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『アメリカン・スペシャル』(MOVIE RECIPE)

『アメリカン・スペシャル』
アメリカの歴史はまた別でまとめていますので、今回はまた違った角度からアメリカをまとめました。日本は漫画・アニメ・ゲームが強いですが、やはり映画はアメリカが大国ですからね。アメリカ関連のものがたくさんあります。
MEMO
運営者の映画経験と共にレシピ内の情報が変更されます。主に『追加』ですが、一度ご購入された方はそのまま追加された情報も含めて、このページの情報を永久にご覧になれます。

 

目次

MOVIE RECIPE

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このレシピの詳細

  • レシピ数:9
  • 紹介映画:89

 

当記事は半分まで無料で閲覧可能です。また、下記『MOVIE RECIPE1:冒険者たち』が全て無料で閲覧できるようになっていますので、参考までに。

 

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1.『アメリカンスペシャル』

 『アメリカン』とついた映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『アメリカン・ヒストリーX』
  2. 『アメリカン・アサシン』
  3. 『アメリカン・ギャングスター』
  4. 『アメリカン・スナイパー』
  5. 『アメリカン・ビューティー』
  6. 『アメリカン・サイコ』
  7. 『アメリカン・レガシー』
  8. 『アメリカン・ドリーマー』
  9. 『アメリカン・スウィートハート』
  10. 『アメリカン・ジゴロ』
  11. 『アメリカン・ハッスル』

 

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無差別テロで恋人を殺害された青年。復讐心から鍛錬を重ね、一般人だが単独でテロ組織に潜入するまでの実力を持つようになった。その腕を買われ、CIAの工作員にリクルートされる。

 

 

 

 

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NYの麻薬王フランク・ルーカスとそれを追い詰める刑事を描く。

 

 

 

 

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多くの戦果から軍内で「伝説(レジェンド)」と称賛されると共に、敵からは「悪魔」と呼ばれ懸賞金をかけられていた男クリス・カイルが描かれる。キャッチコピーは、「米軍史上最多、160人を射殺した、ひとりの優しい父親」。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

『ジャパニーズ』というのはあまりないから面白いですよね。それは英語だからということもそうなのですが、日本語に戻して考えてみても『日本の暗殺者』とか『日本のジゴロ』という映画は今後も出ることはなさそうです。今後はどれだけここに作品が挙げられるでしょうか。こんなにあるのにまだまだ出てきそうな気配があります。アメリカ人にとってキャッチ―なフレーズなんでしょうか。

 

2.『アメリカン・ニューシネマ』

アメリカン・ニューシネマとは、1960年代後半から1970年代半ばにかけてアメリカでベトナム戦争に邁進する政治に対する、特に戦争に兵士として送られる若者層を中心とした反体制的な人間の心情を綴った映画作品群、およびその反戦ムーブメントである。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『フレンチ・コネクション』
  2. 『ロング・グッドバイ』
  3. 『俺たちに明日はない』
  4. 『明日に向かって撃て!』
  5. 『イージー・ライダー』
  6. 『ファイブ・イージー・ピーセス』
  7. 『ダーティ・ハリー』
  8. 『時計じかけのオレンジ』
  9. 『スケアクロウ』
  10. 『チャイナタウン』
  11. 『カッコーの巣の上で』
  12. 『狼たちの午後』
  13. 『タクシードライバー』
  14. 『M★A★S★H マッシュ』
  15. 『セルピコ』

 

それを終わらせた新時代の映画

  1. 『タワーリング・インフェルノ』(1974年)
  2. 『ジョーズ』(1975年)
  3. 『ロッキー』(1976年
  4. 『スター・ウォーズ』(1977年)

 

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サンフランシスコを舞台に、職務遂行のためには暴力的な手段も辞さないアイルランド系のハリー・キャラハン刑事が、ベトナム帰還兵の偏執狂的連続殺人犯との攻防を繰り広げるアクション映画。

 

 

 

 

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1930年代後半のカリフォルニア州ロサンゼルスを舞台に、私立探偵が偶然にも関わってしまった殺人事件を通じ、誰にも変えられない運命の綾に踊らされる姿を描いたフィルム・ノワールである。

 

 

 

 

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ニューヨーク市警に蔓延する汚職や腐敗に立ち向かう警察官の実話に基づいた作品。主人公であるフランク・セルピコをアル・パチーノが演じている

 

 

 

 

 

それを終わらせた新時代の映画

 

