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『大人になる前に』(MOVIE RECIPE)

『大人になる前に』
10代のうちに、大人になる前に観ておきたい映画がたくさんあります。心の基礎を作るこの時代、『人生にとって大切な要素』と『見て見ぬふりしてはならないシビアな現実』の両方に目を通すことを促す。それが『教育』ですよね。『大人』の皆さん。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:5
  • 紹介映画:76

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ザ・ビーチ』
  2. 『スプリング・ブレイカーズ』
  3. 『17歳のカルテ』
  4. 『ウォールフラワー』
  5. 『ソウル・サーファー』
  6. 『スーパーノヴァ 孤独な少女』
  7. 『卒業白書』
  8. 『理由なき反抗』
  9. 『マーヴェリックス/波に魅せられた男たち』
  10. 『HOT SUMMER NIGHTS/ホット・サマー・ナイツ』
  11. 『アウトサイダー』
  12. 『アンハサウェイ裸の天使』
  13. 『チャーリー・バートレットの男子トイレ相談室』
  14. 『チャット』
  15. 『ライオット・クラブ』
  16. 『スタンド・バイ・ミー』
  17. 『キッズ・リターン』

 

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この少年は10代というよりは青年で20代前半あたりだが、ほとんど同じだろう。10代後半になればそのあたりの年齢の人と遊ぶことは日常茶飯事的に多発する。それに、何かを求めて行ったことがない場所に目を向けたり足を運ぶことも多い。だが、それは常に未知の危険と隣り合わせだということを覚えておきたい。

 

 

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非常に下品に見えるかもしれないが、事実こういう若者は大勢いる。そこから目を逸らさない強さが欲しい。最も理想的なのは、こういう人々を見下すこともなく、どうしてこうなったのかと冷静に分析し、そのリスクの大きさを真正面から受け止め、刹那的な人生のメリット、デメリットについて内省し、教訓にすることだ。私も近い生き方をしていたので、客観視するとこうも危なっかしいものかと、肝を冷やした。

 

 

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13歳のときに鮫に襲われて片腕を失いながらも、サーファーを目指したベサニー・ハミルトンの実話を描いている。よって、これは不良行為というよりは波乗りそのもののリスクや、大自然の驚異について啓蒙する教訓映画でもある。

 

 

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この場合はまだ12歳やそこらなので、本人たちが超えたと思っている一線も可愛い範囲内で済んでいる。だが本人たちにとっては大冒険で、ある種、この時期の経験をどうとらえるかによって将来が決まるとも言える。音楽もふくめ、とにかく人生で一度は、観ておきたい名作だ。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

書いたように私も『やんちゃ』で済まないくらいの道を歩きましたが、そのすべての経験が基礎になっています。それはマキャベリがこう言ったように、『天国へ行く最も有効な方法は、地獄へ行く道を熟知することである。』この世界に確かに存在する要素を、しっかりと経験したからです。しかしその刹那的な道は、破滅と虚無に繋がっています。私のように人の意見をテコでも聞かない人間は、経験するしかない。映画鑑賞も立派な経験です。参考にしたいですね。

 

 

2.『10代に観たい恋愛映画』

10代というのは自我を持って数年経ち、『その認識が最高でこの上はない』と思い込む時期だったり、好奇心が抑えられない時期だったりする。『青春の特権といえば、一言をもってすれば無知の特権であろう。』三島由紀夫がこう言ったように、決してその輝く青春時代を誰も否定はしないが、しかし、取り返しのつかない失敗はしてほしくない。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『あの頃、君を追いかけた』
  2. 『JUNO/ジュノ』
  3. 『猟奇的な彼女』
  4. 『ウォールフラワー』
  5. 『レディ・バード』
  6. 『17歳の肖像』
  7. 『プレシャス』

 

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この程度なら可愛い失敗であり、むしろ健全な青春映画と言える。もし教訓的な目で観るなら、『人生には取り返しのつかないこともある』こと、『チャンスは待っていても来ない。自分でつかむものだ』という言葉の意味を、映画を通して学びたい。

