『不思議なセカイ』
『不思議』というのは『普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと』を意味します。普通の発想や常識の範囲外にある作品に触れることで、何か人生のヒントを得られるかもしれません。単純に、楽しい!
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。
目次
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1.『不思議な世界』
まずは王道のこの映画。鬼才ティム・バートンの映画がほとんどだが、彼は昔『ゴジラ』に憧れていた。何が人生に影響し、どう転ぶかは分からない。きっとこれらの作品も、誰かに何かの影響を与えるだろう。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『チャーリーとチョコレート工場』
- 『ナイトメアー・ビフォア・クリスマス』
- 『ティム・バートンのコープスブライド 』
- 『ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち』
- 『アリス・イン・ワンダーランド』
- 『アダムス・ファミリー』
- 『シン・シティ 復讐の女神』
- 『ブレードランナー』
- 『1917 命をかけた伝令』
- 『アバター』
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これもティム・バートン。チャリチョコの翌年に公開された。ナイトメアーの世界観が好きな人にはたまらないだろう。
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運営者
私は10代の頃はこのような世界観が好きだったのですが、それは半ば現実逃避も兼ねていました。しかし、現実を直視し、本をたくさん読んだりできるようになってから、目は実話系映画の方などに向くように。しかし、尾田栄一郎のような人物に影響を与えているのだからやはりその影響力はすごいですよね。ティム・バートンは宮崎駿が金熊賞を取った際、「ずっと手描きを続けていることに驚愕する」とコメントしています。
2.『凡人には理解不能』
『不思議』というのは『普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと』の意味。だとしたらこれだ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『TAKESHIS’』
- 『R100』
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運営者
正直言って意味不明です。この二人が天才なのは目に見えて分かることなのですが、例えばアインシュタインが理論物理学や数学以外の成績が『1』だったように、天才だからといってやることなすことすべてが『100点』ということではありません。いや、それとも私が凡人だから分からないだけか・・。
3.『芸術作品のような』
ピカソは言った。『誰もが芸術を理解しようとする。ならば、なぜ鳥の声を理解しようとはしないのか。』芸術はまず、『理解の範囲外』にあるという前提があるようだ。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『メメント』
- 『しんぼる』
- 『ツリー・オブ・ライフ』
- 『パイレーツ・オブ・カリビアン』
- 『ボヤージュ・オブ・タイム』
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運営者
マリックはハーバード大学で哲学を専攻し、1965年に首席で卒業しています。更に、ローズ奨学金を得てオックスフォード大学大学院に入学。マサチューセッツ工科大学で哲学を教えるなど、天才ぶりがその経歴だけで分かります。その彼も『聖杯たちの騎士』という大空振り映画を出しています。松本人志や北野武の作品同様、天才のホームランスイングは、必ずしも大勢には届かない。
4.『独特の撮影方法』
映画は基本様々な角度から撮影し、そのカットをつなぎ合わせて制作するが、その方法に頼らず、カットしないで長回しししていく手法を取った映画もある。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『1917 命をかけた伝令』
- 『カメラを止めるな!』
- 『トゥモロー・ワールド』
- 『バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)』
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まずは前述もしたこの映画だ。第一次世界大戦というのは時代的にこのような土の中に穴を掘って戦う『塹壕戦(ざんごうせん)』がメインだったため、当時の緊迫感が臨場感たっぷりで楽しめる。いや、楽しんではいけないのだが。
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これも1917同様に、本作が1回の長回しで撮影されたものだと観客に思わせるために、本作のカメラワークと編集には非常に高度な技術が必要だったという。よって、長回しというのがどれだけ大変かということが分かる。
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運営者
長回しが主流なら、逆にたくさんのカットを使った撮影方法が斬新になるでしょう。そのあたりのことは前述した松本人志や北野武なんかはよく理解しているんですよね。たけしさんも黒澤明との対談で的を射た話を論理的にしているし、松本人志も『仲良しが斬新なら、次の斬新は仲が悪いこと。その繰り返しだ』とコンビ仲や芸風の時代潮流の波を見ながら、つぶやいていました。
5.『大空振り』
今回配合するレシピはこちらです!
