MOVIE RECIPE
『孤高』というのは別でランキングにしてありますので、今回は『孤独』です。そのニュアンスの違いを知るためにも、このレシピが存在することは価値があるでしょう。『私はかつて、孤独ほど仲のよい仲間を見出したことがない。』哲学者ソローの言うような教訓を、この登場人物たちは得られたのでしょうか。
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このレシピの詳細
- レシピ数:3
- 紹介映画:69
当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

1.『男性編』
まずは孤独な状況に陥った男性編から。
- 『アイアム・レジェンド』
- 『キャスト・アウェイ』
- 『オデッセイ』
- 『127時間』
- 『アビエイター』
- 『シャッターアイランド』
- 『トゥルーマン・ショー』
- 『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
- 『ジョーブラックをよろしく』
- 『逃亡者』
- 『エレファント・マン』
- 『パピヨン』
- 『喜望峰の風に乗せて』
- 『シークレット・パーティ』
- 『ラスト・ターゲット』
- 『サムライ』
- 『インターステラー』
- 『無言歌』
- 『完全なるチェックメイト』
- 『ボビー・フィッシャー』
- 『42 〜世界を変えた男〜』
- 『SHAME -シェイム-』
- 『死の谷間』
- 『ジョーカー』
- 『普通の人々』
『アイアム・レジェンド』
何らかの感染により、2012年にこの世界のほぼ全員が死滅した、というような状態で主人公の男が生活をしている。そこでは、彼が孤独とどう向き合って生きていくか、ということについて再三再四、葛藤し、もがき苦しんだ後のような状態から、物語が始まる。
『キャスト・アウェイ』
何らかの原因で孤島、つまり無人島で過ごす人が描かれる。彼は一体なぜそうなってしまったのか。『アイアムレジェンド』同様、人が本当に孤独の世界で生きるとこうなる、ということが伝わってくる。
『オデッセイ』
ある宇宙の事故によって火星から出られなくなってしまった一人の男が描かれる。上記2作品と違うのは彼の『性格』であり、実はたいしたことがないように見えて、その違いが一つの教訓を生んでいる。
『127時間』
タイトルを見てわかるように、127時間という時間を一人で過ごさなければならない状態に陥った男が描かれる。だが、他のケースと違うのは、これが実話ベースであり、かつ、彼が『正常な健康状態』とは言えなかったというところだ。
『アビエイター』
20世紀を代表する億万長者として知られ、「資本主義の権化」「地球上の富の半分を持つ男」と言われた実在の大富豪、実業家であるハワード・ヒューズ。だが彼はやはりその様な異質な立ち位置に行くくらいだから、精神的に特殊なものを心に抱えていた。
『シャッターアイランド』
ある男が孤島の精神病院、あるいは収容所のようなところにやってきた。彼はどうやら連邦保安官のようだ。何かを調べにここに来た。だが、どこかおかしい。何か違和感がある。果たして、この映画がなぜここで紹介されるのか。
『トゥルーマン・ショー』
ある男が離島で暮らしている。彼はどうやら過去の何かによって恐怖心があり、その島を一度も出たことがないという。だがそれでも彼の求める平和な生活が島にあったから問題はなかった。だが・・。
『セブン・イヤーズ・イン・チベット』
登山家ハインリヒ・ハラーが世界最高峰ヒマラヤ山脈への登山に向かうが、第二次世界大戦のためにインドでイギリス軍の捕虜となる。その後彼は脱獄し、チベットへ。この一連の行動を見ても、彼が常に孤独に行動していることがわかる。そして彼はこれ以上に『孤独』な要素を兼ね備えていた。
『ジョーブラックをよろしく』
『彼』は元々そういう存在だからそこに不満を持っていなかっただろうが、『今回の体験』を通して、確実に彼は『何か』を知ってしまった。ゆえに、そのあとに残るのは何らかの感情であり、その心が『孤独』の概念を生み出す。ペンは自分を孤独だと思わない。心がないからだ。
『逃亡者』
逃亡している男がいる。だが彼は、本来逃亡する必要はないのだ。しかし、『証明』しなければならない状況に追い込まれた。もうそうするしかないのだ。誰が味方か、誰が敵かもわからない。証明せよ!