 

 

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予期せぬ妊娠をしてしまった16歳の女子高生ジュノの9ヶ月間の成長を描く。だが実際には成長といっても、その時期のその程度の成長でしかなく、圧倒的な成長はないわけだ。つまり、子供が生まれてしまったらもう取り返しはつかない。この重要性を徹底的に知ることができる映画である。

 

 

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特に男が認識したいのだが、女性というものは化粧をする特徴を持っていたり、苗字を変えたり、生理的な問題で不定愁訴を起こしやすいなど、色々と男と違う運命を背負っている。よって、表面に出ている姿だけが、その女性の実態ではないのだ。

 

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この映画でも恋愛要素があるため、10代の共感ポイントがいくつもある。

 

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特に女性が共感できるポイントがいくつもある最強映画。その理由は、映画批評集積サイトのRotten Tomatoesで批評家支持率100%を記録していたからだ。青春時代の甘酸っぱい思い出であり、湧き上がる本能的な欲求は、男も女も変わりはないことが分かる、ある種新時代の青春映画。

 

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中流家庭の一人娘である16歳の女性構成は、成績優秀でオックスフォード大学を目指す優等生だった。だが、やはりまだ見識がなく、好奇心も抑えられない。それゆえ、社会のリスクに知らぬ間に接触してしまうことになる。

 

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16歳の肥満した女子高生は、想像を絶する過酷な人生を強いられていた。様々な賞を総なめにした、衝撃の青春問題映画。

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

その他、特にこの日本においてはキュンキュン系のアオハル映画がたくさんあり、そのジャンルにおいては世界と比肩する内容になっていると言えます。ただ、それを世界に持っていけるというわけではなく、ターゲットとなる世代が洋画より邦画青春映画を観がちという意味ですね。それもいいのですが、積極的に世界に目を向け、多様性と柔軟性を身に着け、ガラパゴス化しないようにすることが次の日本の未来に繋がります。

 

 

3.『様々な10代』

私もそうだった。前述したように、今が限界だと。これを『投影バイアス』、あるいは『固定知能観』と言うが、であるからしてこの時期は積極的に同世代の様々な立場にある人生を観てみたい。見聞を広めたいということだ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『JUNO/ジュノ』
  2. 『プレシャス』
  3. 『17歳のカルテ』
  4. 『タナー・ホール 胸騒ぎの誘惑』
  5. 『ニコール・キッドマンの恋愛天国』
  6. 『フラッシュダンス』
  7. 『ある少年の告白』
  8. 『Love, サイモン 17歳の告白』
  9. 『あの頃、君を追いかけた』
  10. 『サムサッカー』
  11. 『早熟のアイオワ』
  12. 『ストーリー・オブ・マイライフ』
  13. 『孫文の義士団』
  14. 『プールサイド・デイズ』
  15. 『チェイシング/追跡』
  16. 『ヒトラーの忘れもの』
  17. 『7月4日に生まれて』
  18. 『いまを生きる』
  19. 『旅立ちの時』
  20. 『ティーンスピリット』
  21. 『15時17分、パリ行き』

 

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まずは彼女たちのような人生を、男女ともに見るべきだ。私の知人も中学時代に妊娠した、&させてしまったが、両者とも知り合いだったので、何とも言えない気分に陥るだけだった。結果は、限定されるので書かないようにしよう。

 

 

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JUNO同様に観ておきたいとある10代の女性の運命。もっと複雑で過酷な人生を強いられている。

 

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リストカットや自殺未遂、ドラッグやセックスにハマってしまうのがこの時期なのは、何度も言うように『これ以上の展開が考えられないから』だが、彼女らのように本格的に病気と闘う人たちもいる。

 

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そこまで波乱に満ちた展開はないので、逆に一番共感できるかもしれない。若い時代の有名俳優を観れる特徴がある。

 