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超高層ビル火災を描いた映画。本作品は1970年代中盤期のいわゆる「パニック映画ブーム」の中でも最高傑作と評されている。

 

 

 

 

ジョーズ

 

とある平和な町の海辺で人を襲い出した巨大なホオジロザメの恐怖と、それに立ち向う人を描いた海洋アクション・スリラー作品である。

 

 

 

 

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ボクシング映画の金字塔であり、スタローンの代表作。フィクションのボクサー映画でこれを超える作品は出ていない。

 

 

 

 

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遠い昔、はるか彼方の銀河系で…。の物語。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

アメリカ市民がベトナム戦争の実態を目の当たりにすることで、ホワイトハウスへの信頼感が崩れていきました。そして戦争に懐疑的になった国民は、アメリカ政府の矛盾点に目を向け、若者のヒッピー化、反体制化が見られ、人種差別、ドラッグ、エスカレートした官憲の暴力性などの現象も顕在化します。そして、それを招いた元凶は政治の腐敗というところに帰結し、アメリカの各地で糾弾運動が巻き起こり、映画界にもこうした『逆らう、自由』というテーマが軸になった映画が流行します。

 

ベトナム戦争は、そうした政府の要人の子供たちなどは除外されていましたから、とにかくそこら中で不満が爆発していたんですね。70年代の半ばになると、このような明るい商業主義的な映画が人気になります。アメリカンニューシネマは『バッドエンド』という共通点がありますが、徐々にその流れも変わってきます。時代に逆らった映画を出しても興行的に失敗しますから、その波に乗せた作品があるのは当然のことですね。失敗したら大赤字となり、最悪の場合は借金に追い込まれ、多くの制作者が路頭に迷いますからね。

 

3.『インディアンを迫害して』

インディアンとは、インド人のことである。だが、本当のインド人ではない。『アメリカ大陸がインドだと思い込んだコロンブス』が彼らを『インディオ(スペイン語)』と呼んだところから始まった。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. ジェロニモ』
  2. ダンス・ウィズ・ウルブズ』
  3. ラストサムライ』
  4. 『レジェンド・オブ・フォール/果てしなき想い』
  5. 『ウィンド・リバー』

 

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1863年頃。『狼と踊る男の決断』『狼と踊る男』。なんだか不思議でよく分からないニックネームだ。だが、それが非常に重要なキーワードとなる。彼にそんな名前をつけた人間は誰か。そして彼らはアメリカ人にとってどういう存在なのか。

 

 

 

 

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アメリカの山奥、元騎兵隊の父と牧場で暮らす3人の息子達。彼等の穏やかな生活は第一次世界大戦の勃発を契機に大きく変わっていく。この作品にもインディアンが関係してくる。

 

 

 

 

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MMIW(先住民女性や少女の失踪・殺人事件を認知させるための運動)を背景に、ウインド・リバーにおける問題への意識を高めるために作られた。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

インディアンや黒人たちは差別される対象にありますが、それは有色人種として、アジア人もその対象です。ということはどういうことかというと、『白人』こそが人間の頂点にいて、その代表なのだという白人至上主義の発想が根付いているということです。そうなった理由は歴史の過去にあります。アングロサクソン人という人種が、ヨーロッパで常に力を持っていました。

 

その中で『KKK』とは、プロテスタントのアングロ・サクソン人(WASP)などの北方系の白人のみがアダムの子孫であり、唯一、魂を持つ、神による選ばれし民として、他の人種から優先され隔離されるべきである、と主張する選民思想団体のこと。彼らをテーマにした映画もたくさんあります。

 

アングロ・サクソンとは、現在のドイツ北岸からグレートブリテン島南部に侵入してきたアングル人、ジュート人、サクソン人のゲルマン系の3つの部族の総称。この中でアングル人が、イングランド人としてイングランドの基礎を築いたため、現在も英米などの英語圏白人をアングロ・サクソン人と呼びます。また、ゲルマン人がローマ帝国を滅ぼしたりしていますよね。

 

  • イングランドの創始者
  • アメリカ人の先祖はイギリス人
  • ローマ帝国を滅ぼした覇者

 

等のいくつかの歴史の決定的な事実が、彼らの目を盲目にしているのです。更にここに、『アーリア人』というヒトラーやヒンズー教のカースト制度も関係する深い深い歴史の闇も関係してきます。簡単に言うと、『人間の中には、自分たちこそ支配する側であり、人間を支配できる権利を持っている』と思い込んでいる人がいるということですね。

