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美輪明宏『人から多くの好意を寄せられる人は、その分多くの嫉妬も受ける。美しく生まれた人にはそれがハンデとなる。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

私もそれらの人間の悪しき感情に、心を乗っ取られ、闇に侵されたことがある。それは、少し繊細な人間だったら、誰しもが経験があることだ。私も小学生の頃によくそういう経験をした、という印象が強い。

 

その理由は単純に、私が繊細な心を持っているということ、そして、その当時の私の精神が未熟であり、同時に周りにいた同級生たちも未熟だった、ということが理由に挙げられるのである。

 

 

『出る杭は打たれる』とはよく言ったものだ。私はその時期から、常にそのことに敏感であり、『出て打たれて、損をするばかりだ』という考え方で、自分の意見や能力を前に出すことについて、引っ込み思案になっていった。

 

別に出す必要はないのだ。出したところで、何にもならない。何かを得るかと言えばむしろ逆で、そういう人間の禍々しい負の一面を見るだけで、嫌な思いをするだけだった。

 

時は流れ、壮絶な半生を過ごした。そして私は、ようやく『前に出て打たれることを避けて、たった一度の人生に悔いを残すぐらいだったら、前に出て打たれた方がマシだ』という考え方に至るようになった。

 

嫉妬や見栄、暴力や隠蔽に支配された人間は、本当に醜い姿だ。だが、あらゆる事実を学んでいくと、むしろそういう人たちは『哀れ』であり、『闘いに負けている人』であることを知っていくと、逆にこちらが模範的な人生を送って教えてあげなければならない、という責任感と心の平安さに繋がっていった。

 

ダンテはこう言い、

 

ドストエフスキーは言った。

 

我々は、嫉妬や執着を含めたあらゆる負の心に、打ち克たなければならない使命を持っている。それに『負けた』人間が、ここでいう『醜い人間』なのだ。

 

本当に強い人間、本当の勝者という人間がどういう人間なのか、『人から多くの好意を寄せられる』という地位に甘んじていないで、どうせなら人間を究めて、戦いに勝利する為に、勇敢に挑んでいかなければならない。

 

 

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