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運営者のIQから一言。

私も少年時代は『世界一不幸な環境に生きている』と自負していたため、積極的に世界の現実を直視することは効果的な教育となります。そうした被害者意識を持つ若者は、往々にして『確かにそれ相応の現実を生きている』事実を抱えている。しかし、もっと過酷な環境で生きる人もいるということを、誰かの口からじゃなく、自分の目で確かめるというのが一番効くんです。

 

 

 

4.『僕たち、私たちの青春(日本・アジア)』

日本やアジアの様々な時代の人間の青春を描いた青春ムービーのまとめ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『耳をすませば』
  2. 『時をかける少女』
  3. 『サマーウォーズ』
  4. 『BECK』
  5. 『バクマン。』
  6. 『ビリギャル』
  7. 『キセキ -あの日のソビト-』
  8. 『何者』
  9. 『溺れるナイフ』
  10. 『僕は明日昨日の君と』
  11. 『カノジョは噓を愛しすぎてる』
  12. 『NANA』
  13. 『火花』
  14. 『あの夏、一番静かな海。』
  15. 『きっと、うまくいく』
  16. 『クローズZERO』

 

 

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『耳をすませば』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『STUDIO GHIBLI』   多くの日本人は『カントリーロード』と聞くとこの映画を思い出す。これだけ映画と音楽がシンクロする映画も珍しい。そこら...

 

中学生の月島雫と一人の少年が出会い、恋愛を紡いでいく青春物語。この映画の影響で『カントリーロード』を知らない日本人を探す方が難しくなっている。

 

 

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紺野真琴が主人公として繰り広げる青春ストーリー。テーマは「青春」そのもので、現実的に”今”を生きている女子高生の姿を描いている。彼女は原作の主人公であった芳山和子の姪だという。

 

 

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『サマーウォーズ』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   夏にあのオープニングテーマを聴くと、夏の到来を感じる。エアコンが嫌いな私は、本当はああいう広い和の家で、自然の風を思い...

 

インターネット上の仮想世界とリンクする世界を舞台に、インターネットの中で起った世界を揺るがすサイバーテロと、それに立ち向かう田舎の大家族の現実社会でのつながりとインターネットを介した世界中の人々とのヴァーチャルなつながりが描かれる。

 

 

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『BECK』 レビュー(感想) 『BECK』 ポスター画像出典:『松竹』   水嶋ヒロが引退する前の全盛期の時、向井理も桐谷健太も、佐藤健も同じように絶大な人気を得ていた。キャストは十分。そし...

 

キャッチコピーは「奇跡の出会いによって生まれたバンド、ベック。青春のすべてが、ここにある。」。

 

 

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『バクマン。』 レビュー(感想) 『バクマン。』 ポスター画像出典:『映画.com』   イラストを数百枚描いている私だから言えるのだが、漫画を描くのは簡単ではない。私のは模写だ。モデルがあって...

 

漫画家として生計を立てられる確率は10万人に1人、つまり0.001%。これは弁護士らのそれよりも遥かに低い可能性である。しかもその人たちが得られる収入はサラリーマン以下。王道漫画の頂点にいる数人の漫画家は、ごくごく稀にしか現れない漫画界の天才エリートそのものなのである。

 

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『ビリギャル』 レビュー(感想) 『ビリギャル』 ポスター画像出典:『映画.com』   『学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話』を映画化したもの。その存在感とインパ...

 

素行不良のギャルであり、高校2年生で小学4年生程度の学力しかなかった少女・さやかちゃん(小林さやか)が、坪田の指導を受け、周りと助け合い学力偏差値を上昇させ慶應義塾大学総合政策学部に現役合格するまでを描いた実話。

 

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『キセキ -あの日のソビト-』 レビュー(感想) 『キセキ -あの日のソビト-』 ポスター画像出典:『Yahoo!映画』     GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までの実話がもとになっている。彼らの話は、例えばオレ...