 

4.『緊迫の米ソ』

『緊迫の米ソ』をテーマにした映画をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『レッドオクトーバーを追え!』
  2. 『トータル・フィアーズ』
  3. 『クリムゾン・タイド』
  4. 『博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか』
  5. 『13デイズ』
  6. 『ブリッジ・オブ・スパイ』
  7. 『コードネーム U.N.C.L.E.』
  8. 『ハンターキラー 潜航せよ』

 

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1984年11月、冷戦時代の米ソが題材となる。ショーンコネリー演じるソ連潜水艦『レッドオクトーバー』の艦長が、目に見えない敵の魚雷を圧倒的な経験値によって、直感で避けるシーンがある。だがもちろんこの直感とは『偶然を狙った賭け』の類ではなく、魚雷の機能や海中での物理的な動きなど、様々な要素を計算してひねり出したものだった。

 

 

 

 

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ジャック・ライアンシリーズのひとつである。ロシアで前大統領が急死しチェチェン紛争に関して強硬姿勢も辞さない新大統領ネメロフが就任し、米ロ両国の緊迫した関係を改善するため米国はCIAの長官キャボットとその補佐のジャック・ライアンをロシアに派遣する。

 

 

 

 

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1964年のイギリス・アメリカ合作のブラックコメディ映画。冷戦時代のソ連とアメリカの核戦争を風刺している。この映画は、これまでに作られた最高のコメディ映画の一つであると同時に、史上最高の映画の一つであると考えられている。

 

 

 

 

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1962年のキューバ危機を題材にしたサスペンス映画である。同じケネディ大統領を扱った映画『JFK』でも主演を務めたケビン・コスナーを大統領特別補佐官役として迎えた。

 

 

 

 

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東西冷戦の最中の1960年代中盤。CIAとKGBは、核兵器拡散をたくらむ謎多き国際犯罪組織の存在に気付き、この組織を制圧するために、長年の政治的対立を超えて手を組むことになった。そして、直前まで東ベルリンから亡命する東ドイツ人エンジニアの脱出劇を巡り対峙していた、CIAエージェントとKGBエージェントが抜擢される。

 

 

 

 

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ロシア領バレンツ海にて、アメリカ合衆国海軍潜水艦USSタンパベイが何者かに撃沈され、消息を絶つ。軍上層部は詳細を調べるためにジョー・グラス艦長の指揮する潜水艦USSアーカンソーの派遣を決定する。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

この中では『キューバ危機』を扱った『13デイズ』が最も『第三次世界大戦』に近づいた緊張感のある時期を切り取った映画となります。ただ、オリバーストーンのドキュメンタリー映画で、プーチン大統領に『博士の異常な愛情』を見せ、一緒に鑑賞するシーンがあり、プーチンがキューブリックを褒めるシーンがありました。この映画は、これまでに作られた最高のコメディ映画の一つであると同時に、史上最高の映画の一つであると考えられています。

 

また、直接対決じゃなくても水面下に米ソがいた『ベトナム戦争』や『朝鮮戦争』で考えれば、『プラトーン』、『ブラザーフッド』等もここに該当しますね。米ソ冷戦は、お互いに核兵器を保有しているので直接対決をしたらもう世界が終わるということを日本の事例で分かっているので、こうした代理戦争という形以上の結果には至りませんでした。

 

戦争は本当に愚かでしかありませんが、最後のラインは超えない現実を考えると、そこに人間の理性を感じて、私などは希望の光を見てしまいます。戦争の惨劇を見た後に同じことは言えないでしょうけどね。その意味で、『7月4日に生まれて』等も見ごたえがあります。

 

 

『アメリカの地名が入った映画』

『アメリカの地名が入った映画』をピックアップ。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『L.A.ギャング・ストーリー』
  2. 『L.A.コンフィデンシャル』
  3. 『ウィンド・リバー』
  4. 『ウォール・ストリート』
  5. 『エリザベスタウン』
  6. 『カリフォルニア』
  7. 『カリフォルニア・ダウン』
  8. 『キング・オブ・マンハッタン 危険な賭け』
  9. 『ゴースト・オブ・ミシシッピー』
  10. 『ジゴロ・イン・ニューヨーク』
  11. 『デトロイト』
  12. 『ナッシュビル』
  13. 『フィラデルフィア』
  14. 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』
  15. 『マイアミ・バイス』
  16. 『マイ・プライベート・アイダホ』
  17. 『マダム・イン・ニューヨーク』
  18. 『マンチェスター・バイ・ザ・シー 』
  19. 『ミシシッピー・バーニング』
  20. 『ラスベガスをやっつけろ』
  21. 『ラスベガスをぶっつぶせ』
  22. 『ラブ IN ニューヨーク』
  23. 『早熟のアイオワ』

