MOVIE RECIPE
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- レシピ数:2
- 紹介映画:60
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

1.『LOVE』
ネタバレになるのであまり詳細に分けたり書かない方がいい。今回は大きく『LOVE』と『LIFE』で分けた。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『世界にひとつのプレイブック』
- 『新しい人生のはじめ方』
- 『世界一キライなあなたに』
- 『猟奇的な彼女』
- 『レディ・バード』
- 『ミッドナイト・イン・パリ』
- 『500日のサマー』
- 『ノッティングヒルの恋人』
- 『バタフライ・エフェクト』
- 『メッセージ・イン・ア・ボトル』
- 『アバウト・タイム 愛おしい時間について』
- 『ブリジット・ジョーンズの日記』
- 『めぐり逢えたら』
- 『恋人たちの予感』
- 『フォー・ウェディング』
- 『ユー・ガット・メール』
- 『妹の恋人』
- 『素敵な人生のはじめ方』
- 『とらわれて夏』
- 『31年目の夫婦げんか』
- 『私がクマにキレた理由(わけ)』
- 『フラッシュダンス』
- 『カクテル』
- 『50歳の恋愛白書』
- 『オンリー・ユー』
- 『ラースと、その彼女』
- 『アメリカン・ジゴロ』
- 『アメリカン・スウィートハート』
- 『バッファロー66』
- 『ブラッド・ワーク』
- 『マイハート、マイ・ラブ』
- 『マジック・マイク』
- 『愛に迷った時』
- 『トゥー・ウィークス・ノーティス』
- 『ナタリー』

躁うつ病の主人公は、夫婦問題や暴力沙汰でトラブルを抱えていた。そんな彼はある日、自分を心配してくれる友人の妻の妹と出会う。だが、友人はそうだが彼女はそうでもないみたいで・・。

離婚して一人暮らしをしている高齢の男。一人娘の結婚式のためにロンドンを訪れるも、結婚式ではまるで仲間外れにされるかのような扱いを受け、孤独を感じていた。ふと周りを見渡すと、どうやら自分と同じような女性がいる。

障害者の自殺幇助・安楽死を扱った問題作だが、私はあえてこれをここに入れたい。後は各々で答えを出すといい。

とある猟奇的な女性がいた。彼女はどう考えたって猟奇的だった。なんでそんなに乱暴なんだ。まるで男みたいな人だな。だが、彼女には決して他人に軽はずみに話さない秘密があった。

映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで批評家支持率100%を記録していた(現在は99%)名作。多くの女性が共感できる内容になっている。恋愛的な話も多いが、彼女が『巣立つ』という表現が近いかもしれない。

オーウェン・ウィルソンは一流俳優として見られていないが才能ある役者である。ナンパな役が多いが本来はそういうことに浅薄さを覚えるらしい。この作品ではそんな彼の純粋な一面が花開いていると言える。

『サマー』という女性との500日間の話だ。彼女は運命の人なのか。本当に『500日』あったのか。なぜ(500)と表示されているのか。ラストシーンの『言葉』に注目だ。

ロンドン西部のノッティング・ヒルを舞台に、冴えない書店主とハリウッド女優の恋愛を描く。だが、そういう格差恋愛は普通に考えて障壁ばかりだ。映画のようにうまくいくとは限らない。

恋愛映画というくくりでは下手したら『1位』を獲るポテンシャルすらある、切なく、美しい物語。だが、基本が若者らしい元気な行動というところがいい。そのギャップがいいのだ。

離婚して息子と二人暮らしの新聞社の女性と、妻を亡くした男の物語。ある日女性は海岸で、砂の中に埋もれた瓶を見つける。それがこの物語の始まりだった。

『リスタート』という意味ではこの映画がピタリ当てはまるのかもしれない。内容は観てのお楽しみだ。多くのファンを持つ名作である。『ラブ・アクチュアリー』の監督作品で、これを機に引退をしている。

