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『この選択は正しいのか』(MOVIE RECIPE)

『この選択肢は正しいのか』
自分が下した判断が正しいかどうかの確証は得られません。ですから人は皆、『大いなる権威』に耳を傾けます。それは往々にして神、宗教、法律、信念などの自分にとっての揺るぎないもの。では、そうして下されたそれらの判断は、『本当に』正しいのでしょうか。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:4
  • 紹介映画:68

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『その情報を追うな』

国家の秘密や企業の機密情報を告発するのは、命懸けの時がある。それでも真相を明かすか、それとも、このまま見て見ぬふりをするか。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『インフォーマント!』
  2. 『インサイダー』
  3. 『告発の行方』
  4. 『シリアナ』
  5. 『ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書』
  6. 『大統領の陰謀』
  7. 『ザ・シークレットマン』
  8. 『デンジャラス・ラン』
  9. 『スノーデン』
  10. 『クライシス・オブ・アメリカ』
  11. 『スポットライト 世紀のスクープ』
  12. 『ザ・ハリケーン』
  13. 『8㎜』
  14. 『陰謀のセオリー』
  15. 『アライバル/侵略者』
  16. 『ゴールデンボーイ』
  17. 『ダウト 〜偽りの代償〜』
  18. 『ノイズ』
  19. 『陰謀の代償 N.Y.コンフィデンシャル』
  20. 『青いドレスの女』
  21. 『プライド&グローリー』
  22. 『プレイス・ビヨンド・ザ・パインズ/宿命』
  23. 『フェイク シティ ある男のルール』

 

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運営者
運営者のIQから一言。

人生は無限のあみだくじ。さしずめ、『あみだ道』のようなものです。次の瞬間には選択肢が無限に広がり、そのどれを取るかによって人生が決まる。例えば、生活習慣病になったり、ビジネスの基礎が構築されたり、それはすべて一朝一夕でできるものではありません。イタリアの詩人、ホラティウスは言いました。『毎日自分に言い聞かせなさい。今日が人生最後の日だと。あるとは期待していなかった時間が驚きとして訪れるでしょう。』あなたは今日、どんな選択肢を取る?

 

 

2.『この選択は正しいのか』

『トリアージ』とは医療用語で、例えば災害時においては医療スタッフや医薬品などの医療資源が限られるため、治療や搬送の優先順位を決定する際に用いられる判断基準である。軽症の人より、治療が不可能そうな人より、すぐ治療すれば助かりそうな重症な人が優先される。では、このトリアージは正しいのか?

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ブレイブワン』
  2. 『ゴーン・ベイビー・ゴーン』
  3. 『ヴィレッジ』
  4. 『ローン・サバイバー』
  5. 『HANA-BI』
  6. 『エネミー・ライン』
  7. 『ハドソン川の奇跡』
  8. 『フライト』
  9. 『マイ・ブラザー』
  10. 『ラビング 愛という名前のふたり』
  11. 『トイストーリー4』
  12. 『シュガーラッシュ・オンライン』
  13. 『レールズ&タイズ』
  14. 『2012』
  15. 『インセプション』
  16. 『デンジャー・クロース 極限着弾』
  17. 『聖なる鹿殺し キリング・オブ・ア・セイクリッド・ディア』
  18. 『ダークナイト』
  19. 『白鯨との闘い』
  20. 『シークレット・アイズ』
  21. 『シャッターアイランド』
  22. 『旅立ちの時』

 

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ネタバレになるのでここにはあまり書かないが、ここで出るいくつかの重要な選択肢の是非について、我々は断固として明言することはできない。

 

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ネタバレになるのでここにはあまり書けないが、最後まで観ると『この選択肢は正しいのか』という今回のテーマと接触することが分かる。

 

 

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この映画で彼が取る『最後の選択肢』に注目だ。内容が衝撃的で、謎が多いため、その部分を私は長い間誤解して解釈してしまっていた。『彼の最後の言葉』と、彼の結末を考え、今回のテーマを考えたい。

 

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反戦活動家のテロリストとして指名手配されている両親と逃亡生活を送っている17歳の少年の葛藤と成長を描いている。ある日、ダニーの両親を訪ねたかつての同志が、ダニーの両親が犯人であることをばらそうとする。すべてを捨てて音楽に専念するか、愛する家族とともに引越しの人生を共にするか、ダニーにとって人生の選択となる。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

