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林語堂『自分の仕事が自分に適していて好きだということは、われわれの望みうる最上のことである』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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考察

好きな仕事が出来るということは、人生の半分が鬱にならないで済むということだ。よく私はサラリーマンの人間に質問するのだが、会社の大小に全く関わらず、彼らは口を揃えて『土曜日(次の日が休日)夜』が一番楽しくて、『日曜日(次の日が出勤)の夜』が一番『鬱』であると言うのだ。いや私にもよくわかる。私もかつて、そういう流れの中で人生を生きていた。そして、その流れが『心底』嫌だったから、自分で流れを変えたのである。

 

サザエさんシンドローム』とは、日曜日の夕方から深夜、特に18:30から19:00にかけてフジテレビ系列で放送される『サザエさん』を見た後、「翌日からまた通学・仕事をしなければならない」という現実に直面して憂鬱になり、体調不良や倦怠感を訴える症状の俗称である。同じような症例の『ブルーマンデー症候群(Blue Monday)』も、意味は同じである。

 

この様な概念が浸透している事実からもわかるように、人々は皆、仕事が『嫌い』なのだ。嫌々やっている。仕方がない。生活の為だ。家族の為だ。働かなくていいならそうするが、働かなければいけないことは国民の義務の一つだし、それにお金がなければ何もできない。子供を学校に行かせることも、食事を食べさせることも、家族で旅行に行くこともできない。

 

 

だから仕方がないのだ。『義務』なのだ。義務とは、窮屈なのだ。そう言い聞かせて、人々は皆人生の半分を『窮屈な時間』だと諦めるから、そういう気持ちになってしまうのである。しかし、クリントン政権下でゴア副大統領の首席スピーチライターを務めたダニエル・ピンクは、著書『モチベーション3.0』でこう書いている。

『ワークライフバランス(仕事と遊びのバランス)』という概念を考え直すべき一幕である。『仕事とは関連性のない”遊び”だけを楽しめて、人生で取り組む真剣な仕事を、”耐えがたい重荷”として耐えなければならない、と信じる理由はもはや存在しない。仕事と遊びの境界が人為的なものだと気づけば、問題の本質を掌握し、もっと生きがいのある人生の創造という難題に取り掛かれる』

 

 

もし、その『窮屈な仕事の時間』が『最高にクリエイティブな時間』であれば、単純に考えて、人生はそこから2倍の楽しさに跳ね上がることになる。しかし、『好きな仕事』など本当にあるのだろうか。あるのは『自分の心』だけではないのか。その心が、その仕事をどう捉えるかだけではないのか。

 

 

 

 

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