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ヴォルテール『この世の中で成功するには、力ずくで、死ぬまで剣を腕より離さないことだ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

この言葉を短絡的に考えると、テロリストの人生の正当化になる。だが、冷静に考えて、偉人たる人間がそういう過激なことは言わない。言わないから、偉人、知者、賢者として歴史に残っているのである。もちろん中には、ヒトラースターリンの様な人間もいるわけで、偉人であれば全ての人間が知者であるということにはならない。だが、もしそういう過激な言葉であったとしても、私という『ろ過装置』を通すから問題ない。大船に乗ったつもりで文章を読んでいい。

 

もっとも、ニーチェの言う通り、

『論理は完全な虚構の見本である。現実の中には論理などは存在せず、現実はまったく別の複雑極まりないものである。我々は実際の出来事を思考においていわば簡略化装置で濾過するように、この虚構を図式化することによって記号化し、論理的プロセスとして伝達および認識可能なものとする。』

 

 

どちらにせよ論理は『ろ過された記号』である。『記号』とは、人間が認識できるような文字や概念のことだから、偉人が真理に目を向け、それをろ過して記号化し、更にそれを私がろ過するというのだから、逆にちょっと心配である。私によって曲解される可能性があるからだ。

 

さて、そんなところまで発想を絞り上げたら、大分心も整うだろう。そもそも私は『成功』という言葉を使うこと自体が間違っていると考えるが、だが、確かに『成功』はある。例えば、ボールを投げて、バスケットゴールに入れようとし、それが本当に入ったなら、それは『成功』である。

 

 

そんな考え方で『成功』を考えたいが、だとしたらここで出てくるのはこんな言葉だ。

 

フランスの初代大統領、シャルル・ド・ゴールは言った。

 

換えの剣などない。我々が生きているのは、たった一度の人生だ。そんな中、その剣を命燃え尽きる最後の瞬間まで握りしめ、人生を生き貫く。こんなことが出来る人間がいたとしたら、それは、自分の人生に打ち克った人間なのである。そしてその『剣』が『人を殺傷する為の武器』だと思っているのであれば、それは単なる『援用』である。私にもそういう時期はあった。つまり、援用した人間は、かつての私と同じ、未熟な時期にいるのである。その時の私は10代~20代前半だ。あの頃の私などほとんど思考を放棄して生きている。私なら、思考を放棄しているような馬鹿と同じ階層にいることに恥を覚え、さっさと自分の登るべき階段に目を移す。

 

 

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