- 『R100』
- 『DRAGONBALL EVOLUTION』
- 『ハンナ』
- 『めめめのくらげ』
- 『47RONIN』
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運営者
大空振りをするということはホームランを狙っているわけで、そうするとコケたときにいつも以上に情けなく見えてしまいます。ただそれで言うと、私はどちらかというとその大空振りタイプですね。あまりコツコツと確実なヒットを飛ばすことは考えません。ですが、一番強いのは『確かな一歩の積み重ね』ができる人ですよね。
6.『珍事件』
少し角度を変えて、この世界に実際にあった様々な珍しい出来事を観てみよう。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『アインシュタイン:天才脳の行方と秘密』
- 『チャップリンからの贈りもの』
- 『リチャード・ジュエル』
- 『127時間』
- 『リリーのすべて』
- 『狼たちの午後』
- 『チェンジリング』
- 『続・激突!/カージャック』
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運営者
ここに載せたものはすべて実話ベースだからすごいですね。ちょっとした誤解から事態がとんでもない方向へと転がってしまうことがあります。それで言うと、アルゼンチンとスペインの『人生スイッチ』という映画が短編的にその手の話が展開されるので、面白いです。
7.『不思議な時間体験』
映画内ではよくあることとして普通に解釈されがちだが、時間の概念が狂う世界もまた、現実にはあり得ないことである。だが、だからこそそこから新たな視点を得られる。
今回配合するレシピはこちらです!
- 『ミッション:8ミニッツ』
- 『デジャヴ』
- 『NEXT』
- 『プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂』
- 『プリデスティネーション』
- 『ぼくは明日、昨日のきみとデートする』
- 『オーロラの彼方へ』
- 『TENET テネット』
- 『きみがぼくを見つけた日』
- 『イルマーレ』
- 『天使のくれた時間』
- 『アバウト・タイム〜愛おしい時間について〜』
- 『未来のミライ』
- 『BTTF』
- 『LOOPER』
- 『メメント』
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- 『時をかける少女』
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ポスター画像出典:『映画.com』 この映画の印象と言えば爽快さだ。だから『トゥモローランド』にあったスピーディな展開に、この作品の面影を感じたわけである...
素晴らしい映画はファンタジーであるかどうかを飛び越え、人々に名作と言わしめる。と言えばこれだ。私を映画好きにさせたあの日から、数千本の映画を観てもまだこれを超える作品が出ていないという異次元の名作。
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『LOOPER/ルーパー』 レビュー(感想)
『LOOPER/ルーパー』 タイム・トラベルしてターゲットを殺す『ルーパー』は、ある日その標的が『自分』であることに気づいた。果たして、彼は自分を殺せ...
近未来の2044年から未来の犯罪組織との契約で、タイムマシンで過去である今に送り込まれた標的を射殺して死体を処理する殺し屋、通称「ルーパー」の物語。
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『メメント』 レビュー(感想)
『メメント』 ポスター画像出典:『Yahoo!映画』 これは映画というより芸術である。普通、美術館に行って芸術を見る時、そこに非常識な光景が広がってい...
体に刻まれたメモを頼りに真相に迫るので、時系列がこんがらがる。本人も鑑賞者も、今どうなっているのか混乱するだろう。テネットの監督らしい作品だ。
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『ペギー・スーの結婚』 レビュー(感想)
『ペギー・スーの結婚』 ポスター画像出典:『ヤフー映画』 面白い内容だが、キャストなど現在では首をかしげるものも多く、あまりこの作品を好んで見る人はいな...
夫との離婚を決意した中年女性が卒倒を切っ掛けに高校時代に戻ってしまうという不思議な物語。離婚するくらい鬱憤は溜まったが、そんな自分たちにもキラキラして夢に溢れた時代があった。
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『時をかける少女』 レビュー(感想)
『時をかける少女』 ポスター画像出典:『映画.com』 少女は死んでしまった。あの問、死んでしまったはずだったのだ。彼女にはやるべきことがたくさんあった。や...
タイムリープものの映画で、ペギースーと同じでちょっとした事故がきっかけで発動する。いくつもの見えない奇跡が発動している映画だが、実写化の勢いやその後の細田守作品の様子を見ると、この脚本なら必ずいいわけでも、彼が宮崎駿を超える天才というわけでもなさそうだ。
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『トゥモローランド』 レビュー(感想)
『トゥモローランド』 ポスター画像出典:『映画.com』 個人的には『バック・トゥ・ザ・フューチャー』と似た匂いを感じる展開で、とても爽快で楽しかった。あの...
BTTFに似た展開が、非常に楽しい映画だった。だがやはり後半や着地など、それに比べればやはり足りないと言える。このジャンルでBTTFの壁を超えるのは困難を極める。
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『不思議』というのは『普通では考えも想像もできないこと。説明のつかないこと』を意味します。こうして時間の概念が狂うこともとても不思議な現象ですね。その意味で『ベンジャミンバトン』などもその系統ですが、あれは病気のためここにはまとめていません。しかし、頑なに固守する常識から逸脱すると、新たな視点を持つことができます。それをまた違うレシピでまとめてみましょう。
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『MOVIE RECIPE』-映画がより楽しくなる魔法のレシピ-
『MOVIE RECIPE(ムービーレシピ)』とは 映画の奥行きが深くなる魔法のレシピ。それはつまり、『映画の価値』が何倍にも膨れ上がるレシピ(組み合わせ)ということでも...