圧倒的な女性人気の映画と言っていい。男はもっと浅薄な理由で選択する。だが本来は、男こそが観るべき映画だ。男は女性と、結婚するのだから(最近は違ってきてるが)。

癌で妻を亡くしたばかりの男。息子であるジョナは、落ち込む父親のために新しい奥さんが必要と、あるラジオ局の相談番組に電話をする。その時、それを受けたラジオパーソナリティである女性との運命の縁が、繋がった。

メグ・ライアンがロマンティックコメディの女王の座に君臨する為の、歴史的な第一歩となる映画。もっとも、彼女は『女王』というより、親しみやすい、似たような悩みを抱えたどこにでもいる一人の女性というイメージが似合う。

友人の結婚式で偶然出会った女性に一目惚れした男性が、本当の愛を見つけるまでを描く。同性愛者は結婚できなかった。友人は離婚した。結婚とは一体何か。男は悩んだ末、一つの結論を出す。

トム・ハンクスとメグ・ライアンの『めぐり逢えたら』以来のタッグ。根幹は似ているのだが、しかし内容は全然違うように見えるので、チープさは感じられない。素直に、素晴らしい作品である。

不思議なあたたかさを感じる純粋な作品。ジョニー・デップ演じる文盲の青年サムは、両親を亡くして心底に穴が開いてしまったジューンを慰めるだけの要素を兼ね備えていた。ジューンは自然に心を開いて行く。

モーガン・フリーマンに『~の人生の』という映画をやらせたら外れることはないだろう。年齢的にも、人としての深みとしても魅力たっぷりの彼なら、きっと新しい人生を始められる。

夫に去られた心の傷を抱えているシングルマザーのアデルは13歳の息子のヘンリーと共に買い物に出かけたところ、逃亡犯の男と出会い、匿うこととなる。彼女たちはもちろん抵抗しようとするが、次第にその男に『男に求めているもの』が備わっていることに気が付く。

結婚生活31年目を迎えたソームズ夫妻だったが、妻のケイは2人で共に過ごす時間が無くなっていく現状を嘆いていた。その一方で、夫のアーノルドは現状に無関心だった。果たして彼女たちは『リスタート』を切れるのか。それとも切る必要がないのか。

彼女がなぜクマにキレたのかは内容を見てのお楽しみだが、キレるということはそれまで我慢していたということ。ということは性格的に普段は抑え目。だが、もちろんどんな人も抱える悩みや、人生の目標は同じだ。

このあたりの年代のファッションは攻めすぎていて、時代が変わるとダサい印象を持ってしまう。が、そんなことは全く気にならなくなる。それがこの映画の実力だ。誰もが未来など約束されていない。明日死ぬかもしれない。だが、彼女は独特の踊りで、そんな人生に一筋の『光』を呼び込んだ。
人生を模索しながらバーテンダーをはじめ、そのうちそれが本職になった一人の男。もちろん恋愛にも真剣である。だが、ふとした至りで失敗。彼女はそれに失望する。矢継ぎ早に、衝撃的な事実も発覚する。果たして彼は、この恋愛を成就できるか。

もしこの女性の人生の話を他人から聞いたら、『よくある人生の失敗談』の一つにしか聞こえないだろう。だが、不思議なことに鑑賞するとそうはならない。むしろ、この映画には人生の大きな教訓が潜んでいる。

幼い頃に兄ラリーと遊んだ占い盤で出てきた名前と水晶占い師にも告げられた「運命の人」の名前「デイモン・ブラッドリー」を未だに信じている、主人公の女性。しかし人生は有限だ。彼女はついに婚約してしまう。だが、そこに現れたのが「デイモン・ブラッドリー」だった。この人は一体?

