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芥川龍之介『道徳は便宜の異名である。「左側通行」と似たものである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

あるいは、『誰もいない場所での赤信号待機』だ。何しろ、Wikipediaにおける『規範意識』にはこうある。

規範意識とは、道徳、倫理、法律等の社会のルールを守ろうとする意識のこと。しかし、規範、道徳、法律は、類似するものであるものの、必ずしも一致するものとは限らない。通常、法律の遵守は規範あると考えられるが、いかなる場合であっても法律を守ることが規範意識であるのかというと、違和感を覚える人もいるであろう。(例えば、交通量の極めて少ない場所での信号無視や、保護者同伴の席での未成年者の飲酒、駐禁場所でのやむをえない一時駐車など)。また、結婚し家庭を築くことは社会の規範であるという意識の者もいる一方、結婚や子供を持つこと 価値観の違いの範疇に属するものであると考える者もいる。

 

遠方まで見渡せる一本道の信号が『赤』だった場合。 守るべきか。それとも、守らなくていいのか。答えは、『守らなくていい』である。これが事実だ。しかし、表立ってこの意見は出ない。しかし、守る必要などないのだ。なぜなら『信号が出来た理由』は、『スムーズな交通を促す為』だからである。

 

しかし表だってこれを言うと、勘違いする人間が大勢出て来る。それはつまり、混乱を招くことを意味する。混乱は、スムーズの対極である。よって、表だって宣言されることはない。だが、よく考えればわかるはずである。もちろん、少しでも車が近くにいる気配があるなら、守らなければならない。ただし、それを守っても相手が守らなければ、事故に巻き込まれて死ぬこともある。

 

そこまで考えるとわかるのだが、どちらにせよ人は、『ルール』を『原則』として置くことしかできない。そしてそれを置いても違反する者はいるし、あるいは、破ってもいい場面に遭遇することもある。『法定速度を絶対に守る』と誓った者の車の後ろに、なぜか大渋滞が起きた。その場合、どう考えれば良いだろうか。

 

大渋滞

 

柔軟性に欠けた判断をすると、こういうことが起きることもある。

 

ただし、だからといって『原則』にすら置かないとなると、更なる大混乱を巻き起こす結果となる。『便宜の異名』でいいのだ。いやむしろ、『便宜の異名』(原則)以上にはなれないのだ。そして、だからといってそれを制定しないと更なる大混乱を招くのだ。実は、高速道路において最も早く目的地に着ける車線は、『左車線』だと言う。刹那として追い越したつもりでも、結局最後に勝つのは『左側通行』なのだ。それが『原則』にある実力である。

 

 

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