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第15の言葉|基礎ページ

意味

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にも書いた様に、我々は唯一無二の命を生きている。もうそれだけを熟考するだけで、唯一無二の自分にしか生きることができない人生があることは浮き彫りになる。だが、ここで考えたいのは、『テロリスト』や『異常犯罪者』の一生についてだ。とある歴史に残る猟奇的な殺人者は、死刑が行われるその直前まで、自分の罪を認めることはなかった。

また、死刑が執行される前に、射殺されるテロリスト、あるいは自ら自爆して死んでしまうテロリストたちはどうだ。彼らは皆、『誰にも理解できない唯一無二の命を使い果たした』と評価していいのだろうか。

いや、この言葉のキーワードは『悔いが残らないと心底から思える道』だ。つまり、心の底にある気持ちを理解できていないのであれば、それは本当の自分の気持ちや行動とは言えないのである。

例えば、子供の頃に私利私欲に突き動かされ、犯罪スレスレの行為をしてしまうことがある。だが、あれは別に『犯罪行為がしたい』のではなく、自分の中に湧き出る感情に従っていたら、いつの間にか一線を越えてしまっただけに過ぎない。

浮気をした人、塀の中に入った人、そのほとんどは自分のやってしまった行為に対し、反省し、後悔している。

おかしい。

自分のやった行動が、全て自分の本当の気持ちなのであれば、後悔することなどなかったはずだ。つまり、人間というものは、シェイクスピアの言うように、

自分の本心ではない、本心を惑わす、本心かと思い間違いかねない『悪い糸』の存在を『知らない』者が多い。その糸の存在を知らないからこそ、湧き出たその感情が全て『自分の心底の感情』だと思い間違いをしてしまい、

今手に入れるべきだ

とか、

今そうするべきだ

といった具合に、その感情に従ってしまうのである。そして一線を越えてしまう。その糸の存在を『その糸だって自分の本質の一部だ』と解釈するのは残念ながら無知だ。私が話をしているのは『人生』の話だ。それは文字通り、『人間の一生』のことだ。このたった一度の人生で、悔いが残らないと心底から思える道を知っているのは、この世でたった一人だ。だが、その道を導き出すのは『悪い糸』ではなく、『良い糸』の方なのだ。

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