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美輪明宏『親が死んでも子供が一人で生きていけるよう、厳しく接するのも愛情。可愛い子には旅をさせよ。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

美輪明宏はこうも言ったが、

 

水をあげる方がよっぽど簡単で、あげた方が喜ぶ顔が見れるし、あげないことによる不和を避けることができる。従って、とても『楽』だ。その方が断然、楽であり、難易度は易しい。

 

だが、真の愛情を考えた時、『自分が生きている間に成長を見届けたい』という親の意見は、首をかしげざるを得ない。

 

死ぬ間際まで『損な役』に徹し、『現在の子供』に嫌われる覚悟で、生涯を生き貫き、『糧』となる。こういう人間がいるなら、その人間は親の鏡であり、教育者の鏡だ。

 

『現在の子供』の状況など、常に未熟である。従って、その子供が将来、今の未熟な状態よりも、はるかに高みに上ってもらう為には、『現在の子供』が理解できない指導・教育をしなければならない。

 

例えば、現在の子供は、飴玉をあげると喜ぶとする。だとすると、飴玉は絶対にあげない。あげるのは、『真珠』であり、『小判』だ。

 

しかし、その価値は現在の子供に理解することはできない。そんなことよりも、目先の、自分の頭で理解できる価値のものを貰いたいと思い、それを押し付ける親や教育者を、忌み嫌うようになるだろう。

 

だが、そんな子供も、いずれは大人になる。そして気づかされるだろう。自分の親は、最高の教育者だったのだということを。そしてこう思うだろう。

『それなのに自分は、生きている間に理解することが出来ず、忌み嫌ってばかりいて、軽蔑していた。なんという愚かなことをしてしまったのだろうか。

 

だが、それでも彼・彼女は、何も言い訳をせず、私に対する一流の指導・教育に徹してくれていた。自分の命が終わるその瞬間まで、自分の姿勢を崩さないでくれていた。

 

今、大人になってみてわかる。親になってみてわかる。親が、子供に誤解されることが、どれほど辛い事かということを。しかし、真の愛とは、対象の為に損な役を買って出て、糧になることを志願することだ。私はかつて『親のようにはならない』と言い聞かせて、そのエネルギーでこの半生を生きて来た。

 

しかし、そのエネルギーの捻出は、決して自分一人の実力ではなく、見えないところで、彼・彼女が糧となってくれていたのだ。彼らから受け継いだこの命と、注がれた真の愛情は、これからも子々孫々に受け継いでいかなければならない。』

 

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