偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

ふむ…。
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目次
考察
孔子に次いで儒教の重要人物と言われる孟子。それゆえに儒教は、『孔孟教』と言われることもあるという。この言葉は上級編だ。ソクラテスは言う。
本を読めと言ったり、それを真に受けるなと言ったり、混乱してしまうではないか。だから上級編だ。簡単に言うと『自信を付けることは大いに結構である。だが、過信はするな』ということなのである。『情報操作』という言葉を聞いたことがあるはずだが、例えば『赤壁の戦い(レッドクリフ)』で周瑜が操った『メタの世界』とは、その『情報操作』だ。表面の主導権を譲り、水面下の主導権を得る。これが『メタの世界』だ。
同じように、表面や直面した事実をそのまま真に受け止め、真実を把握したような気分になり、思い上がってはならない。思い上がればそれが仇となり、叡智を得たはずが、逆にウイルスを混入させられたということになってしまう。
キリスト教の『7つの大罪』にも、強欲、傲慢、怠惰があるが、全てを得たつもりになって『無知の知』を忘れ、傲慢不遜に陥り、知性を追うことを怠けるような、欲深き人間に成り下がってはならない。
あくまでも『無知の知』を理解した上で、知を探究するのだ。ただし、本を本当にたくさん読んでいる人なら、あまりこういうウイルスを混入させられることはないだろう。読んでいるうちに見識が身についてきて、善悪と真偽に対する判断力が養われていく。
それはつまり、カナダの公認会計士、キングスレイ・ウォードに言わせてみれば、
ということなのである。本を読んでそれをただ真に受けるような人は、まだ『本を読んでいない』のかもしれない。
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