もし自分の会社が梯子の上から二番目にいるとしたら、まず自分の上段にいる会社の強みを研究する。そして、そのエッセンスを見つけ出し、顧客にそれと反対のものを提供する。上が激安であれば、自社は高級品だとか。スポーツカーであれば、ハイブリッドカーだとか。つまり、相手の上を行こうとしないで、相手との差別化を図るのである。相手を真似て追いつこうとするのではなく、まったく別の走り方をする対抗馬として、レースをするべきなのである。そうすれば、相手が取りに行けない市場を取ることができる。
参考文献
マーケティング22の法則