これをもし映画館で観るとなると結構勇気がいるだろう。だがもう上映していないので問題ない。テレビで観ることになる。もしかしたら20代前半までの人なら理解できないかもしれない。だが、人生は若者が思っているより、もっとずっと、深い。

ビバリーヒルズの金持ち婦人を相手に稼ぎまくるジゴロ。人気者だった彼は、すこし傲岸不遜に陥っていた。だが、人が転落するのは往々にして得意時代である。果たして、彼の人生はどうなる。そして彼が相手をするのは、本当に不特定多数の人だけなのか。

エディとグウェンは、アメリカの理想のカップルと呼ばれた映画スター同士の大物カップル。しかしグウェンの浮気が発覚。それ以来二人の仲は冷えきってしまった。彼女には付き人の妹がいる。その妹がこの二人の仲を改善しようとするが、物語は思わぬ展開に。

小津安二郎の影響を受けたという固定カメラ中心の独特の映像で、低予算ながら一部の映画ファンにカルト的な人気を誇っている。それはこのニッチな内容と不思議で独特な二人の男女が醸し出す、何とも言えない哀愁も手伝っているだろう。

FBIの捜査官テリー・マッケイレブは心臓発作を起こして倒れてしまい、犯人を取り逃がしてしまう。退職し、心臓移植手術を待つ。2年後、無事に移植手術を終えて退院したマッケイレブは、港のクルーザーに生活の拠点を移して生活していた。だが、その『心臓』にはちょっとした秘密があった。

ロサンゼルスを舞台に11人の男女の人間模様を豪華キャストで描いた群像劇。秘密の設定があるからあまり詳細を言わない方がいいだろう。

チャニング・テイタムが18歳の頃にフロリダ州タンパでストリッパーをしていた際の実体験に触発されている。男のストリッパーの恋が描かれるが、やはり性が乱れて他が乱れないという人間はあまりいない。彼のような男が人生を真剣に生きると決めることができるのか。

ある日、夫が浮気していることを知る。これに憤慨した彼女は、娘を連れて姉の家に出て行ってしまう。謝罪されるも、気持ちは納まらず、今までの夫婦生活や家族関係に関する不満を爆発させてしまう。そして彼女は、これからの人生について再び考える。

単なる弁護士とお金持ちの社長という関係で、様々な距離も開いていた二人。だが二人は、『理想の相手』が持つべき要素を持っていた。だが、表層では性格で衝突する。果たしてそれに気が付くことができるか。

夫を亡くしたまだ若く美しい未亡人ナタリー。彼女は勤め先の社長からアプローチを受けるが、彼女は彼の根幹にあるある種の卑怯な性格が、生理的に受け付けない様子だった。そんな中、彼女の目にとある冴えない男の姿が映った。彼女は彼に、何かを感じた。

リスタートは『運命の出逢い』とも捉えることができます。それは往々にして、異性であり、恋愛相手であり、結婚相手であり、再婚相手というケースが多い。凸凹の字のごとく、お互いにない要素を穴埋めする形で、新しい人生を切り拓いていく。そう考えると、結婚そのものが、リスタートなのかもしれません。
2.『LIFE』
リスタートには『再出発』という意味もある。それは必ずしも恋愛が関わるわけではない。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『50/50 フィフティ・フィフティ』
- 『オンリー・ザ・ブレイブ』
- 『サイドウェイ』
- 『リトル・ミス・サンシャイン』
- 『ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ』
- 『ラストミッション』
- 『ザ・ファイター』
- 『ウォールフラワー』
- 『アバウト・シュミット』
- 『ブリグズビー・ベア』
- 『キャスト・アウェイ』
- 『ダニー・ザ・ドッグ』
- 『キック・オーバー』
- 『アリスの恋』
- 『カンパニー・メン』
- 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
- 『ライアーライアー』
- 『アル・パチーノ ブロークン 過去に囚われた男』
- 『マイ・インターン』
- 『プラダを着た悪魔』
- 『ミス・ポター』
- 『ジャッカル』
- 『ショーシャンクの空に』
- 『チェンジング・レーン』

恋愛要素も含まれている。だが、5年生存率50%の脊髄癌(悪性神経鞘腫)であることを宣告された『病人』の話ということになると、また意味が違ってくる。では、彼は生き延びることができるか。