『エレファント・マン』
生まれつきの奇形。しかもその状態があまりにも異例である。自分がこのような姿でこの世に生まれたらどうするか。何を想い、何を目的に生きるか。そして、どう死んでいくか。
『パピヨン』
祖国フランスを追放され、南米ギアナのデビルズ島で過酷な強制労働を科せられた男がいた。だが彼は冤罪でもあった。完全なる自業自得ではないのだ。私が唯一、(真似ができないかもしれない)と弱音を見せた男の生きざまがここにある。
『喜望峰の風に乗せて』
あるヨット好きの男が、それをビジネスにも持ち込んでいたが、生きていくためには『仕事』をしなければならない。そこで男は、あるレースで優勝すれば、ヨットによる単独無寄港世界一周航海を史上初めて達成することに好機を見出す。だがその選択肢は・・。
『シークレット・パーティ』
この作品に低評価をつけてしまう人がいるが、それは偏見である。だが彼女らのような人は、『いる』。この事実から目を逸らす人は差別的で、排他的で、利己的である。
『ラスト・ターゲット』
この男はまず暗殺者であるからして、その生涯はもう孤独なものとなる。だがこの映画の日本のキャッチコピーは「人生は、最期がもっとも美しい」ということだから、ここに『孤高』があるように見えるが、彼の人生は果たしてどちらだろうか。
『サムライ』
それで言うと、この男がまさにそうである。「侍ほど深い孤独の中にいる者はない。おそらくそれは密林の虎以上だ ――『武士道』より」
『インターステラー』
この映画は宇宙というあまりにも広漠とした世界が舞台となるがゆえ、一歩間違えれば登場人物の誰もが暗黒の闇に堕ちる。いや、それで済めばいい。普通、一瞬でも気を抜けば死が待っている。その凍り付くようなある種の恐怖が、この物語の『綱渡り』に臨場感を作り上げる。
『無言歌』
中華人民共和国の反右派闘争。世界的に有名な争いじゃなくても、死者は出る。死者が出れば、そこにいる人の気持ちが激しく揺り動かされる。中国の空に、哀しい声が、鳴り響く。
『完全なるチェックメイト』
天才チェス・プレイシャーのボビーフィッシャー。彼はロシアのチャンピオンであるボリス・スパスキーと戦わなければならなかった。だが彼の場合、これだけではない。彼の『その後の人生』にまで目を向けると、彼のこの映画での立ち居振る舞いに意味が見えてくる
『ボビー・フィッシャー』
上記作品と併せて観てみよう。
『42 〜世界を変えた男〜』
アフリカ系アメリカ人初のメジャーリーガーとなったジャッキー・ロビンソンを描く。もうこの時点で想像力のある人なら、『逆に、今まではなぜいなかったのか』という現実とその理由について察し、その道があまりにも険しいものであることに気が付くだろう。
『SHAME -シェイム-』
『彼のような依存症』を馬鹿にしてはならない。そもそもがリビドー(性的な衝動)というものは莫大でもあり、甚大でもある。大いなる成功者は皆『前者』となるが、彼のように『後者』となり、その武器を『足枷』にしてしまう人は、大勢いるのだ。
『死の谷間』
核戦争で文明が崩壊した後の世界であるからして、静寂と虚無が広がる。『マッドマックス』が砂漠、『ウォーターワールド』が海であれば、この場合は『山』だ。
『ジョーカー』
実は、彼のような状況に陥っても自分のことを哀れだとか、孤独だと感じない人もいる。では、なぜ彼はそう感じてしまったのか。そこに『ジョーカー』誕生の鍵がある。
『普通の人々』
タイトル通り、ここにいるのはごくごく普通の家族である。だが、これはあまりにも深い映画だ。
運営者運営者のIQから一言。
孤独、孤立、孤高。この意味はすべて違います。前者は今回挙げた映画のように『望まないでそうなっている』状態を意味し、孤立は『自分が何かをしたことで群から離れた』状態を意味します。そして孤高とは、孤立と同じように『何かをする』のですが、そこには信念があり、真理にも則っている。孤立との差はそこにあります。ゆえに、これらのすべては分けて考えることができるし、そうした方が教訓性が高くなるんですね。