 

GReeeeNの楽曲「キセキ」の誕生までの実話がもとになっている。

 

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自分に自信がない若者たちの物語。SNSを気にして人に何と言われるか、どう思われるかを気にして生きている現代を生きる人たちにスポットライトを当てている。

 

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『溺れるナイフ』 レビュー(感想) 『溺れるナイフ』 ポスター画像出典:『映画.com』   ジョージ朝倉による日本の少女漫画を映画化。インパクトのあるキャラクターと、存在感のある二人のキャストが...

 

作者曰く、題名中の「ナイフ」とは「十代の自意識」であり、破裂寸前の十代のこころと、剥き出しの刃物のような青春の情景を多彩に描いている。

 

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『僕は明日、昨日のきみとデートする』 レビュー(感想) 『僕は明日、昨日のきみとデートする』 ポスター画像出典:『映画.com』   最初は私の嫌いなキュンキュン展開のクソムービーかと思って眉間にしわを寄せていたが、...

 

ネタバレになるのであまり書けないが、この不思議なタイトルを考えながら内容を楽しみたい。

 

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メジャーデビューするほど人気のバンドと、そのファンの女子高生との人間関係を軸に展開される。

 

 

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東京に住む彼氏と同居するため上京する小松奈々、ミュージシャンとして成功するため上京する大崎ナナ、出身地は異なるが同い年の2人のNANAは新幹線の中で出会った。その後、ひょんなことから奈々とナナは同居することとなる。さらに、ナナの所属する BLACK STONES と恋人の本城蓮が所属する TRAPNEST、2つのバンドのメンバーたちを交え物語は進んでいく。

 

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『あの夏、いちばん静かな海。』レビュー(感想) ポスター画像出典:『Amazon』 レビュー 聴覚障害の青年が、収集車でのごみ回収を仕事としている。ある日先端の欠けたサーフボードを見つけ、持ち帰る。彼はそのボード...

 

聴覚障害の青年が、収集車でのごみ回収を仕事としている。ある日先端の欠けたサーフボードを見つけ、持ち帰る。彼はそのボードに発泡スチロールを継ぎ合わせ、同じ障害を持つ彼女を誘い海へ。ただ、サーフィンをするだけの物語なのだが、なぜか決して馬鹿にできない一つの完成された人生がここにある。

 

 

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高橋ヒロシの漫画『クローズ』を原作とした2007年10月27日公開の日本映画。この漫画は当時の不良少年たちのバイブル的な存在だった。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

青春映画がもっとも刺さるのは青春時代にいる人々です。その時期は一種の魔法がかかっています。魔法の中には人を不安にさせたり、心拍数を変えたりするような黒魔法もある。また逆に、人を高揚させたり、テンションを引き上げる白魔法もある。例えば、ハロウィンやクラブシーンを思い出してみると、そこには9割以上の割合で若者だけがいて、大きな声を出したり異性の目を気にしたり、羽目を外しています。

 

大人になると冷静になる。それはある種の魔法が解けた証拠とも言えるでしょう。しかし、そういう時期はとても楽しい。私も振り返って、とても楽しかったと自覚しています。

 

 

5.『僕たち、私たちの青春(欧米)』

欧米の様々な時代の人間の青春を描いた青春ムービーのまとめ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『グリース』
  2. 『ザ・ビーチ』
  3. 『スーパーノヴァ 孤独な少女』
  4. 『卒業白書』
  5. 『モーターサイクル・ダイアリーズ』
  6. 『あと1センチの恋』
  7. 『愛を読むひと』
  8. 『ラ・ラ・ランド』
  9. 『サタデーナイト・フィーバー』
  10. 『フラッシュダンス』
  11. 『カクテル』
  12. 『フットルース』
  13. 『ギルバート・グレイプ』
  14. 『抱きたいカンケイ』

 

 

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『グリース』 レビュー(感想) 『グリース』 ポスター画像出典:『映画.com』   同名ミュージカル『グリース』を原作とした1978年の学園ミュージカル映画で。ジョン・トラボルタは『サタデーナイ...

