意味
不幸がないというのなら、天災、家族の死、不治の病、不慮の事故といったものの存在はどうなるのか、という話になる。それが『ある』のに、『ない』などというのは言語道断であり、断じて許されることではない。そういう強い思いが湧き上がってくるのを覚える。人間だからだ。人間だから、そういう思いに突き動かされるのだ。
だが、その不幸を、『教訓』として生かしたり、『糧』にして蓄えたりする選択肢がこの世には存在することを、どう思うだろうか。
ケニアの初代大統領、ジョモ・ケニヤッタはこう言い、
『私はまた、私の敵にも感謝しなければならない。彼らが、私を失望させようとしたことがかえってこの仕事をやり通す力を私に与えたのである。』(ジョモ・ケニヤッタ)
アメリカの作家、ホイットマンは言った。
『君が教訓を学んだ相手は、君を賞賛し、親切をほどこし、味方になってくれた人々だけだったのか?君を排斥し、論争した人々からも大切な教訓を学ばなかったのか?』(ホイットマン)
人間というものは考え方次第で、目の前の光景が善にも悪にも映る。
ドイツの精神科医ヤスパースは言う。
『もし、悪があるというのなら、それは私たちの意志なのだ。私たちの意志こそ悪でありえるのだ。』(ヤスパース)
そもそも、『善と悪』、『幸や不幸』といったものは、一体なんなのだろうか。
ドイツの詩人、シレジウスは言った。
『薔薇はなぜという理由もなく咲いている。薔薇はただ咲くべく咲いている。薔薇は自分自身を気にしない。人が見ているかどうかも問題にしない。』(シレジウス)
あなたは下記の記事を見ても、『善と悪』、『幸や不幸』について断言できるだろうか。
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