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稲盛和夫『その動機は善なりや、私心なかりしか。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

動機が不純で、拝金的。こういう人間や企業は、淘汰される。

 

もう、上の1行がすべてだ。この真理、例えば『膨張と成長の違い』を『経営の教科書』で見て以来、膨張的な人間に対し、常にアンテナを張っていたが、なんとまあ、面白いように淘汰されてきている。彼らの共通点は、『我々は淘汰されない』、つまり『我々は勝ち組だ』、という恍惚的な態度を取るところだ。自己陶酔しているのだ。そういう似た類の共鳴できる徒党を作って、それで慰め合うのである。

 

自己陶酔

 

しかもそれを『慰め合い』だとは思っておらず、『鼓舞し合っている』、『刺激的な良い関係』、『切磋琢磨出来る関係』などと詭弁を言ってメッキを貼るのだから、悪循環だ。『狭い世界』で生きているとそうなる。考え方が固執し、偏り、歪曲し、そしてそれを『金』という研磨剤でもって磨き上げるものだから、まあ本人たちは『矯正する』発想などなく、むしろその逆で、『(メッキに)磨きをかける』ことしか念頭にない。

 

自分本位な人間は淘汰されるようになっている。淘汰されたければやるがいい。私もかつて、淘汰された人間の一人だ。人間の成長のペースは人それぞれだ。傲慢な人間は、自分で実際に歩いてみて、そこに壁があるということを自分で確かめなければ信用できない、という人もいる。そういう人は、真理を耳で聞いても腑に落ちない。だから自分で一度確かめる必要がある。膨張と成長は違うということを。もちろん、壁にぶつかってもその壁を認めない人間や、そこで挫折して人生を放棄してしまう人間もいるから、注意が必要だ。

 

挫折

 

『その動機は善なりや、私心なかりしか。』

 

例えば、東芝の問題を考えてみる。原発の問題、震災、そして不正会計処理をして、真実を捏造・隠蔽し、多くの人間を欺き、事業の収縮、人員の削減を余儀なくされた。受けたダメージは甚大である。では、この一連の流れで、一体何が間違っていたのだろうか。どこから間違っていたのだろうか。稲盛和夫はどうこたえるだろうか。そして真理は、どうこたえるだろうか。

 

 

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