 

音楽と映画を融合した本作は1960年代ディスコブームの再燃を到来させ、劇中に挿入されたビー・ジーズ(BEE GEES)のディスコ・サウンドによるフィーバー現象は、現在のダンス・ミュージックへつながる。ジョン・トラボルタの出世作である。

 

 

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『ザ・ビーチ』 レビュー(感想) 『ザ・ビーチ』 ポスター画像出典:『Amazon.co.jp』   レオナルド・ディカプリオがあの『タイタニック』の後、100本以上のオファーを蹴って選んだのがこの作品。...

 

何かを求めるように、一人旅でタイにやってきた青年。だが、新しい事をしようとしても、結局、同じ事の繰り返し。だがそんなある日、『謎の孤島』の話を聞きつける。そこはどこか、今の自分に新しい何かを与えてくれるような気がした。

 

 

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『スーパーノヴァ 孤独な少女』 レビュー(感想) 『スーパーノヴァ 孤独な少女』 ポスター画像出典:『GYAO!』   wikipediaにもなく、上映時間が短く、見たことがない俳優ということで、B級を覚悟して鑑賞。確かに...

 

母親が薬物乱用者で、男性関係もかなり乱れた状態にある、という家庭環境で生活する主人公の娘。彼女はまだ10代であり、その破綻した環境を適切に処理して自分と切り離し、冷静に対処できるだけの自我は独立していなかった。ゆえに彼女も乱れていくが、唯一大事にしていた『歌』という希望の光を頼りに、人生の命綱を手繰り寄せていく。

 

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『卒業白書』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   やはり現在生き残っている俳優というのは実力があるのだろうか。1983年の映画でも、最後まで見応えがあるのだ。『画が持つ』と...

 

トムクルーズがワイシャツにブリーフ姿で踊るこのシーンは有名になった。

 

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『モーターサイクル・ダイアリーズ』 レビュー(感想) 『モーターサイクル・ダイアリーズ』 ポスター画像出典:『Yahoo!映画』   若きチェ・ゲバラが南米大陸を旅した旅行記を基に作成された映画。インカ、アステカ、マ...

 

チェ・ゲバラの若き日の南米旅行記『チェ・ゲバラ モーターサイクル南米旅行日記』をもとに作られている。先輩の「放浪科学者」こと生化学者のアルベルト・グラナードと共に1台のバイク(ポデローサ(怪力)号)にまたがり、12,000キロの南米大陸縦断旅行へ出かけるチェは、ここで何を見て、革命家になったのか。

 

 

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『あと1センチの恋』 レビュー(感想) 『あと1センチの恋』 ポスター画像出典:『映画.com』   失ってから気付くことは多い。私も父親を早くに亡くし、私の身近にいる知人は幼少期に兄を亡くした。そう...

 

『JUNO/ジュノ』と併せて観たい。

 

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『愛を読むひと』 レビュー(感想) 『愛を読むひと』 ポスター画像出典:『映画.com』   普通愛は、『読まない』。伝えたり、育み合ったりするもので、読むのは『本』だ。では、一体なぜ彼は愛を読む...

 

これも映画館で観ることが前提かもしれないが、観る者を魅了する力強く、それでいて切ないロマンティックな物語を堪能することができる。エマストーンは『スーパーバッド 童貞ウォーズ』の際には脇役レベルだが、『女王陛下のお気に入り』、『クルエラ』等を通して確実にキャリアアップしている。

 

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『ラ・ラ・ランド』 レビュー(感想) そこまでミュージカルのうっとうしさを感じることはなく、不自然ではない。その時の役の気分とテンションに応じて音楽が流れて歌を歌うだけ。そう考えると、それらは単...

 

音楽と映画を融合した本作は1960年代ディスコブームの再燃を到来させ、劇中に挿入されたビー・ジーズ(BEE GEES)のディスコ・サウンドによるフィーバー現象は、現在のダンス・ミュージックへつながる。ジョン・トラボルタの出世作である。

 

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投稿が見つかりません。

 

時代が古く、芸人のネタにされることも多く、かつ音楽などもパロディに使われることが多いから見下しがちだが、いざ観てみると、若さや夢や、躍動感があふれる最高の映画の一つだということがわかる。

 

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『フラッシュダンス』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   もしこの映画のファッションや音楽にある種の古臭さを覚える人がいるなら、問題ない。この映画にはそれを超越したエネルギーと...