2013年にアメリカのアリゾナ州で発生した巨大山火事「ヤーネルヒル火災」に立ち向かった精鋭消防部隊、グラナイト・マウンテン・ホットショッツの実話を基に描く。ブレンダンという男は、この映画で『2度』のリスタートを切る。

教師をしているマイルスはバツイチで小説家志望。だが、年齢的にも人生の後半で、好きなワインもどこか虚しい現実逃避と人生の正当化の手段に見えてくる。そんな彼だが、人生は有限だ。その外圧に無意識に背中を押され、勇気ある一歩を踏み出した。きっとあなたも彼をひそか応援したくなる。

群像劇にも似て家族全員が何らかの理由を抱えているから、ただの恋愛的リスタート映画ではない。人生はいろいろある。だが、それでも前を向いて生きていかなければならない。そんな当たり前だが人生の真理を、小さな子供の無邪気な行動から学び直す。

ビジネスマンは全員必見。『マクドナルド』を世界企業にした立役者、レイ・クロックは当時52歳という年齢で、ミキサーの訪問販売をしていた。だが、ある日出会ったのだ。マクドナルド兄弟が経営する、ハンバーガー屋に。そして運命の歯車が動いた。

『ラスト』がつくと往々にして死を迎えてしまうことがあるが、今回は大丈夫だろうか。ベテランCIAエージェントのイーサン・レナーは、脳腫瘍で医師から余命3ヶ月と告げられる。やはりそうなってしまうか。果たして。

様々なリスタートがある。兄が麻薬中毒で反社会的な人生を生きている。また、ボクサーである自分にも様々な問題がある。家族はよくある『足を引っ張る馴れ合い型』で、大事でもあるが排他的すぎて、それが足かせでもある。彼はこの人生の土台で、どう生きていけばいいか。

一見すると青春映画である。だから恋愛的なリスタートになりそうだが、実は一癖ある。一体この少年にはどんな秘密があるのだろうか。様々な魅力が詰まった10代を虜にする作品だ。

仕事は退職する年齢。しかもそんな時に妻が亡くなってしまう。人生の黄昏時も近いのか。もう余生は暗いのか。そんな時、彼の目についたのは『辛い人生を生きる子供たち』の映像。彼は何を想うか。

この映画がなぜリスタートなのかは、ここに書かない方がいいだろう。かなり特殊なケースだから、他にない教訓が詰まっている。

飛行機が墜落し、無人島で暮らすことを余儀なくされた男。まずの段階で、ここから生きて出られるのかが大問題だ。どれくらいここで生活するのか。待っている人は『本当に待っている』のか。何も情報がない真っ暗闇の絶望の中、彼はボールに顔を描いた架空の友達『ウィルソン』と共に、その時を待つ。

悪徳高利貸しのバートは、幼いダニーをどこからかさらってきた後、彼を殺人マシンとも呼ぶべき百戦錬磨の闘犬のような野獣人間に育て上げ、首輪を外すことを合図に、金を滞納するギャングや宝石店主などを次々と襲わせていた。果たして彼は、このままヒットマンとして利用され続けるだけの運命なのか。

「ドライバー」と呼ばれる男が、マフィアから大金を盗み出しメキシコへの逃亡を企てた。しかし、男は国境を越えたところで逮捕され、世界最悪の刑務所として名高い「エル・プエブリート」に収監されてしまう。その大金の行方について、一波乱起きる。その金はもうないのか。そして彼はここを無事に出られるのか。ラストシーンのメルギブソンの言葉が、他の映画と一味違うところを見せつけている。

タイトル的に恋愛の話になりそうだが、確かにそれはあっても、彼女がシングルマザーとして生きているということから、簡単に話は進まない。男の私からすれば遠いジャンルのような気もするが、意外に見ごたえがあると感じさせる実力を持つ映画である。さすがはマーティン・スコセッシということか。