2.『女性編』
そして女性編。ところで、男性と女性、孤独に強いのはどちらだろうか。
- 『スーパーノヴァ 孤独な少女』
- 『光をくれた人』
- 『フライトプラン』
- 『暗くなるまで待って』
- 『ドラゴンタトゥーの女』
- 『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
- 『ヤング≒アダルト』
- 『ロスト・イン・トランスレーション』
- 『アメリ』
- 『ブレイブワン』
- 『ブラック・スワン』
- 『モンスター』
- 『ジュディ 虹の彼方に』
- 『魔女の宅急便』
- 『千と千尋の神隠し』
- 『イブ・サンローラン』
- 『思い出のマーニー』
- 『さらば、わが愛/覇王別姫』
『スーパーノヴァ 孤独な少女』
複雑な家庭環境を抱えた10代の少女が、人生の生きる意味や大切にすべきものを探して、暗闇の中をもがきながら、一筋の光を見つける。
『光をくれた人』
夫婦がいる。そうなれば普通は、幸せである。だが、そうであるとも限らない。何もかもが思い通りにいくわけではないのだ。人生の伴侶を見つけ、子を儲け、幸せな家庭を夢見る。そこにあるのは孤独とは対極の道のりのはずだった。
『フライトプラン』
ある飛行機に乗っている普通の親子がいた。だが、なぜか彼女はどんどんその飛行機で追い込まれていく。事実、我々視聴者も、彼女が『どちらなのか』がハッキリしない。だが、彼女には確信があった。果たして、正しいのは誰か。
『暗くなるまで待って』
目が見えない女性がいる。もうそれだけで、五体満足の人からすれば想像を絶する世界だ。だが彼女が陥った状況はそれ以上に壮絶なものだった。事件に巻き込まれ、その状況を自分の力で何とかしなければならなかったのだ。
『ドラゴンタトゥーの女』
ただ孤独な女性を描くだけなら我々がこの映画に抱く印象は虚無に近いものになる。だが、さすがは完璧主義者のデヴィッドフィンチャーだ。CMソングから物語の運びまで、そのすべてが緻密に計算されているから、最後に残るのは『哀愁』である。
『ダンサー・イン・ザ・ダーク』
映画界の衝撃の問題作の一つに数えられる伝説の作品。ホラーやB級で凄惨なシーンなどいくらでも撮れるが、こういう境地に達する能力は、凡庸ではない。
『ヤング≒アダルト』
精神的に子供のまま大人になりきれない大人、ピーターパン症候群、あるいはアダルトチルドレン。31歳から40歳頃を『ヤングアダルト』と言うことがある。その要素だけでそこにあるのはある種の孤独だ。だが彼女の場合、更に複雑な状況だった。
『ロスト・イン・トランスレーション』
海外に出れば誰もが孤独だ。その意味で男性編に『フランティック』というハリソンフォードの映画も挙げられるだろう。
『アメリ』
上記の私の説明で孤独、孤立、孤高の違いを書いたが『望まないでそうなっている』のが孤独というところが今回の映画のポイントだ。
『ブレイブワン』
『フライトプラン』と言い、ジョディフォスターは『追い込まれて孤独に戦う女性』を演じさせたらピカイチだ。例えば『透明人間』もこの状況に似ているのだが、やはり彼女の迫真の演技は一線を画している。
『ブラック・スワン』
ニューヨークの一流バレエ団にてバレエダンサーとしての道を追求する女性。それだけでそれが生易しい人生ではないことがわかる。まず、そこに入団することが難しいし、そこでダンサーとしてメインを張って客の前で演じることは、想像を超えるプレッシャーがある。そして彼女の場合、至る所に存在するそのプレッシャーとの戦いで心身が疲弊していた。
『モンスター』
実在した元娼婦の連続殺人犯、アイリーン・ウォーノスをシャーリーズ・セロンが怪演する。彼女は、同性愛気質もあった。そして『こうなった理由』も持っていた。仕方がない状況でもあった。彼女に理解者はいるのか。彼女はこの世界から、認められるのか。