 

 

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1940年代から1950年代のロサンゼルスで起きた実話を基に、ロス市警とギャングの戦いを描く。

 

 

 

 

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1950年代のロス市警。マフィアのボス逮捕による暗黒街の混乱、酔った警官がメキシコ系移民の容疑者に暴行した「血のクリスマス」事件など、騒然としたロスの世相を背景に、カフェで元刑事を含む6人が惨殺された「ナイトアウルの虐殺」事件を捜査するロス市警の3人の警官が、捜査を進めるうちに警察内部の腐敗に直面する人間模様を描いている。

 

 

 

 

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フィラデルフィア

 

エイズとゲイにまつわる偏見を法廷で覆してゆく物語。エイズが疑われる男が、それを理由に首になり、弁護士を雇ってこの問題と対決する。

 

 

 

 

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2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件によって両足を失ったジェフ・ボーマンがブレット・ウィッターとともに2014年に上梓した回顧録『Stronger』を原作としている。

 

 

 

 

マイアミ・バイス

 

1984年から1989年にかけてアメリカ合衆国で放映されたテレビシリーズ『特捜刑事マイアミ・バイス』を劇場用映画としてリメイクした。

 

 

 

 

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マンチェスター・バイ・ザ・シー

 

景色のいい浜辺や景勝地で知られるマンチェスター・バイ・ザ・シー(マンチェスター)での一場面を切り取った映画。兄を亡くし、その子供の後見人に選ばれ、躊躇する弟の葛藤が描かれる。

 

 

 

 

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ラスベガスをぶっつぶせ

 

前述したように、由奔放な青年と重いサヴァン症候群の兄との出会いと兄弟愛、そして人間としての変化を描いたヒューマンドラマである。トムクルーズ演じる弟が、サヴァンの兄の能力を利用してカジノで金儲けしようとするシーンがある。

 

 

 

 

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運営者
運営者のIQから一言。

アメリカの地名は今後もどんどん入ってきそうですね。こちらとしては、地理を覚えるのに便利ですからどんどんやってほしいですね。たくさん映画を観ているうちに、(NYは東なんだ)(LAは西なんだ)(ミシシッピは南なんだ)とか、そうやって場所を覚えていきましたからね。

 

6.『アメリカ史に残るヒーロー』

アメリカ人が選んだアメリカ映画史に残る大人気キャラクター10選。今回はあえてキャラクターの紹介だけに留める。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. ダーティ・ハリー
  2. ターミネーター
  3. バイオハザード
  4. ビバリーヒルズ・コップ
  5. スーパーマン
  6. ロッキー
  7. トゥームレイダー
  8. エイリアン
  9. ダイハード
  10. インディ・ジョーンズ

 

 

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シュワちゃんのT-800。

 

 

 

 

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主人公のアリス・アバーナシー。

 

 

 

 

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スーパーマン

 

ここからは『スーパーマン』が。

 

 

 

 

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ロッキー・バルボア。

 

 

 

 

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主人公のララ・クロフトが。

 

 

 

 

エイリアン

 

エイリアンが。

 

 

 

 

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主人公のジョン・マクレーンが。

 

 

 

 

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そしてここからはインディ・ジョーンズが選ばれた。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

この中に日本発のアリスが含まれているのがすごいですね。その他、『ゴジラ』や黒澤映画等も違うジャンルでランクインすることになりそうです。日本もゲームや漫画のジャンルなら世界で常に1,2位を争う最前線にいますから、マリオやピカチュウ、ファイナルファンタジーとディズニーがコラボした『キングダムハーツ』、様々なゲームキャラがコラボする『スマブラ』等のコンテンツもさることながら、そうして世界に侵食していって、そこから映画のキャラクターとして根付くということはありえそうです。まずはトヨタ車や川崎のバイク、日本食などと同様、侵食することが大事ですからね。

 

7.『ボストンマラソン』

ボストンマラソンは、毎年4月の第3月曜日(愛国者の日)にアメリカ合衆国マサチューセッツ州ボストンで開催される、ワールドアスレティックスエリートプラチナラベルのマラソン大会であり、ワールドマラソンメジャーズの一つである。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『パトリオット・デイ』
  2. 『ボストン ストロング 〜ダメな僕だから英雄になれた〜』

