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稲盛和夫『50人の従業員がいれば50とおりの個性があるわけで、リーダーがそれを束ねてひとつの方向に導いていかなければ会社はバラバラになってしまう。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

運営者
ふむ…。

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目次

考察

『50人の従業員がいれば50とおりの個性があるわけで、リーダーがそれを束ねてひとつの方向に導いていかなければ会社はバラバラになってしまう。そして、従業員にとってたんに居心地がいいだけの甘い会社は、いずれうまくいかなくなります。リーダーは揺るぎない信念で、「いまこの会社にとって何が正しいことなのか」を従業員に説き続けなければなりません。』

 

 

人数が増えれば増えるほど、リーダーの責任は大きい。没我的であることは当たり前で、そこにいる人間全員が不平不満を言わないような組織作りに貢献する責務があり、会社を、一つの『人格』として考える気持ちがなければならない。つまり、『所有物』ではないのだ。それを勘違いすると、越権行為が横行する。

 

私はそれがわかっているから、会社を経営していても、人を増やす気にならない。病気の社員の面倒で手がいっぱいということもあるが、別にそれを言い訳にするつもりはまったくなく、それよりも私の心底の本音が、規模の拡大に比例する責任の増大に、『窮屈さ』を感じているのである。これは私が、長い間親にキリスト教徒であることを強要され続け、『自由』に対してひどく執着があるということが、大きな要因の一つになっているのである。

 

 

だが、同じくらい『責任感』もあるのだ。私が拝金的であり、社員を『駒』のように考えているのであれば、見栄と虚勢に支配され、虚像の城を急いで建設し、『膨張』路線をひた走ることもあるだろうが、私はその行為に『恥』を覚えている。私は絶対に外部要因の力で自分の生き方を決めることは無い。その理由は書いたとおりだ。だが、いつか本気で自分の仕事を展開させようと思った時は、その時は『会社=一つの人格』として考え、稲盛和夫も松下幸之助も納得させるような理念を持った会社にしていきたいと考えている。

 

だが、今は本気でそう思っていないので、思っていないのにそれを無理やりやることは絶対にない。中途半端な形に終わるだけだからだ。人も傷つけるだろう。私の心には、偉人の言う大義に触れるとき、確かにそれに賛同する自分がいるわけだ。その自分の一面が今後勢力を増して来たとき、私の次なる章が始まるのである。それまでは『圧倒的な準備期間』だ。ここをおろそかにして前には絶対に進めない。

 

リンカーンは言った。

 

 

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