『ジュディ 虹の彼方に』
『オズの魔法使』の主役に抜擢されたジュディガーランドだったが、、痩せ薬として飲まされたアンフェタミン(日本では覚せい剤)への依存などを筆頭とした『冷たい環境』に心身を侵害され続け、やさぐれた人生を送っていた。だが彼女がただの中毒者と違うのは、彼女には確固たる『光』を持っていたことだった。その光は彼女に奇跡をもたらすのか。
『魔女の宅急便』
『魔女として生きる事を決意した少女は13歳の満月の夜に旅立ち、よその町で1年間の修行をしなければならない』。これが魔女のしきたりであり、それに従って彼女は町を出て、両親の下を離れる。だが、次第に気が付くことになるのだ。自分は知らないところで、両親の魔法にかけられていたことを。その無償の愛の欠片は、彼女が見つけたその街にもあるのか。それとも、ないのか。
『千と千尋の神隠し』
彼女はキキよりも若い10歳である。まだ中学生にもなっていない、大人の階段を上る覚悟に目すら向けたことがない彼女に突如突きつけられたのはまず、『引っ越し』という子供にとっての大苦行だった。そして、畳み掛けるように『この現象』が。彼女はそれだけの状況に陥るが、不思議なものだ。かつては、その年齢でたくましく生きた時代もあったのだから。
『イブ・サンローラン』
往々にしてアーティスト気質のある天才クリエーターは、同性愛やドラッグなどの問題と常に隣り合わせにある。それは一体なぜだろうか。
『思い出のマーニー』
この映画の深さが分かる人は少ない。少なすぎて、ほぼいないと言った方が早いだろう。だが、いる。まず、この物語がここにあるだけで、作家は『これ』に気付いている。おそらくは、米林監督と当時のジブリスタッフも気づいていただろう。
『さらば、わが愛/覇王別姫』
彼(彼女)がなぜ最後にあのような行動を取ったのか。あの衝撃のシーンは、忘れることはできない。
運営者運営者のIQから一言。
男性と女性、どちらが孤独に強いかと言えば、人間についてたくさん勉強してきた私から言わせれば、『ほぼ差はない』と言えます。男女の違いだけでそこに大きな差はできません。強い人もいれば、弱い人もいるでしょう。中には、伴侶や恋人が自分から離れることが耐えられなくて、許せなくて、受け入れなくて、凶行に出てしまう人もいますね。一歩間違えれば人はいつでも孤独な人生を強いられる。そう覚悟しておいた方がいいかもしれません。
『人間は自由なものとして生まれたが、いたるところで鎖につながれている。己れが他人の主人であると思っているような人間も実はそれ以上の奴隷である。』(ルソー)
3.『孤児・孤児院』
孤児が必ずしも孤独にはならないが、両親を失っている時点で、そうじゃない人よりも『足りない』状況にある。その渇望感は虚無感と隣接していて、それが人を孤独にさせる。
- 『サイダーハウス・ルール』
- 『ANNIE/アニー』
- 『X-MEN』
- 『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
- 『クルエラ』
- 『パフューム ある人殺しの物語』
- 『レールズ&タイズ』
- 『さらば、わが愛/覇王別姫』
- 『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
- 『コロンビアーナ』
- 『ココ・アヴァン・シャネル』
- 『思い出のマーニー』
- 『ダークナイト』
- 『マザーレス・ブルックリン』
- 『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』
- 『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
- 『幸せのレシピ』
- 『ルイスと不思議の時計』
- 『ヒューゴの不思議な発明』
- 『妹の恋人』