 

 

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2013年のボストンマラソン爆弾テロ事件によって両足を失ったジェフ・ボーマンがブレット・ウィッターとともに2014年に上梓した回顧録『Stronger』を原作としている。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

『パトリオットデイ』は非常に臨場感のある映画で、映画館が緊張感に包まれたのを覚えています。後者も重苦しい印象ですから見るまでに少し時間がかかりましたが、教訓性も高いし、中々いい映画でした。なにより、実在する人の話ですから、むげになどできませんね。

 

 

8.『宇宙開発競争』

宇宙開発競争とは、冷戦中にアメリカ合衆国とソビエト連邦との間で宇宙開発をめぐって戦われた、非公式の競争である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『ガガーリン 世界を変えた108分』
  2. 『ファースト・マン』
  3. 『アポロ13』
  4. 『ライトスタッフ』
  5. 『スペース・ウォーカー』
  6. 『ドリーム』
  7. 『遠い空の向こうに』

 

 

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原作は元NASA技術者のホーマー・ヒッカムによる1998年の回想録『October Sky』で、日本でいう中学三年生・高校一年生の英語の教科書にも載せられている。1957年10月ソ連から打ち上げられた人類初の人工衛星を見たアメリカ合衆国ウエスト・ヴァージニアの小さな炭坑の町の高校生4人が、ロケット作りに挑戦し、ロケット作りを通して、時にはぶつかり、また励まされながら成長していく。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

共産主義ソ連と資本主義アメリカが第二次世界大戦から学んだことは、より高く飛行できる方が敵の行動を監視する優位を得て、兵器の力を制御して、ついには世界の軍事的覇権を勝ち取れるということでした。第三次世界大戦すなわち『冷戦』においては、ドイツのロケット工学に刺激された米・ソは地球外宇宙空間に砲台をもっとも多く保持する者が、全地球上の軍事力を制御できると考えていたといいます。月は、まさに『永遠の』空の優位性をもたらす星だったのです。

 

つまり、米ソがあのようにして宇宙開発競争に躍起になっていた背景には、そういう『空の支配権の強奪戦』の側面もあったわけです。競争の端緒となったのはソ連の人工衛星『スプートニク』でした。

 

  1. 1957年10月:ソ連、最初の人工衛星スプートニク1号
  2. 1961年4月:ソ連、宇宙に最初の人間ユーリ・ガガーリン
  3. 1961年5月:アメリカ、宇宙に最初のアメリカ人アラン・シェパード
  4. 1963年6月:ソ連、宇宙に最初の女性ワレンチナ・テレシコワ
  5. 1965年3月:ソ連、最初の宇宙遊泳アレクセイ・レオーノフ
  6. 1966年2月:アメリカ、最初の月着陸ルナ9号ロボット無人探査機
  7. 1968年12月:アメリカ、月の軌道に最初の人類アポロ8号宇宙飛行士たち
  8. 1969年7月:アメリカ、月に最初の人類アポロ11号飛行士ニール・アームストロングとバズ・オルドリン

 

※アポロ飛行計画の成功は、宇宙開発競争の終わりのはじまりとなった。

 

9.『7月4日』

『7月4日』はアメリカ合衆国の独立記念日である。

今回配合するレシピはこちらです!

 

  1. 『7月4日に生まれて』
  2. 『パトリオット』
  3. 『戦場からの脱出』

 

 

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アメリカがイギリスから独立して『アメリカ合衆国』になる時代を切り取った映画だから、それだけで見ごたえは十分だ。主役のメルギブソンはその戦争のメインキャラクターではなく、あくまでも個人的な戦いとして戦争に参加するところもいい。そっちの戦争も十分見ごたえがある。

 

 

 

 

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ベトナム戦争下で捕虜となった米軍パイロット、ディーター・デングラーの実話を基にした作品で、『捕虜としての囚人生活』から脱出しようとする物語。この映画でも『7月4日』がキーワードとなる。

 

 

 

 

運営者
運営者のIQから一言。

前述したように、アメリカ独立戦争が開戦した4月19日を「愛国者の日」としていますから7月4日と併せて愛国記念日的な日が2回あるということになりますね。戦争を起こした日を記念日とするのは微妙なところですが、『支配から脱却した日』とか、『自由になるために立ち上がった日』などを考えると、それを忘れないために記念日になることは自然かもしれません。

 

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