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アインシュタイン『すべての物理学の理論は、数式は別にして「子供達でさえも理解できるように」簡単に説明するべきである。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

レオナルド・ダヴィンチは言った。

 

ここに書いたが、

 

複雑な話を複雑怪奇にしていた方が、自分に対して称賛の目を向けてもらえて、優越感に浸れるし、人を見下せるし、努力した甲斐があるし、人より優位に立てる

 

等と思っているような人間は、賢い人間ではない。あるいはそういう利己が働いていない場合でも、『尾崎行雄』と『福沢諭吉』のこの話のようなケースでもこれが当てはまる。

 

ある日、筆一本で食べていこうと決めた尾崎が、福沢に、『識者(物事の正しい判断力を持っている人。見識のある人)』にさえわかってもらえればそれでいいからそういう本を書きたいと話したところ、福沢は、

 

福沢諭吉
馬鹿者!

 

と一喝した後、こう言った。

 

 

monkey

 

この場合、尾崎行雄はとても『賢い』。なぜなら『本を書く』のだ。それは賢い人がやることだ。しかもその対象者が『識者』なのだから、その内容は極めて賢いのである。だが、『もっと賢い』のが福沢諭吉だというのだ。この点において、ダヴィンチやアインシュタインと意見が一致している。『人間』とは、『識者』だけではないのだ。むしろ識者など数で言えば、2割ほどしかいないのである。

 

では、地球が破滅してどこか違う惑星に移住するという事になった時、『2割しか(宇宙)船に乗れない』場合、人間はどういう人間をそこに選出するだろうか。

 

 

皇族、識者、権力者といった、要人だけだろうか。それで本当に残りの8割は、文句を言わないだろうか。不公平ではないだろうか。公明正大な選択だと言えるだろうか。人間としてその考え方は、本当に合っているだろうか。一見すると、『2割信仰者』の方向が正しいようにも見える。だが、倫理的に考えると、間違っているようにも見える。こういう時、偉人中の偉人であれば、

 

私の命はいらないから、皆で逃げなさい。

 

と言うだろう。この視点があるかないかが、人間としての器を決めるのだ。

 

 

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