- 『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
- 『スティーブ・ジョブズ』
- 『アビエイター』
- 『トゥームレイダー』
- 『プルートで朝食を』
『サイダーハウス・ルール』
言ったように、両親がいない孤児だからといって、必ずしも孤独の闇を抱えているわけではない。彼のように親代わりの人がいて、その人は往々にして優れている。『ハリーポッター』のような育ての親のケースもあるが、今回の場合、その親代わりの大人が、粋な生き様を見せてくれる。
『ANNIE/アニー』
その親代わりで言えば、彼女のそれは、一見するとひどい親である。だが、ハリーのそれと違ってこの場合は、『一見すると』だ。そのあたりの人間模様も、この話を盛り上げてくれている。
『X-MEN』
この場合はかなり異質なケースだ。なぜ、この話に孤児院が出てくるのか。それは物語の一つの鍵となる。
『ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
彼女は戦争孤児というのか、いや、それよりももっと複雑な状況にある。だがとても純粋なので、とても深淵である。なぜか。濁った水では深さがわからないからだ。
『クルエラ』
マレフィセントもジョーカーもそうだが、ヴィランにも焦点を当てればそれなりの理由が見えるものである。彼女は孤児だった。いや、孤児になってしまったのだ。そして嫌うようになった。孤児の原因となった、ダルメシアンの犬を。
『パフューム ある人殺しの物語』
超人的な嗅覚を持って生まれた孤児ジャン・バチスト・グルヌイユの生涯が描かれる。こうすると実話に見えるが違うのでややこしい。だがあえて『彼』ではなく名前で書いたのにも理由がある。『実話だったら面白かった』ということもあるし、色々な意味を込めている。卓越した話だと思っていたが、どうやらあのキューブリックも目をつけていたようだ。
『レールズ&タイズ』
ある列車運転士の男が、『究極の選択肢』を強いられた。それはとても、究極だった。だからもしかしたら、自分が選んだその選択肢が間違っているかもしれなかった。彼と我々は、そのあとに彼を訪れる一人の少年を通して、その是非を考えさせられる。
『さらば、わが愛/覇王別姫』
彼(彼女)もまた孤児院で生きる。京劇俳優養成所に、多指症のために入門を断られるが、実母に指を切断され、捨てられるようにして預けられる。そこはある種の、少年院のような場所であり、そして彼がなぜ『彼女』になったのかという事実も、この複雑極まりない環境を観たとき、胸に来るものがある。
『エディット・ピアフ〜愛の讃歌〜』
売春宿で育った彼女だが、一応の母はいて、映画では一緒に路上での歌手活動をしているところが描かれる。実際の彼女の生い立ちは謎に包まれているという。伝説では、などというレベルの話ならあるが、だが一応ここで描かれる様子にある種の蓋然性があるようだ。
『コロンビアーナ』
彼女がなぜここに該当するのかは、ここに書かない方がいいだろう。
『ココ・アヴァン・シャネル』
シャネルは自身の不遇な時代について、固く口を閉ざしたという。一体彼女に何があったのか。だがこの映画では彼女の恋愛的要素にスポットライトを当てているので、そこまでは描かれない。
『思い出のマーニー』
主人公の杏奈は、物心がついた時にはすでに両親がおらず、義母に育てられる状況で生きていた。だが彼女の『心』には秘密があった。その心の秘密にたどり着けるかどうかが、この物語で問われる。往々にして、人はそこにたどり着けないまま生涯を終える。
『ダークナイト』
主人公のブルースウェインという男がバットマンになるわけだが、彼もまた孤児として生きていく運命を背負っていた。その時、手を差し伸べてくれた人の優しさや、希望の光などがバットマンの根幹に芽吹いているのだ。
『マザーレス・ブルックリン』
