偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
『生きながらえる』という言葉がある。それは普通、ここでいうような『無為にだらしない生き方』を揶揄した言い方である。病床にいる余命の短い人間がいて、家族が死を望んでおらず、少しでも時間を共有したい。そういう時に取る延命措置は、ここでいう『生きながらえる』には当てはまらない。当てはまるのは、実に複雑な条件が整ったときだ。つまり、そういう場面でも、『生きながらえる』という表現がふさわしいときはある。
モンテーニュは言った。
例えば、家族に迷惑をかけたくない、あるいは、その『家族』がいない場合は、病院で延命措置を取ることに、何か意味があるだろうか。ある場合もあるし、ない場合もある。また例えば、戦場で、多くの友を失った。家族もとっくに失っている。そういう人が、戦場でひどい重傷を負った。命からがら生き延びれば、もしかしたら助かるのかもしれない。だが、途中で捕虜として捕まり、自分が人質として負の材料として扱われることは、
悔いを残すし、屈辱的な場合もある。
(皆と一緒に、ここで死のう。)
そういう時、そう言って自分で命を絶つことは、どういうことだろうか。
ナポレオンは言った。
話を簡単なものにするのであれば、たった一度のこの人生、悔いの無いように、全身全霊をもって生き貫こう、ということなのである。
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