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老子『知恵深き人は勝っても喜ぶことをしない。戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

偉人

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ふむ…。

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目次

考察

『知恵深き人は(戦に)勝っても喜ぶことをしない。 戦勝を喜ぶことは殺人を喜ぶことを意味する。』

 

『孫子の兵法』の極意を、『戦わずして勝つ』とする人間が後を絶たない。だが、もしも孫子の兵法の極意がそんなものなのだとしたら、その価値の正当性は疑わしい。

 

『勝つ』と同時に、この世に現れるのは『敗者』だ。その敗者を見下し、高笑いする為に用意された兵法なのであれば、そんなもの、単なる子供のいたずら書きと同じだ。

 

違う。『戦わずして勝つ』のではない。『戦わずして、負けない』のだ。それが孫子の兵法の極意だ。

 

それならば、老若男女、全ての人間が腑に落ちることになる。『戦わない』と言っても、戦いがあるのがこの世の中。しかし、だからといってその戦いに積極的に参加し、あるいは『殺されるくらいなら殺す』という考え方をするのは、決して人間がはじき出せる『最終到達地点』ではない。

 

 

しかし、『戦わずして負けない』ということなのであれば、例えばガンジーがこう言った様に、

 

この様な無暴力の姿勢を貫くことが、その範囲内となる。ガンジーはこうも言った。

 

無暴力を貫くことは、決して相手に屈したことにはならない。別に殺さずとも、罠にはめて捕らえればいいのだ。そうしたらもしかしたら誤解が解けて、いつか強力な友になる可能性もあるかもしれない。その機会損失を考えられない人間に、『知者』などいないのである。

 

 

 

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