規範意識とは、例えば『見晴らしのいい誰もいない大きな道路』で信号が赤い時、それを守るか守らないか、という際などに使われる善悪の判断基準です。守っていれば安心かもしれませんが、その行為はある種の麻痺でもあり、『ルールを作ったそもそもの起因』を見失っていたりします。そのあたりを考えていない人がこうした究極の選択肢にぶつかった際、間違いなくパニックに陥り、それが益々冷静な決断の邪魔となる。果たして、彼ら彼女らの取った行動は、正しかったのか。

 

 

 

3.『瞬時に問われる究極の判断』

そのトリアージにおける判断は、瞬時に問われることもある。そしてその決断次第では、人の運命が大きく変わってしまう。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ローン・サバイバー』
  2. 『レールズ&タイズ』
  3. 『クリムゾン・タイド』
  4. 『15時17分、パリ行き』
  5. 『Fukushima 50』
  6. 『ハドソン川の奇跡』

 

 

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ネイビー・シールズ史上最大の悲劇のこの決断も、とっさにしなければならなかった。そのとっさの判断が、人の運命を大きく変えることがある。

 

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この場合も列車だから、その判断は急に求められることになる。そこで間違えないためには当然、日ごろからの心構えが必要になる。

 

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ヴァシーリイ・アルヒーポフというソ連海軍の軍人が、キューバ危機の際、アメリカ海軍への核魚雷の発射を防いだ。当時、核魚雷の発射には乗艦する三人の士官の承認が必要だったが、小艦隊司令および副艦長であったアルヒーポフだけがその承認を拒否した。この事実は、2002年に初めて公になった。

 

 

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少年時代、薬に頼って生きるしかないと言われた出来損ないの少年たち。だが、彼らは自分の人生を諦めなかった。自分の人生が何のためにあるのか、人一倍熟考した。そして遭遇したのだ。それは、15時17分のパリ行きの列車の中の出来事だった。

 

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東日本大震災を経験した人は皆、ここで毎日のように求められた究極の選択肢があったことを覚えているだろう。一歩間違えれば日本や世界に影響を及ぼす大事件に発展することはもちろん、彼ら自身の命も、危険にさらされるのだった。

 

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2009年に起こり、奇跡的な生還劇として知られるUSエアウェイズ1549便不時着水事故、通称“ハドソン川の奇跡”の実態を描く。この奇跡のパイロットは称賛されるが、やり方に疑問を持った者もいたようだ。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

私は『土壇場で人間の本性が出る』という事実を考えた時、そこで恥ずかしい思いや、悔いの残る思いをしたくないと強く思ったことから、普段から心構えをしていく道を選ぶことにしました。それはこのサイトの8000の名言の内省を見れば分かるでしょう。しかし、ここまで構えていたとしてもおそらく土壇場になると思い通りにはいきません。毎日を人生最後の日だと思って生きられれば、素晴らしいですね。

 

 

4.『人生の選択肢』

人生でよく『選択肢を間違えた』という人がいる。それはいったいどういうことだろうか。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『イエスマン “YES”は人生のパスワード』
  2. 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
  3. 『素晴らしき哉、人生!』
  4. 『天使のくれた時間』
  5. 『イエスタデイ』
  6. 『アルゴ』
  7. 『世界一キライなあなたに』
  8. 『チェンジング・レーン』
  9. 『ヤング≒アダルト』
  10. 『JUNO/ジュノ』
  11. 『人生スイッチ』
  12. 『リチャード・ジュエル』
  13. 『グラン・トリノ』
  14. 『アバター』
  15. 『シェイプ・オブ・ウォーター』
  16. 『旅立ちの時』
  17. 『ドク・ハリウッド』

 

 

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『素晴らしき哉、人生!』をモチーフに「もしあの時、違う道を選んでいたら?」をテーマに描いたファンタジー映画。名作をモデルにしているだけあって、この映画も名作である。

 

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『イエスタデイ』 レビュー(感想) 『イエスタデイ』 ポスター画像出典:『映画.com』   ビートルズの曲に興味はなく、この俳優も知らないので劇場では観なかったが、観るとしたら音楽を最大限に楽し...

