラスの搭乗券ってのは。1時間ちょっとのフライトに、何故そんな無駄に会社の金を使うんだ!」と激怒したといいます。

 

マスコミのインタビューで、エコノミークラスを好む理由を質問された際には「会社の金でも個人の金でも、無駄なことに金を使うことは理解できない。ファーストクラスの料金に(エコノミークラスの)何倍もお金を払ってみたところで、到着する時間は同じなのだから」と答えました。自家用ジェット機も所有していますが、使用する際には燃料代・整備費は会社側に一切請求せず、かかった経費は全て自前で支払っています。

 

その他、語ることが膨大にあるのでここで終わりますが、最後は恩師からもらったこの言葉で締めくくります。『厳しくないと生きていけない。でも、優しくなければ生きる資格はない』。どちらか一方だけでは、生きていけないんですね。

 

9.『金持ちの代償』

金持ちになるとその代償に、こういうことが起きてしまう。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『ゲティ家の身代金』
  2. 『アビエイター』
  3. 『フォックスキャッチャー』
  4. 『ハイネケン誘拐の代償』
  5. 『チャップリンからの贈りもの』
  6. 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』
  7. 『ブリングリング』
  8. 『天使のくれた時間』

 

 

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前述したように、1973年に、当時フォーチュン誌から”世界一の大富豪”に認定されたゲティオイル社社長のジャン・ポール・ゲティの孫が誘拐された実話をフィクションを織り交ぜて描く。彼がその誘拐事件で見せた本当の顔とは。

 

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ハワード・ヒューズが母親に体を洗われているところから映画は幕を開ける。そのとき母親からひとつの言葉を教わる。「QUARANTINE」…和訳すると「感染予防のための隔離」という意味である。後にこの単語にヒューズは苦しめられることとなるのだった。

 

 

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前述したように、デュポンの映画だが、彼がこのような行動を取ってしまった理由は何だろうか。

 

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前述したように、ハイネケンが身代金目的で誘拐されてしまった事件。有名になるとこういうことがある。また、『J・エドガー』ではリンドバーグの娘が誘拐されてしまった事件も描いている。

 

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チャールズ・チャップリンの死後、金銭目的で遺体を誘拐した2人の犯行の実話をもとにしている。

 

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ニューヨークの大物ヘッジファンドである男が一代で莫大な富と名声を築き、家族にも恵まれ幸せな毎日を過ごしているかのように思われた。だが彼はその築き上げた地位に執着してしまい、人生の大きな壁にぶつかる。

 

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『ブリングリング』 レビュー(感想) 『ブリングリング』 画像出典:『youtube』     アメリカ合衆国、イギリス、フランス、ドイツ、日本の共同制作というのが謎で面白い。アメリカで実際に起きた...

 

アメリカ合衆国で実際に起きた空き巣事件を原作にしている。被害者はパリス・ヒルトン、オーランド・ブルーム、リンジー・ローハン、ミランダ・カーなどのセレブたちだった。

 

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『天使のくれた時間』 レビュー(感想) 『天使のくれた時間』 ポスター画像出典:『映画.com』   天使のくれた時間。それは確かに、この映画のポスターのこのワンシーンでもある。だが違う。それだけでは...

 

ある金持ちの男が過去に代償にしたものについて心底で悔いていて、とある事件をきっかけに人生をやり直せることになる物語。本人の意識ではその後悔を認めていない。

 

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ただし、これらの教訓と同じくらい重要な要素として『代償の法則』というものがあります。例えば、三塁に進むためには二塁から足を離さなければなりません。高校生になるためには、中学生を卒業しなければならない。そこにいくら愛着があり、楽しかった思い出がたくさん詰まっていても、前に進むためにその場から離れなければならないのです。人生で群を抜く結果を出している人は、この法則を熟知している人が多いですね。例えば簡単な話で言えば、『浪費癖をやめて、その代償として1億円貯金した』とか。『暴食癖をやめて、その代償としてダイエットに成功して健康な人生を手に入れた』とか。

 

10.『お金の教訓』

前述までにたっぷりお金に関する教訓が詰まった話はあったが、お金で失敗する人が特に注目すべき映画がある。

今回配合するレシピはこちらです!  

 

  1. 『ウルフ・オブ・ウォールストリート』
  2. 『ウシジマくん』
  3. 『嘘の天才 〜史上最大の金融詐欺〜(ウィザード・オブ・ライズ)』
  4. 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』
  5. 『ウォール街』

 

 

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前述したこの作品は、『膨張と成長は違う』ということ。膨張は弾けるのが相場であり、踏むべき手順を踏んで大きくなった成長は、基礎がしっかりしているためそう簡単につぶれることはない。

 

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あるAV女優をやる羽目になったカフェの店員が、5円を落としてそれを無視したシーンがある。そこでウシジマが、『その5円の価値が分からないから、お前は借金してるんじゃないのか』と言うのだが、ウシジマという男はたまにこういうことを言うのだ。

 

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元NASDAQ会長で史上最大級の巨額詐欺事件の犯人として知られるこの男は、なぜこのようになってしまったのか。

 

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『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   足るを知る者は富む。これは三教、つまり仏教、道教、儒教すべてで教えていることだ。しかしブッダはこうも言った。 『人の欲望...

 

前述したように、この映画もまたここにピックアップしたい。彼の華やかな生活の裏では、ロシアの銅山への投資に失敗し大損失を出してしまい、多額の負債を返済しなければならない状況があった。

 

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『ウォール街(ストリート)』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』 『ウォール街』 ゴードン・ゲッコーの圧倒的存在感が世界中に大きなインパクトを与えた。特にアメリカでは彼に憧れて投資業界に入る者...

 

続編の『ウォールストリート』でもそうだが、大金を扱う人間は常に魔物と戦い続けなければならない。その続編ではガルブレイスの著書『バブルの物語』にもあるオランダのチューリップバブルの崩壊についてもわずかに触れるシーンがあるが、教訓が詰まった映画である。

 

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運営者のIQから一言。

私のごく身近でも大金が関連した借金問題がありました。我々の知らない間に土地を勝手に担保したとか、詳しい話は別の記事でまとめているので割愛しますが、結局その人は40年以上住んだ家、土地で言えば70年以上愛着のある場所を手放すことになりました。すべて、安易な判断によるツケが回ってきたという結果となりました。

 

お金というのは人間関係を壊しますからね。例えば家族間で考えても、『扶養の義務』はあっても、『借金返済の義務』はありません。どんなにふざけた家族でも、その人が生活できないなら扶養してあげなければならないのですが、その人の借金を肩代わりすることまでやる必要はありません。

 

お金というより、欲望ですね。人間の欲望に直結しているのがお金です。世界一の長者になったこともある投資家のウォーレン・バフェットはこう言っています。『金は人を変えない。金は人の本性を浮き立たせるだけである。』我々人間が最も目を向け、鍛えなければならないのは『心』なのです。

 

 

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