タイトルにもあるように、孤児院で暮らしている男の物語。だがこの映画だけでは、『なぜ彼が孤児なのか』とか、『なぜトゥレット症候群を患っているのか』とか、その必然性が分からないため、混乱を招く結果に繋がっていると言えるだろう。『ATARU』や『レインマン』のようにサヴァン症候群が物語に繋がるわけではないからだ。
『マリリン・モンロー 瞳の中の秘密』
ロサンゼルスで生まれ育ったマリリンモンローは、幼少期のほとんどを里親家庭や孤児院で過ごしたという。ネグレクトや性的虐待を受け、36歳という若さで謎の死を遂げた映画界の伝説は、わずか10年足らずの活動で、実に2000億円程度の興行収入を作り出した。
『レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語』
3人の子供が主人公になるわけだが、彼女らがなぜ孤児になってしまったのかも、あまりここでは書かない方がいいだろう。その物語の顛末を含めて楽しむ映画だ。
『幸せのレシピ』
この映画でもある人物が孤児となる。その理由を含めて観てみたい。
『ルイスと不思議の時計』
両親を亡くし孤児となった10歳の少年ルイスが主人公。このようなクリエイター気質のある人物を作り上げるためには内向性が必要のため、そういうケースを他でもよく見ることがある。
『ヒューゴの不思議な発明』
その他の例が例えば、これである。
『妹の恋人』
この映画では、『妹』と呼ばれる一人の女性が、亡くなった両親のことについてひどく悩まされている、という状況がまず最初に展開される。それを何とかしようと兄である男が立ち回るが、どうも『その方向』は特効薬にはならないらしい。押してダメなら引いてみろ。人生は風林火山だ。その時、とある風変わりな男が家にやってきた。彼は文盲だった。
『グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち』
彼は天才的な頭脳を持っているのだが、宝の持ち腐れをしてしまっていた。いったい彼に、どんな過去があるのか。
『スティーブ・ジョブズ』
スティーブ・ジョブズという男は、孤児だった。生後すぐに養子に出され、養父母となったポール・ジョブズ、クララ・ジョブズ夫妻によって育てられたのだ。各映画でそのあたりについて特に強くスポットライトを当てないが、そのあたりの精神問題も、彼を生み出した一つの大きな要素となっただろう。
『アビエイター』
実在の大富豪、実業家であるハワード・ヒューズの波乱に富んだ半生を描いた。20世紀を代表する億万長者として知られ、「資本主義の権化」「地球上の富の半分を持つ男」と評された。ヒューズが16歳のとき母エイリーンが病死し、その2年後に父が急死した。彼は18歳で孤児となったが、遺産として87万1,000ドルと評価されたヒューズ・ツール社の株(75%)と当時、ほとんどのメーカーの石油・ガスの掘削機が使用していたドリルビットの特許を受け継いだ。
『トゥームレイダー』
幼いころに父であるクロフト卿を亡くしたララ・クロフトは世界各国の遺跡から宝物を発掘する一流のトレジャーハンターとなる。
『プルートで朝食を』
数々の困難に直面しつつも明るく生きる女装青年の流転の人生を描いている。アイルランドの小さな町に住むパトリックは、生まれてすぐに教会の前に置き去りにされ、養子に出されたという過去があった。
運営者運営者のIQから一言。
ないものねだりです。人はないものを求める。案外、親がいても思想が違う親や、マリリンモンローが受けたようなひどい家庭環境があったりして、単純ではありません。シャーリーズ・セロンとタイ・カップという有名人は、かなり似た過去を持っています。調べてみるのも面白いかもしれません。壮絶ですね。しかし、そんな過去が彼女らを作っているのも事実です。
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