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ショーペン・ハウエル『謙遜は平凡な能力を持つ人間の場合には、単なる誠実である。偉大な才能のある人間の場合には、偽善である。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

今回はこれをこう解釈してみる。平凡な人のそれは、まずそれでいい。通常の謙遜の認識通りでいい。ただし、偉大な才能のある人物が謙遜をすることは、それは力の『出し惜しみ』ということになり、『宝の持ち腐れ』だ。まるで、名刀を鞘から抜かずに蔵に閉じ込めておくようなもの。それは、名刀、そしてその鍛冶職人に対する、侮辱である。

 

マイケル・サンデルの著書、『これからの「正義」の話をしよう』にはこうある。

たとえば、笛を配るとしよう。最もよい笛をもらうべきなのは誰だろうか。アリストテレスの答えは、笛を最も上手に吹く人だ。

 

 

刀も、笛も、お金も、そして能力も、その人がそれを持つに相応しいからこそ、そこに集まり、あるいは授けられたのだ。だとしたら彼らは、『平凡な人』と同じ行動をとるべきではない。偉大な才能のある人間は、平凡な人と違って、『責務』があるのだ。つまり、謙遜なんかしてる暇があるなら、命を使い切れ、ということなのである。

 

 

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