 

人生を模索しながらバーテンダーをはじめ、そのうちそれが本職になった一人の男。もちろん恋愛にも真剣である。だが、ふとした至りで失敗。彼女はそれに失望する。矢継ぎ早に、衝撃的な事実も発覚する。果たして彼は、この恋愛を成就できるか。

 

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『カクテル』レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』 レビュー トムクルーズらがバーテンダーを演じるのだが、そこで魅せる芸は圧巻である。 関連記事 カテゴリー一覧

 

流れ的には『サタデーナイトフィーバー』から来ているが、あまりにも有名なこの音楽と、軽快で楽しいダンスシーンがこの映画の価値を最高に盛り上げている。何かのCMでこの曲を聴いたことがあっても、この映画を通して聴くこの曲には到底かなわない。

 

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『フットルース』 レビュー(感想) ポスター画像出典:『映画.com』   誰もが一度は聴いたことがあるあの音楽。この映画のサウンドトラックは日本のオリコン洋楽アルバムチャートで1984年に通算18週1...

 

ジョニーデップ演じる主人公の青年ギルバートは、食料品店で働きながら重い知的障害を持つ、ディカプリオ演じる弟と、夫の自殺から7年間も家から出たことがない肥満で過食症の母等と一緒に暮らしていた。警察沙汰になるほどの弟の奇行に振り回されるも、彼らの絆は決して切れない。

 

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『ギルバート・グレイプ』 レビュー(感想) 『ギルバート・グレイプ』 ポスター画像出典:『Yahoo!映画』   ジョニー・デップとディカプリオが出演するだけで貴重な作品。それだけに内容はこれくらい平凡な家...

 

体だけの気楽な関係を始めた男女が、次第に相手を愛するようになることから起こる葛藤を、コミカルに描いたロマンティック・コメディ。

 

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『抱きたいカンケイ』 レビュー(感想) 『抱きたいカンケイ』 ポスター画像出典:『映画.com』   私は男だから好んで恋愛映画を観ないのだが、案外この類も観ると得るものが多くていい。私がナタリーが好...

 

13歳のときに母親が自殺し、かつて母親を捨てたも同然に扱った水兵の父に引き取られた。だが父は現地の売春婦に溺れる生活破綻者で、彼もフィリピン人から暴力を受けて育った。帰国してからも父親は娼婦に溺れ続ける生活を変えなかった。その複雑な家庭環境が、彼から『愛』の姿を覆い隠す。

 

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運営者
運営者のIQから一言。

描写がリアルなのは、あるいはリアルだと感じるのは1950年代くらいからの人々の青春の時代です。ちょうどBTTFの時代とか、そのあたりですね。ヘプバーンやマリリンモンローらが活躍した時代。その後、『グリース』などの時代になり、『サタデーナイトフィーバー』等の時代になります。それ以前の話になるとあまり想像ができないのはなぜでしょうか。もうあまり資料がないからなのか。あまり遊び場がなく、地味な映像になってしまうからなのか。

 

そう考えると、『青春時代=刹那的で派手なもの』であるというイメージが思い浮かびます。しかし、そのイメージ通りでいいのでしょうか。もしかしたらもっと前の時代の人間は、青春も何もなく、あったのは豊かな自然と、家族を筆頭としたわずかな人間たち。そして、動植物。ちょうど、『もののけ姫』などの様子を見ると、そうした風景が目に浮かびますね。

 

アシタカの青春時代に、『刹那的で派手なもの』というイメージは似合いません。しかし、カヤやサン等と織り成した人間模様は、青春そのもの。そこには現代ではもはや見られなくなってしまった、厳かで尊く、気高い『ひと時』がありました。

 

 

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