イチロー『逆風は嫌いではなく、ありがたい。どんなことも、逆風がなければ次のステップにいけないから。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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考察

この発想を持てるかどうかだ。逆風が吹かなければ、『苦労』しない。苦労しないということは、そこにあるのは『楽』である。いや、楽をしている、手を抜いているつもりはないのだが、『慣れ』てきたのだ。だから、それをこなすことは容易になった。かつてほど、苦労はしなくなった。

 

だが、人間が成長する為には、苦労しなければならない。例えば、筋肉が太くなる理由は、トレーニングで傷ついたり、切れたりした筋繊維が、たんぱく質と休養によって補修され、そして、以前よりも強くて太い筋繊維となって復活する『超回復』と言われる現象が積み重なるからだ。

 

 

つまり、まず最初に『負荷』がかかることが絶対条件。そして肉体が、その負荷に（次こそは耐えるぞ）と言わんばかりに、増強されて、太くなる。だとしたら、逆風が吹くということは、自分にとって『強化のチャンス』がやってきたというとだ。それを向上心がある人間が喜ばないわけがない。むしろ、このまま楽をして、怠惰に甘んじ、マンネリ化して、腐り、廃れていくことと比較した時、その目の前の逆風は、むしろ『痛気持ちいい』。

 

単なる『痛い』で終わらせない。その痛みをむしろ楽しむ。ボディビルダーなどは当たり前の話で、向上心がある人間、人間が成長していく仕組みを理解している人間は、逆風を追い風に変える技術を持っているのである。

 

 

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もう一つの内省

自分に対して厳しい状況に置かれた場合に、ありがたいの意識の前に辛いとマイナスの感情が生まれてしまうことが多い。

マイナスの感情になってしまう場合は前に進むことが難しい状態になってしまうので、どんな場面であってもポジティブなプラス思考を持つよう意識していきたい。

 

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