 

ビートルズが消えてしまった世界で、唯一その曲を知る存在となった1人のシンガーソングライターの活躍を、ビートルズの楽曲に乗せて描く。この中で、主人公の男が富や名声を手に入れられる流れがあるが、彼がどういう選択肢を選ぶかに注目が集まる。

 

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『アルゴ』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   1978年、イラン革命は起こった。アメリカが中東地域の仲間としてイランを取り入れようとしたが、イランはそれを断ったのだ。そ...

 

1979年から1980年にかけて発生した在イランアメリカ大使館人質事件を題材とした映画。大使館が占拠される直前に6人のアメリカ人大使館員が大使館から脱出し、近くにあるカナダ大使公邸に匿われる。後は国を出るだけだが、それが容易ではない。そこで、CIA秘密工作本部作戦支援部の男が、6人をイランから救出するため、『アルゴ』という架空のSF映画をでっち上げて、6人をそのロケハンのスタッフに身分偽変させ秘密裏にテヘランから脱出させるという作戦をたてる。

 

だが途中、その難易度の高さゆえに作戦を諦めるかどうか迷うシーンがある。そこが一つの見どころとなる。

 

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障害者の自殺幇助・安楽死を扱った作品と書くと物騒だが、ストーリーを直視すれば『Dr.キリコ』の心境に辿り着く。たどり着けないならそこにいるのはブラックジャックだ。さぞかし崇高な精神を持っているのだろう。だが確かに、『映画にする必要はない』という、影響を考えた批判ならあっていい。しかし彼らの気持ちは、彼らにしか分からない。

 

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二人の男が事故に遭う。どちらも責任転嫁して自分が有利になりたいと思う、傲岸不遜な共通点があった。この映画は、人間にとって極めて重要な『資料』である。

 

 

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衝撃の問題作で、だからこそ脳裏に焼き付いて離れない。ただ、異次元の問題は起きない。基盤は予期せぬ妊娠をしてしまった16歳の女子高生ジュノの9ヶ月間の成長を描いたハートフル・コメディである。当初は7館のみの公開だったが、口コミや賞レースで話題を呼び、2008年1月には2400館を越え、興行収入も1億ドルを突破。

 

 

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1996年のアトランタオリンピックで爆発物を発見して多くの人命を救った英雄であるにもかかわらず、FBIやメディアに容疑者と見なされた実在の警備員リチャード・ジュエルを描いている。彼にも常に、様々な選択肢が突きつけられる。

 

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これも最後に注目で、例えば私は全く無知の時代にこれを観たが、途中まではあまり見慣れないベトナム系のアジア人や、頑迷に見えるこの老人のギスギスした態度に、不快感を示していた。だが、最後にすべてが覆った。よく考えれば、ここにそのアジア人が出てくることにも意味があったのだ。

 

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彼女のような行動は決して普通ではない。だが、なぜか誰も口出しができない。そういう映画である。

 

 

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1960年代の反戦運動でテロリストとしてFBIに指名手配された犯人である両親を持つ子供の物語。今まで何度も名前を変え、髪の色を変え、引越しだらけの人生だったが、人生を前に進める為にこの問題と向き合わなければならないと覚悟する。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『選択肢を間違えた』という人がいますが、私はそういうことがほとんどない人生を生きています。いや、もちろん人並、いやむしろそれ以上に失敗が多い人生なのですが、あまりそういう風にネガティブに考えないのです。これを私は、『ちびまる子ちゃん』における『藤木と山田』というテーマでよく人に話しています。詳しくは記事に書きましたが、トイレから出てきたその瞬間、山田の肩に、トリのふんが落ちてきました。しかし山田はこう言ったのです。

 

『どうして?僕は今日とってもついてるよ!だって、桜(まる子)達といたおかげで、お腹壊してもすぐにトイレに辿り着くことができたし、肩にフンが落ちてきたおかげで、珍しい鳥も見ることができた。こんなにラッキーな日はないじょー! 』

 

実は同じような状況が藤木の身にもあったのですが、山田と違って彼は(どうしていつも自分だけ不幸な目に遭うんだ・・)と悲観視していたのです。『小学生』の時期を切り取った『ギャグマンガ』だから笑えますが、あれがリアルな大人の世界にいたらどうでしょうか。私のごく身近にいるんですよね。つまり、私は山田であり、その人は藤木なのです。

 

人生山あり谷あり。それが分かっていれば一喜一憂せず、勝って奢らず、負けても腐らない。その間違えた選択肢が教訓となり、違う方向で花開くことがあるのが、人生の面白さです。

 

 

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