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ルター『家庭は、民族の幸運と不運の源泉である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

家庭が人間にとって幸運の源だということはすぐにわかるが、しかしその『すぐにわかる』と言ってしまったところに、この話のカギがあるということになるだろう。例えば、理不尽な家庭に生まれた人間は皆、家庭に対して、『幸運の源』だとは思っていないのである。私は今、視野の狭い、甘い考え方をしてしまったのだ。あるいは、ルソーが書いた自身の著書『人間不平等起源論』の文中にはこうある。

「人間が一人でできる仕事(中略)に専念しているかぎり、人間の本性によって可能なかぎり自由で、健康で、善良で、幸福に生き、(中略)しかし、一人の人間がほかの人間の助けを必要とし、たった一人のために二人分の蓄えをもつことが有益だと気がつくとすぐに、平等は消え去り、私有が導入され、労働が必要となり、(中略)奴隷状態と悲惨とが芽ばえ、成長するのが見られたのであった」

 

 

つまりルソーは、『人間は元々平等だったが、 その平等さを追い求めた結果、『不自然な不平等』が起きた』と言う。それが『法律』、『政治』、『家族』、『勤労』といった『社会制度』であり、地位や名誉、そして財産による階級の差異、差別化である。ある人は『幸運』だとしても、ある人はそれを通して『不幸』になる。これが事実だ。これ以外は曲解である。だとすると、ルターの言葉の意味も見えるようになってくる。

 

 

 

 

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