偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
高杉晋作、木戸孝允、伊藤博文らを輩出した塾の長であり、精神的な要。日米修好通商条約を結んだ幕府を激しく批判し、老中暗殺を計画。危険分子とみなされ、井伊直弼の『安政の大獄』によって死刑を命じられた。
死刑執行の獄中から松陰が、弟子の高杉晋作に宛てた手紙の中で書いたのが、この言葉である。この命を懸けた覚悟が高杉に連鎖し、高杉は倒幕を成し遂げることになる。
たった一度のこの人生。クレームを怖がって作られるテレビ慣れして、平和ボケした我々は今、『大義のために死ぬ』と言っても、過激派か何かの奇行かなにかだとしか思わないだろう。かくいう私であっても、その言葉を言うことには抵抗がある。私は過激派ではないからだ。
しかし、いかに多くのファンを獲得し、いかに人からの共感を得て、いかに充実した人生を送るかを考えている人間は、死について、人生について思慮浅い、平和ボケして想像力の欠如した『凡人』である。
それらは結果。後からついてくるものであって、最初に追い求めるものではない。自分自身がたった一度のこの人生で、貫かなければ悔いの残る人生の生き方はなにか。本当はわかっているはずだ。我々は、たった一度の人生を生きているのだ。
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