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瀬戸内寂聴『相手の立場に立ってモノを考えれば、人間は他者のためにどんなことでもできるのです。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

人間が、初めて人の気持ちを理解するようになったのは、相手が足の小指をどこかにぶつけたり、スネをぶつけたりするのを見て、

 

(痛そう!あれ、痛いんだよな!)

 

と思ったのが最初だったという。『痛みの共感』である。つまり人は、元々は自分のことしか考えることが出来ない、自分本位な存在なのである。だからまずこの言葉で、『人の気持ちになって考えて』と言われていることに対して、過剰反応する必要はない。そこにカギがあるんだな、というぐらいでいいのだ。感覚は。

 

しかし、それがなかなか出来ないのだ。その為には、もうおわかりのように、まずは自分が苦労を強いられなければならない。痛みを味わい、悲しみ、憂い、嘆き、絶望に打ちひしがされなければならない。

 

だとしたらこういうことだ。今、そういう憂うべく目に遭っている人。良かったじゃないか。これでようやく、『大人』の仲間入りだ。よもや、成人式を過ぎた人間が自動的に大人になるとは思っていまい。大人には、『成る』のだ。それが成人である。大人は、小人ではない。つまり、器が大きい。器が大きい人は普通、人の気持ちを軽んじることはしない。

 

ホイットマンは言った。

 

その試練が終わった時、あなたは凍えた人に毛布を掛けてあげられる、優しい大人に成っているだろう。

 

 

 

 

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