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松下幸之助『雨が降れば傘をさす。』

偉人たちの言葉に潜む『黄金律』を見抜け

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ふむ…。

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目次

考察

ソ連の作家、エレンブルグは言う。

 

イギリスの作家、アラン・シリトーは言う。

 

芸術家の魯山人は言う。

 

ロシアの劇作家チェーホフは言う。

 

ドイツの哲学者ショーペン・ハウエルは言う。

 

人生は最初からそうだ。流動している。雨が降れば傘をさす。それだけのことである。あるいは、私が好きなのはこんな歌詞だ。

『雨の日 傘ささなきゃ ずぶ濡れになるだろう。その程度さ。笑うだけさ。』

by hide『OBLAAT』

 

雨が降って、傘をささなきゃずぶ濡れになる。だが、たかがそれだけ。人間以外の動物や生命は、傘をさすことなどしない。

 

傘

 

私は雨を嫌った時期があった。気分が落ちるし、遠足や運動会があると、それらは中止になる。濡れるし、寒いし、汚れるし。それらが重なったとき、なんだかみじめになる。

 

だが、人生を前に進めるごとに、『雨が降らなければ困る事実がある』ということを知っていった。雨が降らなければ作物が育たず、米不足にも水不足にもなる。それに、この世には雨が好きな人もいるのだ。そう考えると、自分のエゴだけで『雨など降らなければいい』と考えるのは大きな間違いだということを知った。

 

一年中天気が晴れだったらどうだろうか。砂漠で遭難する中、雨が降ったらどう思うだろうか。『雨』に対する人間の見解は、人それぞれでありケースバイケース。かつての私のように忌み嫌う人もいるだろうし、涙を流して雨を浴びて、生きる喜びに浸る人もいるだろう。

 

砂漠

 

『雨が降れば傘をさす。』

 

そう考えると、『雨』に対して大げさに反応することはない。傘をさしたければさせばいいし、ずぶ濡れになりたければ傘をささなければいい。その程度だ。こんな話は、別にどうってことはない話だ。

 

松下幸之助が経営者だったことを考えて、この言葉が『苦境』や『赤字』のような窮地であるということを想像してみてもそうだ。そうなったなら、それに対して淡々と対応すればいい。もし、『このまま雨など降らない』と思っていたのであれば、それはそう思っていた人間の考え方の方が真理から逸れている。正すのは真理ではなく、人間の方だ。見るべきなのは以下の黄金律だ。

 

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