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エジソン『私は失敗などしていないよ。1万通りのダメな方法を見つけただけだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

エジソンは小学校の低学年の頃、先生に『この子はおつむが弱いから授業についていけない』と決めつけられ、学校から追い出されてしまった。初等教育さえも受ける脳力がないことをトーマス・エジソン本人に知らしめたのは、先生という名の権威者であった。もしエジソンがこの先生の指導に従っていたとしたら、その後の彼の人生はどうなっていたことだろう。

──▲ナポレオン・ヒル『成功哲学』抜粋

 

例えば、色のついた液体が無数にあるとしよう。その液体の何色かと何色かを組み合わせれば、歴史的な『新製品』が誕生するという状況だ。だが、同じように、何色かと何色かを組み合わせてしまえば、例えば、爆発してしまう。『混ぜるな危険』である。

 

何色

 

ある日記者は言った。

 

記者
どうして1万回もの失敗をして、諦めなかったのですか?

 

そしてエジソンは言ったのだ。

 

エジソン
私は失敗などしていないよ。1万通りのダメな方法を見つけただけだ。

 

もしエジソンが、『他の科学者の為にあらかじめ、混ぜたら危険な液体の組み合わせを調査していた』としたら、この話は実に論理的な話になるではないか。彼は、後の彼以外の誰かが、自分と同じ過ちをしないように、説明書の空白を埋めたのだ。『混ぜるな危険』という名の、空白を。

 

実験は必ずしも、製品化だけが成功なのではない。例えばポスト・イットのように、失敗から導き出される製品もあるのだ。そう考えたら、エジソンと記者との間にある差が浮き彫りになる。そして、かつての『先生』とエジソンの間にもだ。もちろん『先生』が言ったように、エジソンが落ちこぼれなのではない。実際はその逆なのだ。

 

孔子の言葉を通しても以前書いたが、

 

なまじ、『先生』などという図式に甘んじて見誤った彼の罪は大きい。そもそも、『先生と記者』は、なぜ自分の考え方が正しい(一般的、常識的)と思ったのか。まず考えるべきなのは、その根本である。この言葉の奥行きを更に広げる為には、下記にリンクした黄金律を見るのが良いだろう。

 

 

 

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