リーマン・ショックを機にリストラされたエリートサラリーマンが仕事や家族について見つめ直すヒューマンドラマ。ベン・アフレック、ケビン・コスナー、トミー・リー・ジョーンズという渋い実力派が織り成す、人生再起の物語。

銀行員のカールはいつもいつもプライベートでも仕事でも答えは「NO」と言い、友人との付き合いや様々な勧誘・職場の個人融資の審査などあらゆることを断る生活を送っていた。そんな彼が『YES』と言うことはあるのか?人生の教訓がたっぷり詰まった作品だ。

自他共に認める一流の弁護士の男。どんなに無理な依頼でも、彼は得意の“嘘”で無罪を勝ち取ってしまう。だがそのいかなる時も嘘をついて切り抜ける姿勢は私生活でも変わらないのが玉に瑕。妻との相性は悪い。だが子供からは好かれている。ジム・キャリー全盛期の躍動する教訓映画で楽しみながら人生を学びたい。

かなり癖のある映画で、まず高齢者というだけで多くの教訓を得られない。設定がもはや、範囲外にあるのだ。すると自然とニッチになる。また、ラストシーンなども説明がないため、想像力が問われる。かくのごとく、大人のリスタートムービーだ。

若い女性とその部下になった70歳の男性、2人の世代を超えた交流が描かれる。デ・ニーロがモーガン・フリーマンのような賢人的老人を演じていて、見事にそれがハマっている。女社長のジュールズは、短期間で会社を拡大させることに成功し、公私ともに順調な毎日を送っていた・・はずだった。

ひょんなことからファッション業界に対し絶大な影響力を誇る、ミランダ・プリーストリーのアシスタント職についた女性。この映画では、この二人の主人公がビジネスを軸としながら、人生のあらゆる悩みと格闘して模索し、素敵なリスタートを切れるかどうかが見どころとなる。

紡績業で財をなした良家の子女ビアトリクス・ポターは、自分の力でもあの『ピーターラビット』で世界的有名人になった女性だ。物語ではまずどうやって彼女が有名作家になったかを観るが、同時に我々は、彼女にあった波乱万丈の人生を目の当たりにすることになる。

あるマフィアが凄腕の殺し屋「ジャッカル」に7,000万ドルという高額の報酬を約束し、アメリカ要人の暗殺を依頼する。彼の顔を知る数少ない男の一人である凄腕のスナイパーを刑務所から一時退所させ、対ジャッカル包囲網作戦を打ち出すロシア内務省(MVD)とアメリカ連邦捜査局(FBI)の合同捜査チーム。シドニー・ボワチエがラストシーンで魅せる粋な男の演技が、この映画の価値を何段階も引き上げている。

大勢のファンがいて私も間違いなく好きな作品。だが、今回はあえて意地悪にこう言いたい。『逃げ出した人生に、先はあるのか?』。だが、きっと彼のことだ。最善のリスタートを切るだろう。彼だけじゃない。モーガン・フリーマンと、作中で出てくる『刑務所慣れして社会不適合者となって死んだ者』の話も、この物語をリスタートムービーの代表に押し上げるほど、深く頑丈な基礎となってくれている。

レシピの順番は特に意味はないが、これだけは最後に持ってこなければならない。あまりにも深すぎて、もはや9割の人は首をかしげて終わるだろう。なぜなら表層では、自分の理解できる展開に着地しているからだ。だが、ニーチェはこう言った。『事実というものは存在しない。存在するのは解釈だけである。』この映画の秘密はまた違うレシピに書こう。

リスタートムービーはまだまだ他にもたくさんあります。映画の大体は『いろいろ複雑なことが起こって、一度は挫折しそうにもなるが、何とか家族や友人らに支えられて前を向き、夢や目標に向かって歩き出す』という鑑賞者を明るい気分にさせるシナリオが多いからですね。確かに、大勢が観るべき物語として、それは正しい考え方かもしれません。人生の教訓がたっぷり詰まった名作たちです。
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