目次
考察
何しろ、折れてしまったらもう終わりだ。この場合、折れるということは、そういうことである。
『不易流行』とは、変えるべきところは変え、変えないべきところは変えない、という教え、戒め、心構え、教訓である。
フォスディックは言った。
人生は自分の思い通りにならない。なるわけがないのだ。最初から死が決まっているのだから。その時点でもはや、逆らえない運命を背負った儚い命なのだ。
だがそれを理解した上でも『生きる』ということは、矛盾しているだろうか。どうせ死ぬのに、一生懸命生きても仕方がない。私の様な完璧主義者であれば、そういう風に考えることもあるはずだ。
だが、ここはひとつ考え方を変えて、(だとしたら命を使い切ってやる)という方向で奮起することはどうだ。
ドイツの小説家、トーマス・マンは言った。
最後の最後まで諦めない。そこには高潔な命の灯の尊さがある。
[adrotate banner=”7″]
関連する『黄金律』
あわせて読みたい


『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』
第32の黄金律 『流動変化が避けられないことを知っているかどうかは、人間の運命を大きく変える。』 流動変化するこの世の真理を知り、それに最適化し続けよ。 &...
あわせて読みたい


『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』
第33の黄金律 『前進あるのみ。それ以外は後退だ。』 停滞は後退。人は生まれた時から老化していて、この世は流動変化している。 『前進をしない...
フランスの諺一覧
あわせて読みたい


フランスの諺一覧
諺一覧 『度を越すと、ものみな悪となる。』 『折れるより、曲がるがまし。』 『機会が人を見捨てるよりも、人が機会を見捨てるほうが多い。』 『思いやりは友をつくる...